
転職をするときなど新しい世界に乗り出すときに
経験がないから・・・
という理由で諦める人がいます
新人と経験者では経験者の方が優れていると考えがちですが、これはまちがいです

必ずしも経験者が新人より優れているわけではない
経験者はすでに持っている知識やスキルに満足し、これまでと同じ方法や手順にしたがい仕事をします
そのため、経験者を新しく雇い入れても
- コミュニケーションが満足に図れない
- 思うような成果の上がらない
など、ミスマッチを起こす危険性もあります
その点、新人は経験を持っていないため、新しい仕組みに馴染むように臨機応変に行動し、猛烈に努力をします
新しい物事に挑む時に、人は情熱的に勤勉になります
この記事では、変化の激しい時代に新たな挑戦をする人に向けて、新人が持つ臨機応変力について解説をします
新人が持つ武器
これまで経験をしたのない業界で働くためには、臨機応変に対応するしかありません
そのためには、まず周囲の状況を確認しながら学ぶことが大切です
そして、状況に合わせて臨機応変に対応する努力が必要になります

人は未来を予測することが苦手
経験者であれば、ある程度の未来予測は可能ですが、新人であれば何をどうすればよいのかわかりません
目の前の課題を一つずつクリアするためには、臨機応変に対応しながら地図のない道を進むしかありません
大変なことのように思うかもしれませんが、仕事に集中して成果を出すという点においては、経験者より新人の方が成果を出しやすい状況にあるともいえます
新人は目の前の課題に一点集中するため、マルチタスクなりにくいからです
また一つの仕事に対する集中力が高いため、ミスをしにくくサボることもありません
コツコツ目の前のことに集中し、高い成果を出せる可能性もあります
一方、経験者はこれまでの仕事と新しい仕事の両方に取り組む傾向にあるため、マルチタスクになりがちになります
マルチタスクになると、目の前の仕事に集中せずに注意が散漫になるため、ミスが増え仕事の処理速度も上がらないため、成果も上がりにくくなります
新しいことを探究する好奇心と目の前のことに集中する力が、新人が持っている武器になります
地図のない道を勇気を持って進んでいきましょう
初めての体験がもたらす情熱
多くの人は初めての体験をすることに好奇心を覚えて、モチベーションが上がります
一方、既存の体験の繰り返しは、感動が薄れモチベーションの低下に繋がります
情熱を維持するためには
- いつものやり方を変える
- 目標を上げる
など、自分の行動に制限をかけたり、ゲーム化したりなど工夫が大切です
ずーっと同じことを繰り返すより、人は新しいことをする方が挫けません

勉強やダイエットが続かないのは、やり方を変えないから
諦めずに続けることは大切ですが、やり方を変えるなどの工夫をしなければ、成果は下がります
いつもしている作業があるのなら、
- 時間を短縮する
- ミスの起こらないようにする
など、工夫をするようにしましょう
そうすることでモチベーションを高く保つことができます
制約を想像力に変える力
工夫をすることが難しいと感じる人は、資源を制限するようにしましょう
資源とは手持ちの道具や時間などのリソースです
人は資源がないと工夫してなんとかしようとします

他のもので代用するアドリブ力=臨機応変に対応する力だ
逆に、手持ちの道具や時間が増えると人の創造性は下がります
資源が多すぎると持っているものを利用しようとするあまり、逆にアイデアに結びづらくなります
資源をたくさん持っていると、
なんとかしようと思わない→なんとかなる
と思ってしまうからです
大切なのは、頭を使うことです
他の人が当たり前に持っているものを持っていないと、今ある資源を使ってなんとかしようとします
そうすることで創造性が高まり、これまでと違うものを発見することができます
まとめ
新しいことに挑戦するための臨機応変力について解説をしました
新しいことに挑戦して成果を上げるためには、新しいことを学ぶ姿勢と状況に合わせて臨機応変に対応する力が必要です
目の前のことに集中して、一つ一つ課題をクリアすることが大切です
また、毎日の仕事のモチベーションを上げるためには新しいことへの挑戦が不可欠です
同じことを繰り返すと感動することがなくなり、仕事に飽きてしまうからです
飽きないようにするためには、資源に制約がかけて創造性が高めることです
新人は経験者よりも知識やスキルに乏しいため、いま持っているものでなんとかしようと創造性にブーストをかけます
そうすることで新しい仕事のやり方や時間の使い方を思いつき、モチベーションアップにつなげることもできます
変化の激しい時代には、自らも変化をしていく必要があります
そのためには、いま所属してる場所に居続けるのではなく、新しい場所で活躍することも大切です
快適な場所から少し飛び出して、成長を感じられる環境に身を置くようにしましょう