WordPressでは、データベースに登録されているデータを呼び出して表示、取得、情報をチェックしたりすることのできるWordPress独自の関数があります。
the_date()・・・投稿の日付を表示
get_the_post_thumbnail()・・・投稿のサムネイルを取得
is_front_page()・・・現在のページ情報をチェック
関数を使えば、サイトに必要な情報の表示や取得、チェックなどの条件によってさまざまな表現が可能になります。
この記事では、WordPressの具体的な使い方について解説をします。
具体的な関数の使い方
投稿一覧を表示する方法
<ul>
<?php if(have_posts()) : while(have_posts()) : the_post(); ?>
<li>
<a href="<?php the_permalink(); ?>">
<div><?php the_title(); ?></div>
</a>
</li>
<?php endwhile; ?>
<?php endif; ?>
</ul>
上記の「if(have_posts()) : while(have_posts()) : the_post()」は、WordPressを代表するよく使う関数の一つです。
意味は、投稿ページに投稿があった場合、ずっと投稿をセットし続けるという内容になっています。
上記はメインクエリを利用して制御されている関数であるため、ウェブサイトに表示する設定などは、WordPressの管理画面にある「設定」から行うことができます。
そして投稿がセットされた場合の処理をHTMLの中にPHPを囲む形で定義をし知恵ます。
the_permalink()は、リンクを表示する関数で、thetitle()は記事のタイトルを表示する関数です。
ifとwhile文の最後は、終了を意味するendで締めくくります。
条件タグを利用した関数
<div>
<?php if(is_front_page()){; ?>
<div>トップページです。</div>
<?php }else if(is_page('5')){ ;?>
<div>ページID5の固定ページ</div>
<?php } else { ;?>
<div>トップページでもページID5の固定ページでもない</div>
<?php } ;?>
</div>
if〜else文を使うことによって、条件を細かく指定することができます。
is_front_page()とis_page()は、ページ情報をチェックする関数で、ページの存在を確認できれば表示するという条件を重ねています。
関数にはパラメータがある
WordPressの関数にはパラメータと呼ばれる値があります。
たとえば、ループの中でしか使えないthe_title()という関数には3つのパラメータがあります。
the_title($before,$after,$echo)
$before・・・タイトルの前に置く
$after・・・タイトルの後に置く
$echo・・・タイトルを表示（true）、または取得(false)する
具体例
<?php if(have_posts()) : while(have_posts()) : the_post(); ?>
<li>
<a href="<?php the_permalink(); ?>">
<div><?php the_title(<h3>,</h3>,true)); ?></div>
</a>
</li>
<?php endwhile; ?>
<?php endif; ?>
</ul>
タイトルの前後にh3タグを設置することで、表示するタグを見出しとして使用することができるようになります。
パラメータのない関数もある
パラメータを利用して詳細な情報を表示、取得できる関数ですが、関数の中にはパラメータのない関数もあります。
the_post()
上記は投稿をセットするという関数で、中身のパラメータはありません。
パラメータに配列を使う場合もある
<?php $categories = get_categories($args) ;?>
<?php
$args = array(
'orderby' => 'name',
'order' => 'desc',
'exclude' => '2'
);
?>
カテゴリーの情報を取得して、変数$argsに配列を代入し、変数$categoriesに代入して、データとして利用するようにセットしたりします。
関数における表示と取得
関数には、それだけでウェブサイトに表示できる関数をデータとして取得するだけの関数があります。
表示に関する関数
the_title()
the_date()
取得に関する関数
get_the_title()
get_thegate()
取得する関数のみでは、ウェブサイトに表示することはできません。
取得する関数はプログラム処理するためのデータとして扱うため、データを取得しています。
取得したデータはehoを使うことで、ウェブサイトに表示することができます。
<?php echo get_the_gate(); ?>
まとめ
WordPressで使用できる関数はたくさんあります。
しかし、すべてを覚えて使用する必要はありません。
よく使用する関数は限られているため、自分がよく使う関数の使い方を覚えて、少しずつ使いながら使用の幅を広げていきましょう。
