アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する長距離支援用モビルスーツ「RX-75 ガンタンク」のHG(1/144スケール)を製作していきます。
HGガンタンクは20年以上前に発売されたにもかかわらず、プロポーションは文句のつけどころがなく、模型ファンの間でも人気のあるキットです。
また、組みやすさと完成度の高いキットであることから、初心者でも改造しやすいと言う特徴もあります。
そこで今回は、これまで挑戦したことのないプロポーションの変更や腕や腰、キャタピラ(履帯)まで可動(ガンプラ改造)を仕込むという大改造に挑戦します。
第1回の今回は、アンテナのシャープ化や合わせ目消し、後ハメ加工といった基本工作と可動を仕込むための下地を整えます。
コックピットのパイロットフィギュアを整形
まずは、パイロットの整形から。
初期状態のパイロットは棒人間みたいな造形しているため、これを人間っぽく見えるようにデザインナイフで慎重に加工していきます。
飾るだけなら、パイロットを切り取って、駐機状態という設定にしてもいいのですが、可動を仕込むのが目標なので、市街地や荒地で戦闘しているアクティブなガンタンクを作りたいと思っています。
戦闘中ということで、パイロットはいるだろうということで、今回はパイロットを切りとらず加工します。

お世辞にも上手とは言い難いですが、とりあえず一旦はこれで良しとします。
気に入らなければ、同スケールのパイロット模型を買ってきてコックピットに座らせようと思います。
ガンプラ定番の加工!アンテナのシャープ化
HGガンタンクのアンテナは四角形の形をしているので、アニメに近い感じの円錐をイメージしてアンテナを尖らせます。

肩と腕、キャノンの合わせ目消し
HGガンタンクは古いキットなので、全身がモナカ構造で各所に合わせ目が出ます。
まずは、肩と腕の合わせ目を先に消します。
頭部や胸部の加工は、コックピット内部の塗装が終わった後や可動を仕込んだ後に消そうと思います。
まずは、ガンタンク特有の丸い肩装甲の合わせ目消しです。

続いて、一体化している肩と二の腕の合わせ目消し。

肩の丸い装甲はモナカ構造になっているので、塗装した後から差し込めるように後ハメ加工しておきます。
肩装甲についているピンが短いので、こちらは切らずに、ピンを差し込む側のダボにピンをスライドしてハメ込めるようにカッターナイフで溝を彫っておきます。

ガトリングにつながる腕もモナカ構造なので、忘れず合わせ目を消します。

そして、キャノンにもがっつり合わせ目が出るので、これも消しておきます。
キャノンの先を切り取りプラ棒に置き換える方法もありますが、今回はベーシックな方法で合わせ目を消します。

胸部・腰部のくり抜きと可動化の下準備
キットのままの状態だと首が胸に乗っかっているだけのように見え、寸詰まり感が出るので襟元のディテールアップもかねて加工します。
まずは、首を胸部パーツから切り取ります。

襟元に段差をつけて色気を出すために、胸部を大胆にくり抜きます。
この後、プラ板で一段下げた位置に首元を自作します。

首元を切り抜いた後は、腰部との接続部分もくり抜きます。
可動を仕込むため、少し隙間が必要なため腰部より少し広めにくり抜きました。

胸部パーツのくり抜き後は、腰部の接続ピンを切り飛ばします。
切り飛ばした後に、穴が中途半端に空いているので、接続用のボールジョイントを仕込むための穴をキレイに整形しておきます。

穴の大きさはボールジョイントを仕込むときに微調整します。
なので、ここでは穴を少し小さめに整形しておきます。
まとめと次回の予告
HGガンタンク製作の第1回記事は、ここまで。
今回は可動化に向けた「くり抜き」がメインでしたが、ここからどうやって関節を仕込んでいくか、加工方法を調査しながら頭の中でプランを設計中です。
実は、今回の工作の裏で「MGガンキャノンの余剰パーツ」を使った砲塔基部の自作も密かに進行中……!
次回は、胸部と腰部にボールジョイントなどの可動ギミックを実際に仕込んでいく工程をお届けします。お楽しみに!
