

人が簡単に不幸になる方法がある。その方法を知っているか?

仕事をクビになるとか?お金がなくなるとか?

仕事もお金も簡単にはなくならない。

人を不幸にするもっとも簡単な方法は、「自分と他人を比べること」だ。
自分と他人を比較すると、人は簡単に不幸になれます。
自分と他人を比べるときは、相手が手に入れた結果と何も手に入れていない自分を比較するからです。
しかし、いくら成長して何かを手に入れたとしても、人は他の誰かになることはできないため、他人と比較し続ける限り人は不幸になり続けます。
他人との比較癖を直すためには、
自分を受け入れる
自分らしさを極める
しかありません。
この記事では、他人との比較癖を直すために「ありのままの自分を受ける入れる」セルフコンパッションについて解説をします。

ありのままの自分を受け入れ、ほどほどに楽な人生を生きよう。
セルフコンパッションとは?
セルフコンパッションとは、自分への慈しみです。
つまり、「自分に優しくしよう!」ということです。
多くの人は、他人に対して優しく接するにもかかわらず、自分には厳しい態度や言葉で接します。
もっとしっかりしろ!
くだらないミスをするな!
など、心の中で自分を叱咤激励します。

自分に厳しくしておかないと、怠けちゃいそうになるよね。

大丈夫だ。「自分に厳しくしないと怠ける」と思えるような人は怠けない。
余裕のあるときに自分を叱咤するのは大丈夫ですが、本当に辛いときや心が苦しいときにも厳しい言葉をかけてしまう人もいます。
そうなってしまうと、自分で自分を追い込んでしまい、逃げ場がなくなり、パフォーマンスがさらに下がってしまいます。
あなたは親友が落ち込んでいるときに、追い討ちをかけるような叱咤激励をしますか?
きっと、しないと思います。
落ち込んでいる友人を見かけたときは、黙ってそばにいてあげるか、励まして上げる人が多いと思います。
それは、自分に対しても同じです。
自分が苦しいときや気分が落ち込んでいるときは、叱咤激励ではなく、親友に優しく寄り添うように自分に優しくしてあげましょう。
そうすることで、
失敗した自分
うまくいかない自分
落ち込んでいる自分
を受け入れることができます。
ありのままの自分を受け入れる方法
自分を受け入れるセルフコンパッションを身につけるためには、以下の3つに気づく必要があります。
自分への厳しさ
自分を受け入れるためには、無駄に自分に厳しくしていることに気づくことです。
仕事のミスもダイエットでの失敗も、みんなが犯す可能性のある過ちです。
あなただけが失敗しているわけではありません。
それにもかかわらず、ボクたちは失敗やミスをするたびに、自分の行いを恥じて厳しい言葉を自分に投げかけてしまいます。
まずは、いかに自分が自分自身に対して厳しくしているかを知り、頑張っている自分に対して優しい言葉をかけるようにしましょう。
周囲との関わり
人は周囲との関わりの中で生きています。
そのため、自分だけが苦しい思いをしていると思いがちですが、みんな同じような悩みを抱えながら生きています。
失敗やミスはあなただけでなく、みんなが経験するものです。
失敗やミスをしない人間はいません。
人間は不完全な生き物だからです。
自分が悩んでいる問題を振り返り、それが本当に自分しか経験しないようなことなのか、思い返してみましょう。
きっと、誰もが抱える悩みや問題であることに気づくことができます。
そうすることで、対策を考え、いまの状況を受け入れながら前に進んでいけるはずです。
恥の気持ち
ありのままの自分を受け入れられないのは、恥の感情をどこかで感じているからです。
失敗した自分
無知な自分
愛情を受ける価値のない自分
など、恥を感じる気持ちが自分を受け入れることを拒否してしまいます。
恥とは、他人から拒絶されたくない感情です。
失敗した自分や無知な自分で恥ずかしい自分は、他人に受け入れてもらう価値のない存在と感じてしまうため、厳しい言葉を自分に投げてしまいます。
しかし、自分さえ受け入れられないような人を他人に受け入れてもらうことはできません。
自分が好きではない自分を、他人に好きになってもらうことが難しいことと同じです。
他人に受け入れてもらいたければ、まずは自分が自分を受け入れてあげましょう。
そうすることで自信が芽生え、他人にも受け入れてもらえるようになります。
まとめ
- 他人と比較すると人は不幸になる
- 人は自分に意外と厳しい
- 落ち込んでいる友人に声をかけるように、自分に優しい言葉をかける
- みんな同じようなことで悩んでいる
- 自分が受け入れられないのは、自分を恥ているから
- まずは、自分を好きになろう