

指示が支離滅裂で、無駄な仕事ばかりを増やす人が会社にいるんだけど、こういう人ってどう関わったらいいのかなぁ?
こんな人のための記事です。
結論からいうと、

自分のことを頭が良くて優秀だと勘違いしているので、「あなた無能ですよ」と教えてあげることです。

そんなの無理だよ!会社にいられなくなっちゃうよ!
厄介なことに、会社組織は無能であってもやる気のある人が好きなので、やる気のある無能な社員にポストを与えてしまいます。
しかも無能な人ほどプライドが高いので、真正面から「あなた無能ですよ」というと、会社にいられなくなるようなヒドイ嫌がらせを平気でしてきます。
この記事では、
- 関わると危険!やる気のある無能な人の特徴5つ
- 無能な人をコントロールする方法
について、解説していきます。

有害社員の特徴を知って、自分もやる気のある無能な人にならないように注意しよう。
関わると危険!やる気のある無能な人の特徴5つ


「やる気のある無能な人」ってどんな人?
無能な人の特徴は5つです。
- 目標設定を間違える
- 言われたことをそのままやらない
- 無駄に時間を重視する
- 些細なことも手を抜かない
- 無能な人はいないと思っている
1つずつ、解説していきます!
特徴①目標設定を間違える
そもそも論ですが、無能な人の多くは目標設定から間違っています。

しかも、一度定めた目標や仕事のやり方を間違えても正そうとしない。
企画を却下されたけど、同じことを何度もいえばわかってもらえる
売上を上げるために、今までやってきたことの倍がんばろう!
(成果は上がっていないけど)わたしの言った今まで通りのことをしろ!
みたいな、残念な人は少なくありません。
実際のところ、
- 同じような企画を何度も持っていくと、呆れられて評価が悪くなる
- 意味のない業務に時間と労力を取られる
- 結局、売り上げも成果も上がらない

しかも、やつらはなぜか責任を追及されない。やる気のある無能社員に付き合うと、こっちばかりが損をする。
であれば、考えるべきは、
やる気のある無能社員に「無能」と教えるか、教えないか。
無能を上手にコントロールするか
と、いうことになります。
つまり、
- 無能の駒となって兵隊として仕事をする
- 無能を操る参謀として仕事をする
のどちらかを取るか、ということです。

やる気のある無能と付き合うとしても、どちらの方が被害が少ないか・・・考えるまでもない。
特徴②言われたことをそのままやらない
仕事にやる気のある人は、上司から言われたことをそのまましません。
自分なりのルールでオリジナリティをそこに足します。

本人が有能であれば問題ないが、無能な人は上司のいう通りにした方が無難だ。
自分なりに考えてオリジナリティを出す場合は、指示した上司から「自分なりに考えた案を出して欲しい」や「やり方も自分なりに工夫していい」と指示や許可をもらってから行うものです。
そうした場合は、考えた理由や変更した理由をあとで聞いてくれるので、トラブルに発展する恐れが少なく済みます。
特徴③無駄に時間を重視する
やる気のある無能は、意識も無駄に高いため時間の使い方を重要視します。
有能な人の時間は貴重ですが、無能な人がヒマになるとロクなことをしません。
時間を重視すると、

これは無駄だからやらない。こうやった方が早く終わる。
という具合に、成果を無視して勝手な判断で自分がやりたいように仕事をしてしまいます。
結果、ゴミみたいな資料が出来上がり、手直しする時間が余計にかかります。
さらにヒマになると、

今の世の中的には・・・、常識的に考えてこうした方がいい。
という具合に、目的や目標となんの関係もない仕事を増やします。

仕事は必要以上に早くやらなくてもいい。確実に終わらせることが大切だ。
特徴④些細なことも手を抜かない
やる気のある無能は、仕事の手抜きを「悪」だと考えています。
「手抜き」は言い方が悪いだけで、上手にいえば「効率化」です。
- あれもこれもを片っ端らからやる → ×
- やらないとまずいものはやる → ◯
くらいの感覚で仕事をしないと、溜まっていく仕事を効率よく捌くことができません。

完璧にすべてをこなそうとせずに、ベターなことや必須のことを適切に判断して、意識してやらないことを増やせ。
特徴⑤無能な人はいないと思っている
無能な人は、「世の中に無能な人はいない」と思っています。
適材適所という言葉を本気で信じています。
しかし、世の中には適材もいなければ適所もありませんし、有能な人はほんの一握りしかいないからです。
覚えておく必要のあることは、社会人の9割は「やる気のない無能な人」ばかりです。
こういうと、

人には輝ける場所がある。それを見つけていないだけ!
と、力説する人がいますが、輝ける場所なんてそもそもありません。
仕事をする上で慣れていくか、上司のいうことを素直に聞いて評価されるだけです。

まずは、自分が無能であることを自覚しよう。無能と自覚できるだけ有能です。
無能な人をコントロールする方法


うーん。で、無能な人ってどうやって付き合っていけばいいの?
無能な人を見かけたら、
- 近づかないこと
- やりたいことを聞く
です。

ここでは無能な人と仕事をしないといけないときに無能な人をコンローする方法に絞って解説をします。
ポイント①無能な人の仕事は他人に振る
コントロールするポイントの1つ目は、
- 我慢していうことを聞く → ×
- 他人に仕事を振る → ○
という風に、あくまでも近づかない関わらないことです。

忙しいふりをしたり、自分より適任の人を紹介する。
難題は、なるべく抱え込まないことが大切です。

対応しても成果は上がらないから、関わらないのがベストだかも。
ポイント②結論だけを聞く
無能な人の特徴は、
- 説明が長い
- 内容が不明
- 論理性に欠ける
など、誰が何をいつまでにすればいいのか?という結論がわかりません。
そして、それを行った結果どうなるのか?という根本的なところが抜けています。

とにかく「やってくれ!」の一点張りになる。
こういう人を論破しても後々嫌がらせをしてくる有害社員になるだけなので、おとなしくいうことを聞くふりをして、長い説明の前に結論だけを先に聞くようにしましょう。
- 誰が
- いつまでに
- なにを
- どのようにするのか
などを聞く必要があります。

結論と道順を押さえておけってことね。
大事なポイントさえ押さえておけば、仕事の背景などが不明でもある程度予想の範囲で仕事を片付けることは可能です。

そんなに上手くいくかなぁ。
仕事は上手くいかなくて当たり前です。
なぜなら、世の中の社会人の9割は無能でやる気のない人だからです。
つまり、あなたは無能でやる気のない人です。
無能と無能が合わさったところで、大した成果は上がりません。

無能な人と仕事をするときは、成果に期待しないで相手の思うようにやらせてあげればいい。
そして本当に優秀な上司のいうことを忠実に聞いて、コツコツ真面目に取り組めば、ある程度あなたは会社で評価されます。
もし、どうしても意味のないことをしてしまうことに罪悪感を持ってしまう真面目な無能な人は、データを元に判断するようにしましょう。
数字を元に客観的に行為の正しさを説明し、間違いを正すことができれば、普通の人にはなれます。
行動に移すこと自体はいいことなので、他人に迷惑をかけない程度に行動しよう。
まとめ
- やる気のある無能は最悪
- 無能な人とは関わるな
- 無能とは間違えること
- 世の中には、どうしようもない無能な人がいる
- 成果を期待せず、最低限の仕事だけする
- 優秀な上司のいうことだけ聞く