今回はHGUCジム(2001年発売)を制作しました。
アニメ寄りのシンプルな造形が特徴のキットで、合わせ目消しや後ハメ加工など、基本工作の精度がそのまま完成度に直結します。
今回は大きな改造はせず、
- 合わせ目消し
- 頭部の後ハメ加工
- 脚部延長
- スジボリによる情報量追加
といった、基礎的な工作を中心に進めました。
プロポーション調整
近年のキットと比べると、頭部がやや大きく、足が短めで詰まった印象があります。
そこで太ももを1〜2mm延長。

たったそれだけですが、腰位置が上がり、立ち姿がかなり自然になります。
RGガンダムVer.2.0と並べても違和感のないバランスになりました。

さらに首位置を調整し、アゴが引けるように加工。
今回の工作で一番効果を感じた部分です。

スジボリ追加
「まずは慣れる」ことを目標に、全身にスジボリを追加。



意識したのは、
- 装甲の流れに沿わせる
- クランクを入れて単調にしない
- やりすぎない
左右対称を保つのが一番苦労しました。
何度も瞬間接着剤で埋めては彫り直し、地道に進めています。

胸部にプラ板を貼る
スジボリだけで済ませようと思いましたが、スジばかり増やしても味気ないので、胸部にだけプラ板を少しだけ貼りました。
本当はスジボリの太さも変えて、スジボリの強弱をつけたかったのですが、今のところ彫るだけで精一杯だったので、今回は彫るだけ。
その辺りのゴマかしとしてプラ板を3箇所貼り付けました。

プラ板の色を装甲の赤に対して、ダクトと同じ黄色にすることで、まとまった印象になったかと思います。
弱々しい印象を残した色にする
ジムはやられ役の量産機。
強そうにするより、少し頼りない印象を残したかった。
装甲はダッグエッググリーンをベースに、ネイビーグリーンを微量添加。
上からピュアホワイトでトーン調整。

赤はオレンジ寄りにして、重すぎない印象にまとめました。

下地はガイアノーツ「エヴォブラック」。
グラデーション塗装で弱さの中に重さを残しています。
ダクトやワンポイントのプレバンは、クレオスのオレンジの上からガンダムイエローを塗装。
発色を安定させるためエヴォブラックではなく、グレーサフを吹いています。
ドライブラシと墨入れで仕上げ
タミヤ「ダーククレイ」で墨入れ。
水転写デカールを貼り、エッジに軽くドライブラシ。

ようやく完成です。
完成!HGUCジム



2001年キットとは思えない仕上がりになりました。
手をかけるほど応えてくれる、量産機ならではの楽しさを再確認。
価格も1,100円(2026年2月現在)と手頃。
改造に挑戦したい人には、今でも十分おすすめできるキットです。
