

職場やプライベートの友人の悩みや不満を聞くのが辛くなってきました。どのように付き合っていけばいいですか?
こんな人のための記事です。
自己啓発の父と呼ばれる心理学者アルレッド・アドラーが提唱するアドラー心理学では、「我々の悩みは、すべて人間関係からくる」という前提があります。
あなたがもし人間関係に悩んでいるなら、まずはあなたの中の承認欲求を捨てなければいけません。
職場の人間関係やプライベートの友人関係は、なぜ続けないといけないのか?
それは会社での地位や立場、世間体などをあなたが気にしているためです。
その人に気をつかわないと仕事ができなくなるのか?給料は下がるのか?
その友人と付き合わないと人生の満足度が下がるのか?
あなたが幸せになるためには、付き合う人を選ばなければいけません。
とはいえ、いま付き合っている友人や恋人、職場の人などが付き合っていい人なのかどうかわからないと思います。
この記事では、無駄な人間関係を断捨離するために、付き合ってはいけない人の特徴について解説をします。

自分らしさを表現しよう!
怒りやすい人
人が怒るのは、ミスや過ちにより怒りではありません。
自分と違う考えや事実を認められないときに人は怒ります。
同じような仕事のミスをしたときでも怒鳴り散らして怒る人もいれば、怒らずに嗜めたり、一緒に解決方法を考えてくれる人もいます。
では、なぜ怒りやすい人は自分と違う考えや事実を認めることができないのか?
理由は、「自分は頭がいい」と自分の能力を過大評価をしているためです。
自分の能力を過大評価しているために、あなたや周囲の考えを理解することができません。
そうした事実を認められない結果、周囲に当たり散らしたり、マウントをとってあなたを支配しようとしてきます。
怒りやすい人を上司に持った場合は、マウンティング対策などの対策を施し、できるだけ距離を置くようにしましょう。
たとえ友人の場合でも叱ってくれる友人はいいと思いがちですが、その友人が本当にあなたのことを思っているかは別の話です。自分の思い通りに動いてくれないあなたに、怒りを感じている人もいます。
人には承認欲求があるので、基本的に人のために怒ることはありません。自分の中にある常識や正義で理解できないことに怒っているに過ぎません。
その怒りに任せて、あなたをコントロールしようと支配してくる友人関係は切りましょう。
攻撃してくる人
攻撃してくる人の正体は、あなたを自分の思うようにコントロールしようとしてくる人です。
その中でも特に危険なのが、怒りではなく味方のフリをしてこちらをコントロールしようとしてくる人たちです。
心理学的には、マニピュレーターやカバートアグレッションと呼ばれています。
こうした人たちは、他人をずる賢いやり方で操作したり、陥れたりしようとします。
他人をコントロールする人の特徴については、以下の記事で紹介しているので、こちらをごさこください。
自信のある人
大した実績もなく、自分の考えが世間の常識やスタンダードだと思い込んでいる自信家の正体は、鈍感です。
鈍感であるがために、周囲からの視線や他人の評価をまったく気にしません。
自分のしていることに意味もなく自信を持っているだけの人は、あなたが付き合っても肉体的・精神的にダメージを負うことはありません。
ネガティブな影響も受けない代わりに、ポジティブな影響も受けません。
つまり、長期間付き合っても得はしない人たちです。
あなたにボランティア精神があるなら付き合っても大丈夫ですが、そういったことに大切な人生の時間やお金を使いたくない人は、付き合わなくても大丈夫です。
害はないですが、静かに距離を空けておきましょう。
裏切る人
あなたが大切にしなければいけない人は、あなたがしんどいときや助けが必要なときに、そっと寄りそってくれる人です。
しかし、世の中には調子のいいときや勝っているときにだけ擦り寄ってくる人がいます。
この人たちが、肝心なときにあなたを裏切る人です。
調子がいいときにだけ擦り寄ってくる人には注意をしましょう。
それはあなたを利用して、お金を稼ごうとしていたり、おこぼれに預かりたいだけの人です。
あなたの人生をより良くするために必要な人ではありません。
愚痴の多い人
人は他人の影響を受けやすい生き物なので、愚痴の多いだけの人は遠ざけましょう。
愚痴の多い人と付き合うとあなたの愚痴も多くなります。
浪費家と付き合うとあなたも浪費家になります。
あなたにネガティブな要素を運んでくる人との付き合いには注意をしましょう。
人脈自慢をしてくる人
すごい人を知っているだけの人脈自慢をしてくる人は、あなたが付き合っても何も得することがありません。
そもそもすごい人はすごい人を知っていることを自慢しません。
すごい人は自分自身がすごく、その人に知られていることを他の人が自慢をします。
人脈自慢をする人の多くは、その人自身がすごくないことが多いため、取り入ってもあなたは出世しなし、給料も増えないし、仕事もくれたりしません。
むしろ、利用価値がないと見るやあっさり人間関係を切られます。
人脈自慢をしてくる人は期待させるだけ期待させて、結局なにもならないことが多いため、付き合うだけあなたの大切な時間とお金を無駄にします。
こうした人にはさっさと見切りをつけましょう。
気を使わないと付き合えない人
自分の感情を偽ったり、キャラを偽って付き合わないといけないような人と付き合うと、あなたは病みます。
愚痴などのネガティブなことだけを言い合う関係は良くないですが、ご機嫌をとったり、その人の意見に合わせないと付き合えないような人とは距離を置くことをおすすめします。
職場の人や友人のご機嫌を伺うと、その人からあなたは舐められます。
素直に自分の感情を表現できない人間関係は断捨離することをおすすめします。
この時の注意点は、自分のことをわかってくれない人を切るというわけではありません。
あくまでもネガティブな感情を押し殺して、相手に合わせないと機嫌が悪くなり付き合えないような人を断捨離しようというわけです。
もしビジネス上でそういった人と付き合いのある場合は、費用対効果を意識して、打算的に目的意識を持って付き合いましょう。
そうすると、相手と適度に距離をとって付き合うことができます。
そして付き合っっても1円も得をしないと判断ができたときや他に付き合える人と出会ったときに関係をさっくり切ってしまいましょう。
まとめ
無駄な人間関係を断捨離するために、付き合ってはいけない人の特徴について解説をしました。
世の中には、あなたの人生の満足度を低下させる付き合ってはいけない人たちがいます。
人間関係に悩んでいる人の多くは、とりあえず付き合ってあげようとしてしまいがちですが、そういった人ほど人間関係の泥沼にハマりがちです。
第一印象でもいいので、「この人は危険かも!?」と思うような人には近づかない方が身のためです。
あなたの代わりはたくさんいますが、あなたが付き合う人にも代わりがいます。
無理に付き合う必要のある人は一人もいないので、付き合うことが難しいと判断したときはゆっくり相手との距離をとりましょう。
参考になれば嬉しいです。