断れない理由と上手に断る方法!
アシのMちゃんアシのMちゃん

上司や同僚の誘いを断ると「空気の読めないやつ」と思われそうで断れません。嫌われずに断る方法ってありませんか?

こんな疑問にお答えします。

あなたが他人の誘いを断れないのは、断ったときのデメリットばかりに目を向けているからです。

他人の誘いを断ると、

  • 嫌われる
  • 評価が下がる
  • 居場所がなくなる

など、他人からの見た自分の印象ばかりを考えてしまいがちです。

YoshinoriYoshinori

他人視点で考えると断れなくなる

重要なことは、他人から見た自分の印象ではなく、引き受けた後のデメリットに目を向けることです。

なぜなら他人から見た自分の印象は、自分が考えた他人からの印象すぎないためです。

また、あなたのストレスは、断ったときではなく引き受けた後の後悔から増えてしまいます。

この記事では、イエスという度にストレスが増加する他人からの依頼や誘いを上手に断る方法について解説をします。

解説の前に、自己紹介をします。

記事の内容を知りたい方は、次の見出しまで飛ばしてもらって大丈夫です。

こんにちは、Yoshinori(@Dr_Noritomo)です。

「仕事に役立つ心理学」や「将来の不安をなくするためのお金の増やし方」などの記事を中心に、年間300本以上の記事を執筆しているウェブライターです。

本サイトの内容は、記事を執筆するために行った取材や調査内容をまとめいます。

「なんかよくわからないけど、人生がうまくいかない・・・」

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みなさんの人生が少しでも良くなるヒントになればうれしいです。

断っても損をすることはない

他人からの誘いを断る上で最初に知っておくべきことは、「断っても損をする(嫌われる)ことはない」ということです。

思い出してください。

あなたが友人や会社の上司、同僚に何かを依頼したときに

「今いそがしいから無理」

と、断られたとします。

あなたはその人のことを嫌いになりますか?

おそらく、多くの人は依頼や誘いを断られたぐらいで、その人のことを嫌いになったり、二度と誘わないなどと思わないはずです。

むしろ、

「タイミングが悪かったかな?」や「時間のあるときで大丈夫です」と、逆に気を使う人の方が多いと思います。

YoshinoriYoshinori

相手も同じです

他人から誘われたときに、あなたが断ったとしてもそれだけで憎まれることはありません。

あなたが「ダメ元」で依頼しているのと同じように、相手も「ダメ元」であなたにお願いをしています。

YoshinoriYoshinori

なので、断ったところで嫌われることはない

仮に、一度や二度断ったぐらいでブチギレてくるような相手とは付き合わない方が身のためです。

その関係に意味はないので、近いうちに関係が切れます。

ストレスに目を向ける

他人の誘いを受けるかどうかの判断がむずかしいのは、イエスと答えたときのメリットとデメリットだけを頭で考えているからです。

人間関係をメリットとデメリットで考えると、デメリットに目が向きます

そのため、他人の誘いをいとも簡単にOKしてしまいます。

YoshinoriYoshinori

簡単にOKを出すイエスマンの人は、考えが足りない

他人の誘いはメリットとデメリットで考えるのではなく、メリットとストレスの比率で考えることです。

そもそも他人からの誘いに乗っていいのは、メリットしかないときだけです。

メリットしかない=ストレスのないときでしか、その誘いを受ける意味はありません。

少しでもストレスを感じるようなら、あなたにとってその場所に行くことはデメリットでしかありません。

こうした考えをもとに意思決定を下していきましょう。

時間を空ける

他人からの誘いを断れない人ほど、返答までの時間が短い傾向にあります。

返答が早い理由には、先述したようなメリットとデメリットだけで考えていたり、断ることへの罪悪感・義務感があったりするためです。

つまり、深く考えずに返答しているから他人の誘いを安易にOKしてしまっています。

意思決定が早いためにイエスマンになっている人は、意思決定までの時間を空けるようにしましょう。

その場で返答をするのではなく、「スケジュールを確認するから」など適当な理由をつけて返答する時間を作ることが大切です。

時間を空けることで、その誘いを受ける意味があるかどうかを冷静に判断することができます。

YoshinoriYoshinori

最低でも1日考える癖をつけよう

そうするだけで自然と他人の誘いを断ることができるようになります。

嫌われない上手な断り方とは?

アシのMちゃんアシのMちゃん

断れない理由はわかりましたけど、実際どうやって断ればいいですか?

他人の誘いを上手に断るためには、以下の3つに注意が必要です。

  1. 端的に断る
  2. 正直に話す
  3. 相手への敬意を忘れない

上手な断り方① 端的に断る

他人からの誘いを上手に断れる人は、その理由を端的に述べる、もしくは理由すら言いません。

理由も言わないと聞くと、相手に嫌われそうと思いがちですが、意外と嫌われることはありません。

むしろ、断る理由を長々話したり、キレイな言い訳を言う人ほど嫌われます

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「行きたくないんだなぁ」と相手に悟られ、二度と誘われなくなります

自分が誘う立場になったときを考えてください。

誘う立場になったときに一番困るのは、行くのか行かないのかはっきりしない人です。

「行けたら行きます」みたいな曖昧な発言をする人が、一番嫌われます。

むしろ「行けません」とハッキリ断ってくれた方が、別の人を誘えばいいだけなので、誘う立場としては楽です。

にもかかわらずボクたちは、誘われる立場になると「断ったら悪いかも?」と曖昧な返答をして嫌われます

相手から誘われたときに、1ミリもメリットを感じないようならさっさと断りましょう。

断ったところで、相手から嫌われることはありません。

上手な断り方② 正直に話す

断る理由をでっち上げる人がいますが、あまりおすすめできません。

嘘を言った方が人間関係が上手くこともありますが、人は嘘をつくとストレスが大きくなる傾向にあります。

また他愛もない嘘に、長期的に悩まされることもあります。

誘いを断るためだけに、長期的なストレスを抱えることは愚の骨頂です。

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言い訳に嘘をつくぐらいなら、理由を言わない方がまし

見たいアニメがあるなら、「家に帰ってやりたいことがある」とだけ言っておけば大丈夫です。

相手もあなたの細かいスケジュールを気にしていません。

断るときは、正直に断ることが大切です。

上手な断り方③ 相手への敬意を忘れない

相手の誘いを断ることばかりを述べてきましたが、誘ってくれた相手に敬意を忘れてはいけません。

良かれと思って誘ってくれる相手を無下に扱っていいわけがありません。

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相手に悪意がなければ、出来るだけ配慮した返答の仕方を心がけよう

断るときは、まず誘ってくれたことに感謝しよう。

誘いを断れたときに相手から嫌われるのは、NOと言われたときに「軽くあしらわれた」と感じたときです。

良かれと思って誘った相手に軽くあしらわれたら、誰でも気分を害します。

間違っては行けないのは、断られたことに怒っているわけではないということです。

敬意を持って、「行けない」と断る相手を責める人はいません。

まとめ

上手に誘いを断れない理由と上手に断る方法について解説をしました。

あなたが上手に誘いを断れないのは、他人視点で罪悪感を覚えているためです。

例えあなたが誘いを断ったとしても、相手は特に気にしていないので、罪悪感を覚える必要はありません。

むしろ、行けないときは「行けません」と深い理由を言わずに端的に返答をした方が、嫌われずにすみます。

他人からの目を気にするあまり、中途半端な受け答えや理由を長々と述べる方が「やましいことがあるのかな?」と思われて、嫌われる原因になります。

他人から誘いを受けたときは、少し時間を空けて少しすまなそうな態度で正直に返答をすれば大丈夫です。

断ることに慣れれば、無理な仕事の依頼なども冷静に断ることができるようになります。

少しずつ試していきましょう。