クラウドソーシング

サラリーマンの副業や子育て中の主婦の方の小遣い稼ぎで利用されるクラウドソーシング。

副業が推進されるようになって、ますます競争力が激しくなり、クラウドソーシングで稼ぐことがかなり難しくなってきました。

案件が取れずに、お金も稼げないからやめてしまったという方も多いのではないでしょうか?

僕も途中で何度か挫折や休止期間を挟みながら、なんとか1年間クラウドソーシング に向き合い続けました。

そこで今回は、挫折しながらも続けているクラウドソーシングの1年間の経過報告と続けるために行った「クラウドソーシングを続けるコツ」を最後にします。

この記事を読めば、クラウドソーシングで稼ぐことの厳しさと続けることの難しさ、挫折ポイントがわかります。

挫折ポイントがわかればそれに対処する方法もわかるので、みなさんの挫折ポイントの確認に役立ちます。

クラウドソーシング1〜3ヶ月目:作業が進まず、全く仕事をしない

怒る方もいるかもしれませんが、最初の3ヶ月くらいは全くやる気がおこらず、仕事をしませんでした

ちなみに、僕が初めに登録したクラウドソーシングは、国内最大級のクラウドソーシングのランサーズです。

登録した理由は、会社員時代にクライアントとして利用していた経験と登録者の多さと知名度による安心感でした。

ちなみに、僕のスキルは10年以上携わっているウェブ業界でのディレクションと元々デザイナーだった頃の経験を活かしたサイト制作スキルです。

こうしたスキルを生かし、まずはデザイン関連で仕事をゲットして、ゆくゆくは企画やマーケティングに携わっていけるだろうという甘い算段でした。

しかし、登録してからいざ案件を探しはじめて気づいたことは、とにかく案件を探すのが面倒くさいということです。

しかも、会社の仕事以外の場所で机に向かって作業をするということ事態に慣れていなかったため、長時間自宅で作業することがものすごく苦痛でした。

そんなこんなで最初の1〜3ヶ月は机に5分くらい座って案件を探しては、スマホアプリをいじってそのまま作業をしない日々が延々続きました。

クラウドソーシグ4〜6ヶ月目:登録するプラットフォームが増える

1円も稼げないどころか作業もしなかった3ヶ月が過ぎたところで、そろそろ本気を出そうと思い、開業届を出しました。

しかし、事業主になったからといって真面目に仕事をするわけもなく、そのあともだらだらと登録するプラットフォームばかりが増えました

この時増やしたクラウドソーシングは、以下の3つです。

とりあえず、プロフィールは詳細に書いた方がいいというブログのアドバイスを間に受けて、各プラットフォームごとにプロフィールを細かく記載するだけで副業生活の半年が過ぎていきました。。。

クラウドソーシング7ヶ月〜9ヶ月:コロナ来襲!在宅勤務からはじまる副業生活で月収30万円突破!

そうこうしている間に、世間ではコロナウイルスが流行をはじめ、日本政府が緊急事態宣言を発表。
僕の勤務先でも在宅勤が始まりました。

業務内容がインターネット関連であるため、世間で騒がれているほど困った事態になることもなく、本業はすんなり在宅勤務に切り替わりました。

慣れないながらも進む在宅勤務でしたが、違うところで予想外の変化が起こりました。

在宅勤務を始めたことにより、自宅の机で仕事を行うストレスが軽減されたことです。
在宅勤務で朝から夕方まで仕事をした後、その勢いで副業の大したストレスを感じることなくクラウドソーシングに打ち込みました。

副業をはじめて8ヶ月目。
ようやくクラウドソーシングで、仕事を1件ゲットしました。

この後もするすると案件をゲット。
2ヶ月ほどでおよそ10件の案件をゲットし、副業の最高月収が30万円を超えました

この時、受注できた案件のプラットフォームは、「Kaizen Plaatfom」です。

Kaizen Platformとは、企業のウェブサービスのUIを改善するA/Bテストサービスの提案を行なっている会社で、登録者はグロースハッカーとして企業のウェブサービスの向上を提案しています。

僕が他のクラウドソーシングではなく、Kaizen Platformを選んだ理由は、以下の2つです。

  • ウェブサイトの改善提案が中心
  • 案件を選ぶ手間がかからない

ウェブサイトの改善提案が中心

ライターやイラスト制作など、自分に関係のない案件がないため、安心して仕事を探すことができます。

案件を選ぶ手間がかからない

Kaizen Platformでは、獲得した案件ごとに閲覧できる案件の権限が変わってきます。

中には、Kaizen Platformの担当者から直接案件を依頼されたりすることもあります。

こうした状況にあるため、案件の数が多くて案件を選べない、または探すのが面倒というハードルがなくなりました。

最初の1件を獲得するまでは、閲覧できる案件が少な過ぎるため、むしろ物足りなさを感じるぐらいです。

クラウドソーシング10ヶ月〜12ヶ月:獲得案件0件!精神的に病みながらそれでも続ける・・・

Kaizen Platfomでグロースハッカーをはじめてすぐに月収30万円を超えたので、ようやく月10万円ぐらいは稼げるようになった!・・・と思ったのも束の間、それから提案を50以上行うもスルーされる事態に!月の案件獲得数が0件に

クラウドソーシングの問題点に、提案がボツになった際のアドバイスも何もないというのがあるかと思います。

提案が不採用になった理由を自分で考える必要があるため、ダメな理由を考えて、提案の仕方を変えたりするのですが、うまくいかない時は全くうまくいきません。

僕の場合、2ヶ月間案件獲得数0の状態が続きました。

そんな就職活動で落ちまくるみたいな事態になり、自分の提案がダメな理由を考え続けた結果、自分に自信をなくしてしまい、少しうつ状態になりました。

これまでの3〜4ヶ月ほど定期的に行なっていた提案もいつしか辞めてしまいました。

ところが、辞めて少し経った頃、提案してから数ヶ月経った提案になぜか修正依頼が届きました。

修正後、案件が採用されたのですが、とりあえずこれをきっかけに活動を再開。

今は閲覧できる案件があれば、週に1〜2本ぐらいを目処に提案を続けています。

月収というより、1件でも案件が取れればいい方です。

クラウドソーシングを続けるコツ

まず、副業を始めて気づいたことは、副業を始めたからといってすぐに真面目に働くわけではありません。

副業には本業のような強制力がないため、よほどの動機やお金を稼ぎたいなどの欲求がなければ始めません。

特に、これまで本業以外の仕事を経験していない人にとっては、自分の意思で副業を続けることはかなり困難です。

そこで大切なことは、副業で行う作業を習慣化してしまうことです。

毎日の習慣にすれば、自ずと行動できるようになります。

僕の場合は、早朝の起床後にはパソコンを開き、クラウドソーシングの提案やブログの記事を作成しています。

理由は、昼には注意が散漫になりがちで作業が手につかず、夜は疲れていたり、仕事の残業などで予定が狂うことが多く、習慣化に向きません。

そのため、僕のように意志の弱い・副業をすることに慣れていない人が副業を習慣化するには、朝に作業をすることをおすすめします。

まとめ:副業を続けるには、心と体のバランスが大切

副業でクラウドソーシングを始めた際の挫折ポイントと乗り越えるコツを解説しました。

副業をはじめても作業に強制力が発生しないため、長続きしにくいケースがあります。

また、続けていても案件が受注できないなどで自信を喪失し、途中で辞めてしまうこともしばしばあります。

副業で大切なことは、副業をすることに慣れることです。

そうして続けていくことで、収入がアップし、今ある生活とこれからの生活が少し豊かになります。

ただし、無理は禁物です。
体を壊したり、精神的に病みそうであれば、休むことも大切です。

すぐにお金を稼ごうと焦らず、休みながらでも、ゆっくり続けていれば、お金を少しずつ稼げるようになります。

一緒に頑張りましょう!