

対人不安からくる恐れに慣れることができれば、コミュニケーション能力は上げられる。
コミュニケーションの苦手な人の多くは、コミュニケーションの失敗に対するストレス耐性を持っていないため、自分から他人に話しかけることができず、苦手を克服できません。
一方、コミュ力が高いと思われている人は、空気が読めたり、話が上手いわけでもなく、対人・対話からくるストレスの乗り越え方を知っている、もしくは慣れているだけです。
そのため、コミュニケーションに対する不安が少なく、色々な人と積極的に話をすることができます。

要するに、「場数を踏め」ってこと?

そうだ。勉強やスポーツと同じで、コミュニケーションでも「鍛錬と慣れ」が大切だ。
人と話すことに慣れることができれば、ストレスを感じるようなことを言われても上手く流せるようになり、対人不安はなくなります。
そうすれば、コミュニケーションに対する恐れもなくなり、知らない人とも積極的に話をすることができます。
この記事では、コミュ力の高い人の特徴と対人不安からくるコミュニケーションの苦手を克服する方法について解説をします。
コミュ力の高い人の特徴
コミュ力の高い人は、安定した感情と相手の良いところにだけ注目する特徴を持っています。
対人・対話不安の処理に慣れると、コミュニケーションで変に傷付かないようになり、恐れもなくなるため、人と話すときでも感情が安定します。
また、他人との関係においても重要なところにだけ注目をするため、その人の全てが好きにならなくても「この点は学べるところがある」など、付き合う上で必要なところにだけ集中して、相手を認めることができます。
そのため、多くの人とストレスなく、素の状態で付き合うことができます。
この他にも新しいことや見たこともないものに興味を抱きやすく、積極的に接触を図ろうとする特徴もあります。
こうした新しいものに挑戦する習慣を日頃から身につけているため、色々な考えを持っている人とコミュニケーションをとる機会が多く、その相手の特徴も楽しめるため、周囲から「面白い人=コミュ力の高い人」と思われます。

性格の暗いわたしには無理かも・・・

何度も言うが、コミュニケーションは鍛錬と慣れだ。トレーニング次第でどうとでもなる。
自分が快適だと思える場所を増やす
コミュ力を高めるには、自分が快適だと思える場所や人を増やすしかありません。
学校や職場で長年過ごすと不安や不快感を感じなくなるのは、時間をかけてその場や周囲にいる人に慣れたからです。
この快適だと思える場所の広さや人の数を増やせるかどうかで、コミュ力の高い人か低い人かの評価が決まります。
一番楽に快適な場所と人を増やせるのは、コミュニケーションで先手を取ることです。
つまり、自分から先に他人に話しかけることです。

それが難しいんじゃん!

難しいと感じるのは、慣れていないことと経験が不足してるだけだ。
多くの人が色々な人と話したいと思っていも、話しかけられるのを待っています。
「忙しそう」や「断られたどうしよう」などのように、対話することを恐れているからです。
しかし、実際に話しかけてみると忙しそうな人も気難しそうな人もキチンと話を聞いてくれ、色々なことを教えてくれたり、話をしてくれます。
なぜなら、みんな話しかけられるを待っているからです。
こうした経験を積み重ねることで、「人は話しかけても大丈夫なんだ」という感覚を自分の経験から学ぶことができます。
仮に断られたとしても、「次からはこのタイミングで話しかけてみよう」など失敗も良い経験に転換することができます。
また、断られたところで対して傷つかないこともわかります。
ボクたちはコミュニケーションを大変なものや苦手なものとして、囚われすぎています。
コミュニケーションの苦手を克服するためには、勉強やスポーツと同じように日頃の鍛錬と慣れが大切です。
意識して動き出すことができれば、必ず克服でき、それは一生もののスキルになります。
まとめ
- コミュニケーションには、慣れと鍛錬が必要
- コミュ力の高い人は、安定した感情と良いところに注目する集中力を持っている
- 自分が快適に過ごせる場所と人を広める活動をする