
仕事のやる気が起こらないときに、無理に頑張ろうとしても仕事に集中できません
意志の力では、人のやる気をコントロールできないからです
なんかダルくて仕事のやる気がしないなぁ
というときに
給料を上げるために、頑張って仕事で成果を出そう!
なんて思えないし、思ったところで仕事に集中できません

落ち着きをなくして、席を立ったり座ったりを繰り返すのがオチ
ダルいときでも仕事のやる気を回復するには
- 外発的動機で一時的に回復させる
- 内発的動機で長期的に頑張る思考法を身につける
必要があります
この記事では、仕事のやる気がしない人に向けて、仕事のやる気をコントロールする方法について解説をします
「ご褒美」で一時的に回復
やる気の出ないときや疲れているときにやる気を出すには、外発的動機が必要です
内側からやる気が湧き上がるのなら、そもそもやる気が出なくて困ることがないからです
疲れているときも同様です
疲れて仕事から帰ってきたときに、意志の力だけで
1時間でも勉強や副業を頑張ろう!
とは、思えません

晩ご飯の準備すら億劫なのに、勉強や副業はできない
内発的動機でやる気をコントロールできないときは、「ご褒美」を自分にあげましょう
ダイエットや健康を気にしているなら、高カロリーなスイーツを思いっきり食べてやりましょう
ご褒美は、課題をクリアする前後のどちらでも構いません
仕事を終わらせたら、ケーキを食べる
でもいいし
ケーキを食べて、罪悪感を払拭するために仕事に励む
でも構いません
目標に向かって頑張れる人ならご褒美を後にご褒美を
先にご褒美をもらって、その後に何もしないと罪悪感を覚える人は先にご褒美を
自分にあげましょう
いまの自分の気持ちに素直になって、やる気の出やすい方を選ぶと行動を起こしやすくなり、やる気エネルギーを回復させることができます
目標設定の仕方
目標設定を間違うと、やる気がなくなります
実現不可能な目標は、やる気を奪います
かといって、目標が低すぎるとやる気がなくてもできてしまうため、意味がありません

Googleとかの有名企業は、高い目標を設定しているけど?
と思うかもしれませんが、目標は何でも高く設定すればいいというわけではありません
1ヶ月で10キロ痩せる!
などの近い未来の目標や
1日10時間勉強する
など、習慣を身につける必要のある目標は、目標レベルをある程度下げた方がやる気が出ます
1ヶ月で2キロ痩せる
1日1時間勉強する
とすると、具体的な行動が思い浮かび、目標達成率を上げることができます
人のやる気が起きない一つの理由は、「目標の曖昧さ」です
目標を曖昧にすると、行動も曖昧になり、目標達成ための行動を取らなくなります
つまり、習慣が身につかないということです
習慣を身につけるためには、具体的な行動計画が必要です
- 食後は軽いストレッチをする
- 間食は水曜日の15時だけにする
- 休みの日の午前中にエクササイズをする
など、細かい行動計画を作ることで習慣を身につけることができます
反対に、遠い未来の目標を掲げるときは
5年で売り上げを10倍にする
など、高い目標を掲げた方が成果も上がりやすくなります
人は近い未来のことには悲観しやすく、遠い未来のことには楽観的に考えやすい生き物です
いまが辛いと感じている人も、5年・10年先も辛い思いをしていると考えません
だれでも未来は、いまより少し良くなっていると考えています
そのため、遠い未来の目標が少し高くても、楽観的にその目標を受け入れることができます
大切なことは、高い目標に向かって少し低めのスモールゴールを設定して、目標を随時クリアしてくことです
そうすることで、人のやる気をコントロールして目標達成率を上げることができます
やる気をコントロールする思考法
意志力でコントロールできないやる気は、考え方を変えるだけでコントロールできます

心は持ちよう
だからです
心の持ち方次第で、苦しいことも楽しいことに変えることができます
仕事のやる気がしないときに
何をすればいいのか?
なぜ、それをしなければいけないのか?
行動を明確化するだけで、先延ばしを防ぎ、仕事のやる気をコントロールできます
これを
- What思考
- Why思考
と言います
What思考
What思考は、思考をシンプルにする思考法です
いま何をしなければいけないのか?
何をすれば、課題をクリアできるのか?
いま目の前の行動を明確化することで、行動がしやすくなります
What思考を使うことで、目の前のことや近い未来のやる気をコントロールすることができます
Why思考
Why思考は、やるべきことに対して意義や意味を見出す思考法です
なぜ、それをしなければいけないのか?
やるべき行動に意義や意味を見出すことで、モチベーションを上げることができます
Why思考は、目の前のことより遠い未来の目標に対するやる気をコントロールするときに使うと、やる気を湧き上がらせることができます
多くの人が仕事や勉強でやる気が起こらないのは
- What思考で遠い目標
- Why思考で近い目標
を考えているため、やる気を失っています
何のためにこの仕事をするのか?
これをやることに何の意味があるのか?
なぜ、いまこれをしなければいけないのか?
なぜ、この課題をクリアしないといけないのか?
目標時期に対する思考を逆転するだけで、思考がネガティブになり、一気にやる気を失ってしまいます
- 近い目標を考えるときは、What思考
- 遠い目標を考えるときは、Why思考
この2つの思考を使いこなすだけで、やる気をコントロールできます
試してみてください
まとめ
ダルいときでもやる気を出すためには、外的動機付けと内的動機付けをコントロールする必要があります
一時的にやる気を回復させるには、ご褒美をあげる=外的動機付けでやる気をコントロールできます
内的動機付けでやる気をコントロールするには、目標と行動を明確にする必要があります
やる気をなくす原因の一つが、「目標と行動の曖昧さ」だからです
近い未来の目標は、目標レベルを下げると行動が明確になり目標を達成しやすくなります
また、やる気は考え方を変えるだけでもコントロールすることができます
- 近い目標を考えるときは何を(What)で考える
- 遠い未来の目標はなぜ(Why)で考える
と、やる気が出ます
大切なことは、曖昧さをなくし明確にすることです
そうすることで、目の前の課題に集中して対処してくことができます
やる気を出すための方法は、自分に合った方法を見つけることです
見つけるためには、一つ一つ試すことが大切です
やる気をコントロールして、仕事を楽にこなせるようにしましょう