米国株の買い方!楽天証券のiSPEEDで簡単に購入する方法!

楽天証券のiSPEEDを使って米国株を簡単に買う方法について、解説します。

この記事を読めば、以下のことがわかるようになります。

    iSPEEDで出来ないこと
  • 米国株取引の手数料・税金
  • iSPEEDで米国株の買う方法

iSPPEDで出来ないこと

楽天証券アプリのiSPEEDは、株取引や含み損や含み益の確認だけでなく、日経新聞や四季報を無料で閲覧できる大変便利なアプリです。

そんな便利なアプリのiSPEEDにも米国株取引において、出来ないことが2つあります。

ドル転ができない

米国株を購入するためには、みなさんが貯金している日本円を米ドルに転換する必要があります。

iSPEEDでは、このドル転をアプリ上で行うことができません

外貨決済をしたい場合は、事前にPCサイトでドル転を行う必要があります。

事前に準備さえしておけば、外貨決済と円貨決済のどちらでも取引が可能です。

マネーブリッジができない

楽天証券で株取引をしている人の多くは、楽天銀行と楽天証券を連携していると思います。

株取引を行う際に、楽天銀行と楽天証券を紐づけておけば、銀行の預貯金を買付時に証券口座に自動入出金(スイープ)してくれます。

しかしiSPEEDでは、このマネーブリッジができません

そのため、マネーブリッジの設定で証券口座にお金を残さない設定をしていると残高が0円となり、iSPEEDで米国株を直接購入することができなくなります

証券口座にお金がない場合は、事前に銀行口座から証券口座にお金を移動させておく必要です。

米国株取引の手数料と税金

米国株取引を行う前に知っておくべき、手数料と税金についてお伝えします。

ドル転の手数料は25銭!約定代金0.45%!

日本円を米ドルに転換するには、手数料に25銭かかります。

どれくらい手数料がかかるのか具体的に説明すると、

これは、例えば「為替レートが1ドル100円の時に100万円を米ドルに転換する」場合、2,500円手数料がかかることになります。

また、約定代金として購入金額に対して0.45%の手数料がかかります。

上記の例で説明すると、

ドル転の際にかかった費用から差し引いた99.75万円に対して、約定代金0.45%の手数料がかかります。残った代金は99.26万円となるため、手数料は7,400円となります。

売却益は20%!配当金に対して現地課税は10%!

米国株取引における売却益に対する税金は、買付時に「特定口座」を指定していれば自動で税金処理がされます。

その際にかかる税金は、所得税と住民税を合わせて約20%です。

ちなみに、売却益に対して現地課税はかかりません

現地課税がかかるのは配当金のみで、約10%となっています。

しかし、日本株に比べて税負担が重くなる米国株取引では、確定申告による外国税控除制度により納めた税金を取り返すことができます

最近では、この現地課税を控除する制度(二重課税調整制度)ができたため、投資信託・ETF・上場REITの配当金に対しては現地課税が控除されるようになり、外国株を購入しやすくなっています。

※個別株の場合は、確定申告をする必要があります。

iSPEEDで米国株を買う方法

iSPEEDでは、6STEPで簡単に米国株を買い付けることができます。

・STEP.1 欲しい米国株を検索する

検索ボタンをタップし、検索画面を開きます。

画面上部の検索窓から、「銘柄名」もしくは「銘柄コード」を入力し検索を行います。

その際、ティッカー(個別銘柄を識別する記号)で検索すると一発で任意銘柄の詳細を画面に表示することができます。

ティッカーはGoogle検索で調べることができ、例えば「アップル株」をみたい場合は「AAPL」と入力すると、アップルの詳細画面を一発で開くことができます。

・STEP2.注文

買付を行う際は、画面右上の「注文」をタップします。

・STEP.3数量・指値、成行

購入する株数を入力し、その価格を指値で買い付けるか、成行で買い付けるかを指定します。

指値注文とは、買う、もしくは売る価格を自分で指定して注文する方法です。

指値注文の特徴は、買い注文であれば指値以下、売り注文であれば指値以上の株価にならなければ、注文が成立しない点です。

成行注文は、買う、得る価格を自分で指定しない方法です。

・STEP.4 執行条件
・STEP.5 口座区分

特定口座を指定することで、確定申告をする必要がなくなります。

・STEP.6 決済・注文

まとめ:楽天証券ユーザーに必須のアプリ「iSPEED」

iSPPEDを使えば、日本株だけでなく米国株もアプリ上で簡単に取引ができるようになります。

ドル転など一部機能を使えませんが、逆に円高時にまとめてドル転をしておくなど、手数料においてプラスになる要素も時と場合によっては考えられます。

株取引には優れたアプリがたくさんあります。

iSPEEDは、それらアプリと併用してお得な銘柄を発掘し、欲しい銘柄を買いたい時や売りたい時にアプリ上で簡単に決済ができるアプリです。

楽天証券をメインに取引をしている投資家には、必須のアプリです。