

他人から嫌われやすいような気がします。好かれるためにはどうしたらいいですか?
こんな人のための記事です。
結論からいうと、他人から嫌われやすいという悩みは「ただの気のせい」です。
問題ありません。
多くのヒトは自分の人生や能力に対して楽観的です。
そうでなければ、最後にはからなず死ぬボクたちは、未来に希望を持って生きていくことができません。
しかし、大体のことに楽観的なボクたちが、唯一悲観的にとらえるのが人間関係です。
相手のちょっとした表情の変化や避けるような行動を見かけて、「嫌われたかな?」と思ったことはありませんか?
この記事では、他人に嫌われていると思ってしまう原因と対処方法について解説をします。

嫌われたと感じやすい人は要注意!?
意識が自分に向いている!?
話の苦手の人の多くは、話をしている時に他人では自分に注意を向けがちです。
失礼なことや場違いなことを言っていないか?
身だしなみや聞く態度(頷きなど)は大丈夫か?
話しながらや他人の話をしながら、自分のことばかりに注目してしまいます。
そのため、会話が終わった後に
あの時こういえばよかった
反応がよくなかった
など、会話の粗探しをして、ダメなところばかりを気にして落ち込んでしまいます。
しかし、肝心の相手はそんなこと微塵も思っていないので、人間関係の繋がりを作る機会を失ったり、チャンスを見逃してしまいます。
自分のコミュニケーションの反省するより、相手の目を見て話の内容に注目しましょう。
あなたが相手の話を覚えていないように、相手もあなたの話した内容を一字一句覚えていません。
相手の反応が気になるときの対処法
話をする時に「どうしても相手の表情や態度が気になる」と言う方は、その人の表情に注目してください。
人の感情は、表情筋と呼ばれる目や口元に現れます。
表情筋は左右対称であるため、本当に嬉しい時や面白い時は両方の広角が上がります。
しかし、相手を蔑んだり、軽蔑したりする時には片方の口角しか上がりません。
眉や目元なども同じことが言えます。
相手の反応が気になる時は、相手の口元か目元に注目することで、あなたがどう思われているかわかります。
嫌われている感じることに対する不安対策
他人から嫌われていると感じるのは、だいた気のせいであることの方が多く、反対に気にしすぎたために相手を避けてしまい、本当に嫌われることがあります。
そうしたことにならないようにするためには、嫌われていると感じることに対する不安対策が必要です。
思い込みを捨てる
物事の受け取り方や捉え方を変えることで、ストレスを軽減することを認知行動療法と呼びます。
認知行動療法は、仕事や人間関係での出来事(認知)を歪んだ形でネガティブに捉えやすい人におすすめの治療方法で、ネガティブなことがおこった時でも「そういうことも、たまにはあるよね」や「今日はたまたま機嫌が悪かっただけかも」と受け流してしまうことです。
本格的に取り組むのであれば専門家の指導をおすすめします。
考え方のきっかけさえ変えれば、気持ちがグッと楽になります。
好かれようと思わない
好かれようと思うと、ヒトはなぜか他人から嫌われます。
なぜなら、他人から好かれようとする人は、Yesマンになる可能性が高く、自分の意見がないからです。
自分の意見がないため、一貫性がなく、コロコロ意見を変えます。
ヒトは予測ができないものに対して、警戒心を抱きます。
「こう言ったらこう返してくるだろう」という予想をしながら話を進めているにもかかわらず、あなたが他の上司の顔色を伺うあまり、普段と違う答えを返すと、周りからの信頼を失います。
他人の意見を聞くことも大切ですが、あまり節操なく自分の意見を変えてばかりいるとあなたの周りから人はいなくなります。
ヒトから好かれようなどと思わず、むしろ嫌われる覚悟で自分の意見を通した方が好かれたりします。
心理学には2:6:2の法則というものがあり、あなたに好意を寄せているのは全体の2割に過ぎません。他の6割はあなたをなんとも思っていない人たちで、他の2割はあなたを嫌いなヒトです。
嫌われている2割の人やなんとも思われていない人のために頑張るより、あなたに好意を寄せてくれる2割の人のためにがんばりましょう。
まとめ
他人から嫌われている感じやすい人に向けて、嫌われている感じる理由とその対処法について解説をしました。
ヒトから嫌われていると感じるのは、あなたの勘違いです。
あなたが思うほど、他人はだれもあなたに興味がありません。
みんな自分のことだけで精一杯です。
なので、自分のことだけに意識を集中せず、周りをしっかりみて本当に好意を寄せてくれている人のために頑張りましょう。
そうすれば、あなたを信頼してくれる人があなたの周りに集まってきます。