
「もっと自由に働きたい!」「もっとお金が欲しい!」
みなさん、そう思いますよね。
しかし、いきなり会社を辞めて、起業やフリーランスになることはおすすめしません。
それはフリーランスになってもすぐ会社員に戻ることになるリスクが高いからです。
今回は、すぐに会社員に戻らないために、副業からフリーランスを始める理由を2つだけ解説します。
嫌なクライアント・仕事を切れる
当たり前の話ですが、会社員をしながら副業をした方が収入は安定します。
面接で「志望理由は安定です」と答えると当然落とされますが、この安定というのはバカにできません。
僕の友人がフリーランスを辞めた理由は、仕事を安く引き受けすぎて、収入が会社時代より伸びなかったためです。
実際、安く仕事を引き受けてしまったフリーランスの失敗談はよく聞きます。
「友達価格」や「仕事がなくて焦って引き受けた」などです。
価格交渉は、ある程度の規模がある会社を相手にするときは困りませんが、中小企業や仕事内容を理解していないクライアントを相手にするときには難航します。
根負けして、「めんどくさいな。もうこれでいいかな」と思ったことがある人も多いはず。一度安い価格で仕事を受けると、この次以降も安い価格で仕事を受ける羽目になります。
こんな時、お金を稼ぐ必要があるフリーランスは、安く仕事を引き受けてしまいます。
しかし、副業でフリーランスをしている場合は、難しいクライアントを切る判断を自分の責任で出来ます。
僕がフリーランスをするメリットは、「自分で仕事を選べること」です。
しかし、お金のために仕事を選べないようでは本末転倒になり、すぐフリーランスを辞めてしまうことになります。
税金のプレッシャーがなくなる
会社員とフリーランスの一番の違いは、税金への対応だと考えています。
会社員の場合は、給与から税金が天引きされ、余ったお金が銀行口座などに振り込まれます。
一方、フリーランスの場合はこれらの作業をすべて自分で行う必要があります。
自分で税金を納めるとわかることなのですが、税金はめっちゃ高いです。
しかも、会社員を辞めた翌年の税金額は鬼のように高い。
「フリーランスで稼ぎ始めると収入がどんどん増えるから、税金なんて気にならないようになる」なんていう人もいますが、毎年・毎月支払う税金のプレッシャーは半端ありません。
確定申告など簿記の知識が必要なときもあるので、不安に思うこともあります。
そこで会社員をしながらフリーランスをしていれば、会社が社会保険料を半分払ってくれるので、社会保険料を安く抑えることができます。
※注意:この場合、フリーランスの所得を雑所得や事業所得とする必要があります。
僕たち一般人が貧乏から抜け出すには、この社会保険料を上手にコントロールする必要があります。
これができないと貧乏から抜け出せないため、会社員に逆戻りすることになります。
まとめ
会社員と違いフリーランスは、時間の自由と収入の増加が見込めるため、大変魅力的に見えます。
しかしその反面、自分が行動しない限り収入は増えず、行動したとしても収入が十分に稼げるとは限りません。
会社員を続けながらフリーランスを副業として始めると、こうしたフリーランスの悩みから解放されます。
収入の柱を別に持ち、心に余裕が生まれないとフリーランスはなかなか続きません。
会社員でも派遣・契約など雇用形態は何でもよいので、フリーランス以外の本業で収入を柱を持ち、心に余裕が持って仕事をすることをおすすめします。
そうして仕事をこなしていくと、あなただけの自由な働き方にいつかたどり着くことができます。
参考にあれば嬉しいです。