有能なプロパガンディストが使う人を操るための話術!?

人を動かしたり、印象をよくしたりするためには、多くの人の支持を得ていることをアピールする必要があります。

人は真実ではなく、自分の信じたいものを真実だと思う傾向にあるからです。

こうしたプロパガンダは、実は日常生活に溢れており、気づかないうちに悪い噂が流されていたり、必要のないモノを買わされたりしてしまいます。

この記事では、人間関係において人を動かすためのテクニックとしての人を操るための話術について解説をします。

ツクルカツクルカ

プロパガンダの使い方を知ることで、余計な人間関係のトラブルや仕事で役立つ話術を身につけよう!

相手のイメージを落とす方法

他人のイメージ落とす最も簡単な方法は、ラベリングです。

ラベリングとは、敵対する勢力に対しネガティブなニックネームをつけることで、相手の印象を悪くする方法のことです。

人は否定的な意見を述べる人のことを頭が良いと思う傾向にあり、また記憶に残りやすい情報を真実と思い込む傾向にあります。

そのため人の心に残りやすくパッと思い出せるニックネームやキャッチコピーは、変な噂話を流すよりも強烈に、周囲の人の脳に印象を植え付けることができます。

また、他人の印象を操作しやすいラベリングは、良い方向にも使うことができます。

ポジティブなニックネームをつけることで、自分や会社の印象をよくすることができます。

もし他人に悪いニックネームをつけられたときは、ラベリングを否定しつつ、良い意味のラベリングをして印象を上書きしましょう。

人を説得するための方法

人を説得するためには、大義名分が必要です。

人は正しい行いをしたい生き物だからです。

正しい行いとは、

慈善活動
善行
道徳
社会正義
勝者
貢献

など、社会的に素晴らしいと思われるような集団や活動に参加することです。

他人を説得するためには、行動を起こすことがどれだけ素晴らしいのかを説き、多くの人が参加していることを訴えることが大切です。

そうすることでその活動に参加することが正しいと思い込むようになり、信じたものが真実となります。

自分の意見に説得力を持たせる方法

自分の意見に説得力を持たせたいときは、すでに説得力を持っている人や過去の偉人を持ってくることで、意見に重みを出すことができます。

一言で言うと、虎の威を借る狐です。

人には、権威のあるものと繋がりたいという欲求があります。

王室御用達や皇室御用達などといわれるものです。

人は特にすでに確立された変動しない権威に弱いため、人気の上下しやすいインフルエンサーより過去の偉人など、評価の変えられない人を持ってくるなどのほうほうもあります。

また、説得力を持たせるには人だけでなく、場所も重要です。

たとえば、騒音のうるさい居酒屋より格式の高いレストランでプロポーズをする方が、大事にされていると相手に思わせることができます。

相手に自分の意見を信じ込ませるためには、権威と場所をセットにして相手を上手に説得しましょう。

事実を捻じ曲げる

人を説得するときや説明をするときに、真実だけを話そうとする人がいますが、これは間違いです。

真実かどうかは、大切ではないからです。

なぜなら、人は信じたいものを真実と思い込むため、本当に事実かどうかは大切ではありません。

そのため他人を説得するときや説明をするときには、一定以上の嘘を織り交ぜても問題ありません。

信じたいものしか見ない人には、嘘はバレないからです。

また多くの人が支持しているものを否定すると集団では孤立してしまうため、根回しをして味方を作り、事実を捻じ曲げることもできます。

大切なことは真実ではなく、相手が信じたいものや信じやすいものを伝えて、説得をすることです。

味方に引き込む方法

すでに形成されている集団に同化することで、説得をせずに多くの人を味方に引き込むことができます。

大衆は大きなグループに勝手についてくるからです。

一度グループに同化してしまえば、それがあなたのアイデンティティになります。

そうすることで、そのアイデンティティに近い人たちが近寄ってくるため、自然と味方や仲間が増えます。

まずは周囲をよく見て、自分が同化しやすい集団を探して、仲間のふりをして紛れ込んでみましょう。

まとめ

  • 多くの人の支持を集めることができれば、人を操ることができる
  • ニックネームで相手の評判を落とすことができる
  • 人を説得するためには、大義名分や良い行いであることを理解させる
  • 他人や環境の力を借りて、自分の意見を強固にする
  • 事実は多少捻じ曲げても問題ない
  • 味方を作るには、集団に同化する