
社内政治で負けないためには、根回しが必要です
会社の中には
- 自分のことを嫌っている人
- 自分の立場を守りたい人
- 足を引っ張る人
など、自分とは相容れない抵抗勢力と呼ばれる人たちが必ずいます
そういった人たちを敵に回すと
- 重要なことに取り組めない
- 出世しない
- 給与が上がらない
など、ストレスの溜まる嫌がらせを受けます

社内で自由に活動するには、社内政治力が必須だ
社内政治で負けないためには
- 根回しをする
- 味方を増やす
この2つのポイントをおさえることが大切です
この記事では、会社内で孤立せずに程よく自由に活動するための社内政治で負けない方法について解説をします。
最強の根回し術1 トップダウンをしない
根回しと聞くと、決裁権のある人に先に話を持っていき、
「会社の許可は取れている」
として、ロクな説明もなしに計画をすすめようとする人がいます
これはNGです
いくら会社のOKが出ているとしても、計画をすすめる前提で現場に話を持っていても、誰もあなたのために動いてくれません
現場や周囲に話を通さずに、トップの許可だけをとってきた計画は、複数の視点からチェックをしたときに、穴だらけである可能性が高いからです

会社のトップは、意外と現場のことは知らない
一部の人の思いだけですすめた計画は
- 計画倒れに終わる
- 結果的に失敗する
ということが、現場の人間にはわかります
そして、失敗する可能性の高い計画には参加したくないため
- 計画に反対する
- 協力しない
- 形だけ協力するふりをする
と、足を引っ張ってきます
社内政治で根回しをするときはトップダウンするのではなく
- 自分に近い上司・先輩に相談する
- 同じ考えを持っている人に相談する
のように、たとえ妨害されたとしても味方をしてくれる人を作ることが大切です

根回しは、計画を妨害されないための味方を作りだ
最強の根回し術2 アイデアをまとめておく
根回しをする際に大切なのは、アイデアの形にまとめておくことです
身近な人に相談をするときにアイデアだけを持っていって話をしても、話は聞いてもらえません
人は新しいものやすぐに理解の出ないものが、苦手だからです
- なぜ、それをする必要があるのか?
- 協力するといいことがあるのか?
- 会社のためになることなのか?
など、もっともらしいダメ出しをされて終わります

話を聞いて協力してもらうには、話を弾ませる必要がある
話を弾ませるためには
- アイデアの基礎となる考えをまとめる
- ダメ出しされる内容を予想して先に答えを用意しておく
- 数字でよそされる結果を提示する
など、話をわかりやすく検討しやすいように準備しておくことが大切です
アイデアを形にまとめておくと
- 実現可能であること
- 計画を実行する意味や利点があること
ということが、相手に伝わります

相手を味方に引き込むには、協力する利点や計画の前提をわかりやすく伝えることが大切だ
最強の根回し術3 厄介なことは片付けておく
計画をすすめる上で厄介なことは、人とお金を集めることです
逆に言えば、この2つを先に集めておけば、計画を実行するだけなら協力してくれる人はいます
- 人を集めるには、説得が必要
- お金を集めには、会社の許可が必要

どちらも厄介で、だれもやりたくない仕事だ
この厄介ごとを先に片付けておくと、抵抗勢力の人たちにも協力してもらいやすくなります
厄介なことをせずに、自分の仕事に集中できるからです
社内政治で負けないようにするためには、まず協力者の障害を取り除いてあげることが大切です
また、障害は協力者によって異なります
- 何が障害となっているのか?
- 何をするのが憂鬱なのか?
こちらの計画(前提条件)を伝えた上で、相手の障害を聞き、それを取り除いていけば協力者の輪は大きくなります

他人の厄介を解決できると、社内の権力と人脈を握れる
まとめ
社内政治で根回しで負けないためには
- 身近な協力者に相談する
- 相談する前に、資料を用意する
- 他人の厄介を解決する
こうすることで社内で人脈を作り、磐石な社内政治体制を敷くことができます
集団になれば、個人的な攻撃をされにくくなります
社内で程よく自由に活動するためには、まず社内の人間関係を良好なものにして集団を作りましょう
そうすることで、会社内でストレスなく生活することができるようになります