誰でもできる他人を説得するための影響力の武器!
アシのMちゃんアシのMちゃん

どういったトークや話し方をしたら、人を説得できますか?

こんな人のための記事です。

自分の考えた企画や売りたい商品を説明しても、思うように相手を説得できず、物事が思うように進まないときってありませんか?

自分は説明が下手くそだなぁと思うかもしれませんが、そうではありません。

あなたの説明がわかりづらいのではなく、あなたの他人の心に及ぼす影響力が、十分に発揮されていないため説得できていないにすぎません。

説得は、影響力をセットに使うことであなたの力を最大限の発揮することができます。

この記事では、他人を説得することが苦手な人に向けて、他人の心に影響を与える方法について解説をします。

ツクルカツクルカ

誰でもやればできる!

説得力と影響力について

誰かを説得したいときには、1体1で説得するのではなく、複数人の同意を得てから説得をすると楽に説得をすることができます。

そのため、より多くの人に賛同されるための方法を知ることが大切です。

他人の心に影響力を与える方法

議論の数は多ければ多い方が良いという話があります。

単純接触効果といわれ、同じ人と対話を重ねるほどにその人に好意を持つようになることです。

テレビに出演するタレントを見かける回数が多いほど、その人のことを好きになるのはそのためです。

この単純接触効果は、インターネット広告で使用されることが多く、同じ広告に3回接触すると良いとされ、5回以上は嫌われるといわれています。

なので、同じユーザーに対して同じ内容の広告は3回以上表示しないように調整されていたりします。

相手を説得するときなどに意識しなければいけないことは、何回も接触を重ねることですが、このとき同じ内容の事柄を繰り返し説明すると相手に余計に嫌われます

とはいえ、毎回違う内容を持っていくことは大変なので、方法としては少し表現を変えて説得することです。

同じ議論をしていたとしても、以前とは微妙に異なる例え話をしたり、視点を少し変えた説明をすることです。

人はわかりやすい変化に注目をする生き物なので、表示の仕方や表現の方法に少し変化を加えるだけでも違う反応を返してきます。

他人の心に影響を与えるためには、接触する回数を多くして、その度に少し違う要素を組み入れて話をするようにしましょう。

他人から支持される方法

人は自分のことにしか興味がありません

「あなたのためを思って言っている」なんてセリフがありますが、それはその人が言いたいだけであって、本当にあなたのことを思っているかどうかは言っている本人もわかっていません。

自分のことにしか興味のない人間から支持されるためには、「それは自分のことだ」と思わせる必要があります。

先述したように、自分に関係があると気が付かないと人は情報を処理できません。

人の話を聞くのが苦手な人は、自分とは関係がないと思って話を聞いているから、情報を処理できていないに過ぎません。

他人から支持をされるためには、自分の言いたいことや価値観を押し付けるのではなく

「これから話すことはあなたに関係がありますよ。」

「こんなにいいことがあなたにありますよ。」

と、関係性を強調して話してあげることです。

このとき注意が必要なのは、その人が欲しているだろう情報-ニーズを探して答えを用意するのではなく、自分が持っているものがその人にも必要と思わせることです。

たとえば、乾燥肌で困っている人に、「いい商品があるので話を聞いてください」と迫っても話を聞いてくれません。

そうしたときは「冬場の乾燥する時期にお肌がぴりぴりすることで悩んでいませんか?お風呂上がりに少しつけるだけで、1日中ピリピリする乾燥から守ってくれる化粧水があるんですが」とその人の悩みに共感して関連づけてから説明をすれば、人は話を聞いてくれる可能性が上がります。

他人をゴールに導く方法

他人に自分の掲げている目標やゴール達成をサポートしてもらうためには、自らもその道を進もうと思わせる必要があります。

決して命令したり、無理強いすることではありません。

では、どうすれば他人は自分のためにサポートしてくれるようになるのか?

人には思想や価値観など、特定のゴールに向かう習性があります。

簡単にいうと、「常識」です。

常識はみんなが社会的に正しいと思っている行動のことで、一貫性があり、みんなが目指したいゴールの一つです。

他人を自分のゴールに向かわせるためには、自分の目標やゴール達成がみんなが目指している常識=普遍的なゴールと同じと思わせる必要があります。

たとえば、あなたの仕事が今すぐお金にならないとして、それを他人に手伝ってもらいたい時には、

お金を稼ぐことは大切だけれど、お金を稼ぐこと以上に大切なのことは、社会的に意味のあることや希少な経験をすることが大切。

だから、いますぐに給料を上げることは難しいけれど、こうした社会的に意味があり、誰もしたことのないような活動をたくさんし、たくさんの人の支持を得られるように頑張ろう。

みたいな話です。

こうして獲得した支持をもとに、みんなが支持をしていると上司を説得すれば、話は楽に通るかもしれません。

他人を従わせる方法

自発的に動いてくれる人は楽ですが、疑い深く、他人にコントロールされることを嫌う人がいます。

こういう人を従わせるには、楽をさせてあげることです。

人間は怠惰な生き物です。

放っておくとすぐに怠けます。

そのため他人を従わせるためには、この楽を有効的に使います。

楽を有効的に使う最も簡単な方法は、権威です。

人が権威に弱いのは、権威に従う方が楽だからです。

この他には夢などの可能性を見せたり、間違っていないことを認めてあげたりすることです。

人を説得するときは、みんながどうやったら楽になるかを考えて提案するとその楽にみんなが飛びついてくるようになります。

まとめ

他人を説得することが苦手な人に向けて、説得と影響力の武器について解説をしました。

人を説得するためには、1対1でコミュニケーションを取るより、1対他にして説得にあたる方が楽に相手を説得することができます。

そのためには、多くの人に接触をして接触回数を増やして慣れ親しんでもらい、相手が楽になるように自分のしていることがあなたを楽にできると訴えることです。

こうすることで、あなたを支持してくれる人の数を増やすことできます。