
プラモデル作りは組み立てるだけでも楽しいですが、「塗装」にチャレンジすると一気に世界が広がります。
でもいざやってみようと思うと、「何を揃えればいいの?」「種類が多すぎてわからない…」と迷ってしまいますよね。
今回は、これから塗装を始めたい方に向けて、「必要な道具の揃え方」や「塗料の選び方」をわかりやすくご紹介していきます。
この記事を読めば、気軽に塗装を始められますよ!
ぷらばんコラボモデル エアブラシ
amazon【ステップ1】塗料の種類を知ろう!
プラモデルの塗装って、「塗料がいろいろあって難しそう…」と思われがちですが、実は大きく分けてたったの3種類だけ。
それぞれの特徴を知っておけば、自分に合った塗料をスムーズに選べるようになります!
塗料の種類と特徴
種類 | 特徴 | 初心者向き度 |
---|---|---|
アクリル塗料(水性) | においが少なくて扱いやすい。 筆塗りにぴったり。 乾燥はやや遅め。 | ◎(安心・安全) |
ラッカー塗料 | 発色が良くて乾燥が早く、塗膜も強い。 エアブラシ塗装に最適。 | △(扱いやすいが臭いが強め) |
エナメル塗料 | ツヤが美しい。 スミ入れや細かい部分の塗装に向いている。 | ○(細部塗装におすすめ) |
アクリル塗料(水性)
塗装初心者におすすめなのが、アクリル塗料(水性)。
なんといっても、においが少なく、失敗しても水や専用クリーナーでふき取れる安心設計。
筆塗りにも向いていて、作業環境の制限が少なく周りに人や家族がいても安心して塗装できるのが嬉しいポイントです。
ただし、ラッカーに比べると乾燥が緩やかで、ムラが出やすいことも。慣れるまでは少しだけ練習が必要です。
補足ポイント
- 水でも希釈できる
- メーカーによって性質や溶剤が違う
違うメーカーの溶剤で希釈することはできますが、最初は塗料の特徴を掴むために同じメーカーで揃えるのがおすすめです。
また、水でも希釈できますが、専用のうすめ液を使った方が伸びが良く扱いやすい特徴があります。
ラッカー塗料
乾燥が早くて塗膜も強い。プロモデラーの多くが使用している定番塗料がラッカー系。
においが強いのがネックですが、エアブラシ塗装では最も使いやすく、失敗が少ないのが特徴です。
発色もよく、重ね塗りもOK。耐久性も高いため、本格的に塗装を楽しみたい方にぴったり。
実は初心者にもおすすめ?
においと換気さえ気をつければ、乾燥が早く、ムラになりにくいので、実は初心者にとっても扱いやすい塗料だったりします。
「塗料の種類を覚える」となると難しく感じるかもしれませんが、「まずは一種類だけ使ってみる」ことが大事。
筆塗りから入るならアクリル塗料(水性)。エアブラシを使うならラッカーからスタートなど、使用する用途に合わせて塗料を試してもOKです。
エナメル塗料
細かい部分までしっかり塗りたい人には、エナメル塗料がぴったり。
発色が美しく、乾燥後も若干やわらかさが残るため、スミ入れやマスキングを多用する場面でも活躍します。
筆での精密な塗装が得意なので、たとえばコックピットの計器類や小物パーツなど、「ここだけ違う色にしたい!」というときに重宝します。
ただし、下地にラッカー塗料を使っていないと侵食する恐れがあるので、重ね塗りの際は注意が必要です。
慣れてくれば、「この部分はエナメルで塗ろう」「ベースはラッカーで」など、使い分けができるようになります。
最初は深く考えすぎず、「自分のスタイルに合った塗料」から気軽に始めてみてくださいね。
【ステップ2】塗装の方法を知ろう!自分に合ったスタイルを見つけよう
塗料の種類がわかったら、次に知っておきたいのが「どうやって塗るか」という塗装の手法です。
実はプラモデルの塗装には、以下の3つの方法があります。
手法 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
筆塗り | 手軽で始めやすく、準備・片付けも簡単 | 初心者・気軽に塗装したい人 |
スプレー塗装 | 広範囲を一気に塗れる。均一な塗装が得意 | 手軽にきれいな仕上がりを目指す人 |
エアブラシ塗装 | 繊細な塗装が可能。表現の幅が広い | 本格的に塗装を楽しみたい人 |
筆塗り:まずはここから!お手軽塗装の定番
- 難易度:★☆☆(初心者向け)
- おすすめ度:◎「まずはここから」
一番手軽に始められるのが筆塗り。
筆と塗料があればすぐに塗装を始められ、準備や片付けもとってもシンプルです。
小さなパーツの色分けや、ちょっとした塗り分けに便利で、塗装初心者にぴったりの方法。
また、アクリルやエナメル塗料と相性がよく、アクリル塗料なら静かな場所でもにおいを気にせず使えるのが大きな魅力です。
筆ムラが出やすい点に注意
乾燥が遅い塗料の場合は、ムラになりやすいことも。最初は厚塗りせず、薄く何度かに分けて塗るのがコツです!
こんな人におすすめ!
- できるだけお金をかけずに始めたい
- 筆でちょっとずつ塗るのが好き
- 工作スペースがあまり確保できない
スプレー塗装:広い面を一気にきれいに!
- 難易度:★★☆(中級者向け)
- おすすめ度:○「大きなパーツや量産に便利」
市販のスプレー塗料(缶スプレー)を使えば、広い面を一気に塗装することができます。
使い方もシンプルで、缶を振って吹きかけるだけ。筆塗りでは難しい均一な仕上がりが簡単に得られます。
主にサーフェイサー(下地塗装)や、大きめの外装パーツを塗るときに活躍します。
ただし、においや飛び散りがあるため、屋外やしっかり換気できる環境で使う必要があります。
使用前に試し吹きを
塗料が勢いよく出るため、最初はパーツに吹きつけず、紙などで試し吹きをしてから塗るのがおすすめ!
こんな人におすすめ!
- 作業時間を短くしたい
- 全体的にムラなく色をのせたい
- 塗装ブースをまだ持っていないが、筆塗りでは物足りない
エアブラシ塗装:表現の幅がグッと広がる本格派
- 難易度:★★★(上級者向け)
- おすすめ度:◎「完成度を追求したいなら必須」
塗装に本格的に取り組みたいなら、エアブラシ塗装が断然おすすめ。
コンプレッサーとエアブラシを使って塗料を霧状に噴霧することで、非常にきれいなグラデーションや均一な塗装が可能になります。
発色や塗膜の仕上がりも美しく、ラッカー塗料との相性も抜群。
少し準備が大変で道具も必要ですが、誰でもプロのような仕上がりが目指せるのが最大の魅力です。
換気と防護対策は必須!
エアブラシ塗装では塗料の粒子が空気中に広がるため、塗装ブースや防毒マスク、手袋の着用が必要です。
こんな人におすすめ!
- 模型をとことん美しく仕上げたい
- いろんな塗装表現を試したい
- 塗装にじっくり時間をかけられる環境がある
「全部やらなくてOK!」自分に合った方法を見つけよう
塗装に慣れてくると、これら3つの塗装方法を組み合わせて使います。
たとえば、全体はスプレーで塗装し、細部は筆塗りで仕上げる…といった具合です。
最初からすべてやろうとすると大変なので、まずは自分の制作環境や目指す完成度に合わせて選ぶのがおすすめです。
迷ったら「筆塗り」か「スプレー」から
手軽さとコストを考えるなら筆塗り、広い面を一気に仕上げたいならスプレー。
本格派を目指したい人はエアブラシ導入も視野に入れてみましょう。
どの方法から始めてもOK!「これなら自分にもできそう」と思える方法を見つけて、塗装の楽しさを一歩ずつ体感してみてくださいね。
【ステップ3】塗装に必要な道具を揃えよう
塗料や塗装方法がわかったら、次は道具の準備です。
「塗料があれば塗装できる!」と思いがちですが、実はいくつかの道具を一緒に用意することで、より快適に、きれいに仕上げられるようになります。
無理に全部揃える必要はありません。
まずは自分の塗装スタイルに合った最低限の道具から始めて、必要に応じて少しずつ買い足していきましょう!
筆塗りに必要な道具
手軽に始められるのが魅力の筆塗り。
道具も少なくて済むので、これから塗装を始めたい方にピッタリです。
ここでは、筆塗りに必要な基本アイテムと、それぞれの役割をわかりやすくご紹介します。
必須アイテム一覧
道具名 | 説明 |
---|---|
塗料(アクリル or エナメル) | 筆塗りと相性の良い塗料。 アクリルは水性で扱いやすく、エナメルは細部塗装に向いています。 においも控えめで安心。 |
筆(細・中・太を数本) | 小さなディテールから大きなパーツまで対応するために、サイズ違いを揃えておくと便利。 100均のものでもOK! |
パレット | 塗料を出して混ぜたり、薄め液と合わせるときに使います。 紙皿や牛乳パックの切れ端など、身近なもので代用できます。 | 薄め液 | 塗料を薄めたり、使用後の筆を洗うために必要。 使う塗料に対応したものを選びましょう(例:水性塗料なら水や専用うすめ液)。 |
ティッシュ or ウエス(布) | 筆についた余分な塗料を拭き取ったり、作業中の汚れをさっと拭くのに大活躍。 多めに用意しておくと安心です。 | 手袋(ビニール・ニトリルなど) | 指紋をパーツに付けない&肌の保護のために着用推奨。 特にエナメルやラッカー塗料を使う場合は、肌荒れ防止にも◎。 |
まずはこの4点セットでOK!
- 筆
- 塗料(アクリルまたはエナメル)
- パレット(使い捨て可)
- 薄め液
このセットがあれば、誰でも今すぐ筆塗りにチャレンジできます!
作業スペースにティッシュやキッチンペーパーを置いておけば、より快適に進められますよ。
ワンポイントアドバイス
- 筆は使った後すぐに洗うのが長持ちのコツ!
- 塗料は少しずつ出して使うと、ムダも少なく片付けもラクです。
「最初はうまく塗れなくて当たり前」。気楽に楽しんでいきましょう!
スプレー塗装に必要な道具
スプレー塗装は、缶をシューッと吹きかけるだけで広範囲をムラなく塗れるのが魅力。
缶スプレーさえあればすぐ始められますが、きれいに仕上げるためには周辺の道具や環境作りも大切です。
ここでは、スプレー塗装に必要なアイテムとその使い方をやさしく解説します!
スプレー塗装に必要な道具一覧
道具名 | 説明 |
---|---|
スプレー塗料(ラッカーやアクリル) | 缶タイプの塗料。 広い面を一気に塗れるのが特長。 発色がよく、乾燥も早めです。 |
塗装ベース | スプレーする対象を固定する台。 段ボール箱や発泡スチロールでも代用可能。 スプレーの飛び散り対策にもなります。 |
持ち手棒(クリップ付きの棒など) | パーツに直接手を触れずに持ち上げられる道具。 割りばしや竹串+ワニ口クリップで自作もできます。 |
マスク | スプレー塗料は有機溶剤を含むため、吸い込み防止に必須。 簡易マスクより、防毒マスクがおすすめです。 |
手袋(ニトリルなど) | 手の保護+指紋がつくのを防ぐために。 作業中は必ず着用しましょう。 |
換気できるスペース or 塗装ブース | 室内で行う場合は、必ず換気扇や窓の近く、または専用の塗装ブースを用意しましょう。 塗料の臭いと健康面のリスクを抑えるために重要です。 |
最初に揃えるならこのセット!
- スプレー塗料
- 段ボール箱(塗装ベース)
- 割りばし+クリップ(持ち手)
- マスク&手袋
これで、安全かつ効率的にスプレー塗装をスタートできます。
あとは、風通しの良い場所で作業するか、塗装ブースを使えば準備OK!
ワンポイントアドバイス
- スプレーは20〜30cmほど離して吹くのがポイント。近すぎると液だれしやすくなります。
- 吹き始めと吹き終わりは、パーツの外側でスプレーするとムラが防げます。
一気に厚塗りせず、数回に分けて薄く重ねるとキレイに仕上がりますよ!
エアブラシ塗装に必要な道具
「筆塗りやスプレーでは物足りない…」「もっと綺麗に塗装したい!」
そんな人におすすめなのが エアブラシ塗装です。均一でムラのない美しい仕上がりが可能で、どんなキットも見違えるほどの完成度に!
導入には少しハードルがありますが、道具をそろえてコツをつかめば誰でも確実に上達できます。
エアブラシ塗装に必要な基本アイテム
道具名 | 説明 |
---|---|
エアブラシ本体 | 塗料を霧状に吹きつける道具。 細かな吹き加減を調整できる「ダブルアクションタイプ」が操作しやすくおすすめ。 |
コンプレッサー | エアブラシに空気を送る機械。 静音タイプなら集合住宅でも安心して使えます。 圧力調整機能があると塗装の幅が広がります。 |
塗料(主にラッカー系) | 発色がよく、乾燥も早いためエアブラシとの相性が◎。 色数も豊富で使いやすいです。 |
薄め液(ラッカー用) | 塗料を適切な濃さに希釈するために必須。 洗浄用にも使うので多めに用意すると安心です。 |
塗装ブース | 塗料のミストを吸い込み、屋外へ排気する装置。 室内作業ではほぼ必須! 健康にも関わる重要アイテムです。 |
防毒マスク | 有機溶剤の吸い込みを防ぐマスク。 ラッカー塗料を使うなら絶対に用意しましょう。 |
手袋(ニトリルなど)・保護メガネ | 塗料の飛散から手や目を守る安全対策。肌荒れや思わぬ事故を防ぎます。 |
クリーニングツール | 使用後のエアブラシ内部を掃除するブラシや洗浄液。メンテナンスを怠ると故障の原因になります。 |
あると便利なサポートアイテム
アイテム名 | 活用方法 |
---|---|
ドロッパーボトル | 薄め液や塗料の計量がしやすく、希釈の作業効率がアップします。 こぼしにくいのも◎。 |
塗装レシピノート | 色の配合や希釈比率、吹きつけ時間などを記録しておくと、あとから再現できて便利です。 習慣化すると確実に上達します。 |
ワンポイントアドバイス
- エアブラシの塗装は「希釈率が命」!
- 最初は「塗料1:薄め液1〜1.5」の割合が目安。
塗り終わったら必ずエアブラシ内部を洗浄しましょう。
クリーニングをサボると、すぐに詰まって使えなくなってしまいます。
塗装ブースは「自作」も可能ですが、排気性能や安全面から市販品の使用をおすすめします。
本格塗装の世界へ、第一歩を!
最初は覚えることも多いですが、エアブラシならではの美しい仕上がりは感動モノ。一歩踏み出すだけで、模型の楽しみがグッと広がります。
ゆっくりでOKなので、ひとつずつ道具をそろえて、自分だけの塗装スタイルを見つけてみてくださいね。
【ステップ4】塗装場所と塗料の保管にも注意!
塗装方法が決まったら、次に大事なのが「どこで塗るか」と「塗料をどう保管するか」。
特にスプレーやエアブラシを使う場合は、周囲への飛び散りやにおい・安全面にも配慮した塗装環境が必要になります。
「塗装=塗る作業」だけではありません。快適に、安全に、そして長く楽しむための準備も大切にしていきましょう。
作業場所を整えるポイント
チェック項目 | 解説 |
---|---|
換気ができる場所を選ぶ | ラッカー塗料やスプレーは刺激のあるにおいが出ます。 室内なら必ず窓を開けて、可能であれば塗装ブースを使いましょう。 屋外(ベランダや庭)で行うのも◎。 |
床や机をしっかり保護 | 新聞紙やビニールシートを敷いておくと、塗料の飛び散りによる汚れを防げます。 スプレーは思っている以上に広がるので、広めにカバーしておくのが安心です。 |
家族が使わない時間・場所を選ぶ | においや音が気になることもあるので、家族がリビングを使っていない時間帯などに作業するとトラブルになりにくいです。 小さな子どもやペットがいるご家庭では特に注意を。 |
塗装ブースがあれば、天候に左右されず室内でも快適に作業できます。
最近は初心者向けの簡易ブースやコンパクトなタイプも多数販売されているので、無理なく導入できますよ。
塗料の保管にもひと工夫を!
意外と見落としがちなのが、塗料の保管方法。
正しく保管すれば長持ちしますし、色の管理も楽になります。
チェック項目 | 解説 |
---|---|
直射日光・高温多湿を避ける | 塗料は熱や湿気に弱く、品質が変わる原因に。 夏場は特に注意して、風通しのよい日陰に保管しましょう。 |
フタの閉め忘れは厳禁! | 使用後にフタをしっかり閉めないと、揮発して固まり使えなくなります。 使用後はすぐにフタを閉める習慣を。 |
100均のケースで整理整頓 | 小さめの収納ケースに立てて並べると、色が一目でわかって便利! ラベルを見える向きにしておくと、塗装中もスムーズです。 |
補足:使いかけの塗料はどうする?
希釈した塗料は長期保存に向かないので、できれば使い切りがベスト。余った場合はフタをしっかりして短期間で使い切るようにしましょう。
環境を整えれば、塗装はもっと楽しくなる!
準備や片づけはちょっと面倒に感じるかもしれませんが、安全で快適な作業環境を作ることで、塗装の楽しさも倍増します。
「においで家族に怒られた…」「机が塗料だらけに…」なんて失敗も、事前の工夫でしっかり防げます!
塗装を長く楽しむためにも、まずは環境を整えるところから始めてみましょう。
【ステップ5】塗料を買いに行こう!~説明書と色の選び方~
塗装の準備が整ったら、いよいよ塗料選びに出発!
でも、いざお店に行くと種類が多くて「どれを買えばいいの…?」と迷ってしまう方も多いはず。
そんな時は、まず「説明書のカラーガイド」をチェックするのが基本です。
カラーガイドって何?
ほとんどのプラモデルには、説明書の中に「カラーガイド」と呼ばれる色指定表があります。
たとえばこんな感じで書かれています:
- 本体色:ホワイト80%+ブルー20% 関節部:グレー(ブラック70%+ホワイト30%)
これは、どんな色をどれくらいの割合で混ぜると、指定の色になるかを表しているもの。
最初は混色までこだわらなくても大丈夫ですが、よく使われている色を知るだけでもとても役立ちます。
最初は「よく使われる色」だけでOK!
いきなり全色そろえるのは大変ですし、塗装に慣れるまでは混色も難しく感じるかもしれません。
そこでおすすめなのが、まずは以下のような「よく使われる基本色」を揃えることです。
- ホワイト
- ブラック
- グレー(ニュートラルグレーやダークグレー)
- ブルー系
- レッド系
- イエロー系
このあたりを揃えておけば、ガンダム系やロボット系のキットなら、かなりの部分が塗れます。
塗装に慣れてきたら「影色」や「ハイライト」も!
塗装に少し慣れてきたら、「影色(シャドウカラー)」や「ハイライト(明るい色)」を意識してみましょう。
- ホワイト部分の影にグレーをうっすら吹く
- ブルーの部分に明るめのブルーで光の当たる表現を足す
…といった工夫をするだけで、一気にプロっぽい仕上がりになります!
難しそうに感じるかもしれませんが、最初は「そういう塗り方もあるんだ」と知っておくだけでも十分です。
指定どおりの色が売ってないときは?
カラーガイドに書かれた色が、店頭にないこともあります。
そんなときは慌てず、以下の方法で対応しましょう。
- 近い色で代用
- 自分で混ぜる
- ネットで調べてみる
似たような色味の塗料を選べば、ほとんど違和感なく仕上がります。
また少し慣れが必要ですが、カラーガイドに書かれた配合比率を参考に自分で塗料を混ぜて、近い色を作ることもできます。
配合しても思うような色が出ない時は、「〇〇(キット名) 塗装色」や「〇〇 塗装レシピ」と検索すると、先輩モデラーたちの配色例がたくさん見つかります。SNSやブログも参考になりますよ!
塗装は「正解ひとつじゃない」
塗料選びで大切なのは、「カラーガイドを参考にしつつ、自分なりの楽しみ方を見つけること」です。
最初から完璧に再現する必要はありません。
- 好きな色で塗ってみる
- 部分的に塗ってみる
これだけでも、ぐっと完成度が上がって楽しくなりますよ!
まとめ:塗装は準備が9割!少しずつ、自分のペースで
プラモデル塗装にチャレンジするなら、まずは必要な塗料と道具をしっかり揃えることが第一歩。
無理に全部完璧にしようとせず、最初は必要最低限から始めてみてください。
作るたびに「こうしたいな」「もっとキレイに塗りたいな」と思うようになっていきます。
その気持ちに合わせて、少しずつ道具を増やしていくのがベストな進め方です。
わからないことがあったら、キット名+「塗装」で検索して、先輩モデラーの知恵を借りるのもおすすめ!
準備が整えば、塗装はもっともっと楽しくなりますよ!
ぷらばんコラボモデル エアブラシ
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