

クライアントにミスの報告をしないといけないんですけど、なんとか誤魔化して許してもらえませんかね?

切ってもいい相手ならそれでいいと思うけど、関係を継続したかったり、修復したい相手ならすぐに謝った方がいいよ。

とりあえず謝っとけってことですか?

「先に謝って、相手の言いたいことをすべて受け止める」って感じかな。
こんにちは、ノリトモです。
ボクたちは人間なので、基本的にミスをします。
ミスをすると怒られるわけですが、そこで大切なのは「謝罪のしかた」です。
でも、謝罪をしても「スグに許してもらえる人」と「許してもらえない人」がいます。
この違いってなんでしょうか?
ボクはどちらかというと、「許してもらえない人」です。
まじめに話を聞いても、ひたすら謝っても、なにをしても怒られます。
そんなボクには、ミスをしてもケンカをしても相手から怒られるどころか、最後には仲よくなり好かれる友人がいます。
そこでその友人に「怒られても許してもらえる秘訣」をおしえてもらいました。
その答えは意外なもので、「相手のはなしをひたすら聞いて、落ちつかせろ」というものでした。
この記事では、ボクのように何をしても怒られる人の特徴や効果的な謝罪方法について解説をします。
許される人と許されない人の違い
イケメンと美女をのぞけば、許される人と許されない人の違いは、相手の立場にたって考えられるか、考えられないかです。
ボクたちはミスをすると、基本的にあせります。
反応は人それぞれで、ボクの場合は背中と顔の体温があがります。
怒っている人も同様で、あせりはしないかもしれませんが、こころが正常でなくなります。
つまり、ミスをした人もそのミスで怒っている人もこころが正常な状態ではありません。
このとき、ミスをして許してもらえない人は、まず自分のこころを落ちつけようとムダに時間をつかいます。
もちろん、気持ちを落ちつけることはたいせつです。
しかし、自分のこころを落ちつけるより、謝罪する相手の気持ちを落ちつけることの方がたいせつです。
なぜなら、その人の怒っている原因があなたにあるからです。
ボクのように謝っても許してもらえない人には、以下のような対応の特徴があります。
- 謝るまでの時間が長い
- 謝罪の言葉がすくない
- すくない謝罪の言葉に対して、言い訳が長い
考えているのは、基本的に自分のことだけです。
そして、謝ってたらスグに許してもらえる人には、以下のような対応の特徴があります。
- 自ら率先してスグに謝る
- 言い訳をせず、相手の話を傾聴する
- 相手の話に共感して、さらに謝罪の弁をのべる
許してもらえる人は、謝罪する相手のことを考えて行動しています。
そして、人は話しを聞いてもらうだけで、意外とスッキリして冷静になります。
二人とも落ちつくと冷静に話しあうことができます。
なので、まず最初に謝って、相手のこころを落ちつかせるために話を聞いてください。
そうすれば、そのあとの対応方法がわかるので、だいたいのことは許してもらえます。

言い訳ってやっぱりダメですか?

いろいろ試したけど、あんまり効果はなかったね。
謝罪の種類
ボクがミスをしたときに試した謝罪方法を7つご紹介します。
さきに結果を教えておくと、最初の2つ以外効果はありません。
思いあたる節のある人は、謝罪のしかたを変えることをおすすめします。
- 自分のミス(責任)を認める
- 問題の解決策を提案する
- 後悔をアピールする
- 何が悪かったのかを説明する
- ひたすら謝る
- 2度としないことを誓う
- ゆるしを乞う
先の2つ以外は効果がないどころか、終わってからもネチネチと文句をいわれ続けます。
しつこい人は、1年や2年以上まえのことをいつまでも攻めてきます。
そういう人はメンドくさいので、奥さんなどの大切な人以外は関係をきることをおすすめします。絶対に許してくれません。
間違いを犯したら、まず「自分のミス(責任)を認めてから、相手の話を聞き、問題の解決策を提案する」ことです。

いろいろやってますね。

トラブルの多い人生なんですよ。
謝罪のタイミング
基本的に謝罪はスグにした方が効果は高いのですが、スグに謝らない方がよいときもあります。
それは、めちゃめちゃ相手が怒っているときです。
こういうときに何も考えずに謝ると、火に油をそそぐ結果になります。
相手がヤバいくらいに怒っているときは、10分くらい時間をおいて、すこし落ちついたタイミングを見計って謝罪にいきましょう。
目安としては、短期的な怒りは時間をおき、長期的な怒りはスグに謝った方がよいとおもいます。
もっとも効果的な方法は、謝罪しない状況をつくること
謝罪のタイミングやその方法について解説をしましたが、もっとも望ましいのは謝らなくてはいけない状況をつくらないことです。
謝るという状況は、基本的にボクたちには不利な状況です。
この状況を挽回することは基本できません。
なので、戦わなくてもよい、謝罪しない状況をつくりましょう。
謝罪する状況をつくらない方法は、以下の2つです。
- 安請け合いをしない
- 期待させない
ボクは調子がいい方なので、安請け合いをして、のちのち自分の首をしめます。
そして、ボクはカッコつけなので、相手に期待させるだけさせて、失敗します。
なので、調子よく安請け合いはせず、カッコをつけて相手に期待させないように、失敗する可能性もきちんと提示することをおすすめします。
失敗する可能性があるとわかっていることは、失敗しても怒られません。
この状況で怒る人は付きあわなくてもいい人なので、謝るだけ謝って関係を切ってください。
ほかのビジネスパーソンを見つけましょう。

そもそも怒られる状況をつくらなければいいんですね。

むずかしいけど、できればそういう状況をつくりたいね。

じゃ、謝りにいってきます。

いってらっしゃーい。
まとめ
ミスをしても許される人と許されない人の違いについて解説をしました。
ボクはミスをしたら許されない人です。
そんなボクがしている謝罪方法は、
- 何が悪かったのか説明する
- 言い訳する
- 遠回しに他人のせいにする
などです。
許されるはずがないのですが、いざミスをするとあせってこういうことをしてしまいます。
友人のことばを参考にして、
- まず最初に謝る
- 相手の話を聞く
ということだけに専念しました。
すると、7割ぐらいの割合で許してもらえるようになりました。
ミスをしたときの対応になれていない人は、一度ためしてみてください。
参考になればうれしいです。