Yoshinori ダイエットや健康に欠かせないタンパク質についての話をまとめた「眠れなくなるほど面白いタンパク質の話」を独自の解釈でサラッと解説します。
こんな人におすすめ
- ダイエットしている人
- 髪と肌に潤いとツヤのない人
- 疲れやすく、冷え性の人
本書の内容は、こんな感じです。
- ボクたちの体はタンパク質でできる
- タンパク質が不足すると太る
- コラーゲンよりタンパク質を取れ
- タンパク質で間食を抑える
Yoshinori 疲れやすく、冷え性で、肌があれて、おまけに太ってきたかも？これは全部タンパク質不足が原因だ。
アシのMちゃん ええっ！？そうなの？
人の体は水分と脂質を除くと、そのほとんどがタンパク質でできています。
筋肉、骨、臓器、皮膚、爪なんかもすべてタンパク質を主成分に作られています。
今日は、そんなタンパク質についての話をします。
ボクたちの体はタンパク質でできる
1つ目のポイントは、「ボクたちの体はタンパク質でできている」です。
人間の体は60％が水分、18％が脂肪でできており、残り22％が内臓や筋肉、骨といったタンパク質でできています。
食べ物から摂取したタンパク質は、胃や腸でアミノ酸に分解されて体の機能を維持したり、体を温めたり、筋肉や血管、皮膚、髪、爪などをつくる材料になります。
Yoshinori ダイエットで食事制限をすると、タンパク質不足になり、肌や骨、爪がボロボロになり、筋肉も減ってしまう。
アシのMちゃん 肌や爪が痛むのは嫌だけど、筋肉が減るのは別にいいかな。
Yoshinori バカか。筋肉が減ると痩せたように見えるが、筋肉が落ちると痩せられない体になるぞ。
タンパク質が不足すると太る
2つ目のポイントは、「タンパク質が不足すると太る」です。
筋肉は体を動かしたり、姿勢を維持する働きの他に、基礎代謝を高めてくれる効果がある。
基礎代謝とは、心拍や呼吸など生きている間に常時行われて消費されるエネルギーのことで、人間は生きているだけで必要なエネルギーを毎日消費しています。
1日の主な消費エネルギーの内訳
- 基礎代謝：7割
- 生活活動代謝：2割
- 食事誘発性代謝：1割
普通に呼吸したり、体温を維持したり、心臓が動いているだけでカロリーが消費されるので、辛い運動をしなくてもほとんどの人が普通の体型を保てるようになっています。
アシのMちゃん 基礎代謝すげぇ。
しかし、基礎代謝は10代後半から減少するため、基礎代謝を高めるためには筋肉が必要不可欠です。
その筋肉は80％がタンパク質でできているため、無理な食事制限によるダイエットでタンパク質が不足すると、見た目は痩せたように見えても結果痩せにくい体になっていきます。
コラーゲンよりタンパク質を取れ
3つ目のポイントは、「コラーゲンよりタンパク質を取れ」です。
筋肉と同じように、肌や髪もタンパク質を材料に作られているため、肌にハリや髪にツヤが欲しければ、タンパク質を積極に取るべきです。
タンパク質が不足すると、肌が荒れたり、髪が細くなったり、爪が割れやすくなってしまいます。
アシのMちゃん 肌のハリや髪のツヤは、コラーゲンでいいんじゃないの？
Yoshinori コラーゲンは、タンパク質だぞ。
また、冷え性で悩んでいる人もタンパク質不足です。
タンパク質には食事誘発性熱産生という機能があり、食べると体が暖かくなるという効果があります。
タンパク質の約30％はこの食事誘発性熱産生に消費され、糖質は約6％、脂質は約4％となっています。
Yoshinori お菓子を食べるなら、ゆで卵や豆を食べろ。
体温が高ければ、脂肪も燃焼しやすく、痩せやすくなります。
タンパク質で間食を抑える
4つ目のポイントは、「タンパク質で間食を抑える」です。
甘いものが好きで間食やめられないや夜に食べるカップラーメンが大好きな人は、食事でタンパク質を多めに摂取するといい。
タンパク質は食欲を抑えるホルモンが出るため、満腹感を高めてくれます。
また、タンパク質には疲労回復効果もあるため、筋肉を休ませ肉体の疲れを解消する働きもあります。
Yoshinori タンパク質を取ると体が暖かくなるため、病気にもなりにくい。生きていく上で、タンパク質だけは積極的に摂取すべきだ。
まとめ
- ボクたちの体はタンパク質でできる
- タンパク質が不足すると太る
- コラーゲンよりタンパク質を取れ
- タンパク質で間食を抑える
