HGガンタンク製作の第2回記事です。
基本工作と下準備に追われた前回から今回は、肩や胸、腰部に可動を仕込んでいきます。
胸部装甲の幅増し加工
HGガンタンクは、個人的に少し細長い印象です。
ずんぐりむっくりした重厚感を出したいので、胸部の横幅を広げるか厚みを出したいところです。
横幅を広げると腰や車体部分とのバランスにも影響が出そうなので、今回は胸の厚みを増やします。
まずは、タミヤの3mm角棒を適当なサイズに切断し、胸部パーツに貼り付けていきます。

ガンタンクは肩にキャノンがついているので、肩のデザインに合わせて加工するのは大変ですが、金属ヤスリ(スジボリ堂の微々鬼斬など)を使ってガシガシ削ります。
コア・ファイターの延長加工
胸部の後は腹部の加工です。
HGガンタンクの腹部はコア・ファイターがコアブロックとして、胸と腰をつなぐ接続パーツを兼ねています。
腰部と胸部に可動を仕込むには、接続パーツのコアブロックに胸部と腰部をつなぐボールジョイントや軸の受けを作らないといけません。
元のキットのままだとボールジョイントや受け口を作るスペースが十分に取れないので、コアブロックの高さを3mmの角棒を使って延長します。

これでスペースの確保は完了。
ボールジョイントを仕込む際に邪魔になるダボは後ほどリューターで削り取ります。
キャノンの基部を自作する
個人的にHGガンタンクで一番気になるのが、キャノン基部です。
キットの素性のままだと基部のポリキャップが丸見えで兵器感が損なわれていると感じています。
そこでキャノンの基部にポリキャップを隠すカバーパーツを自作します。
自作といってもMGガンキャノンのスプレーミサイルランチャーの基部が流用できそうなので、これをカバー代わりに使います。
なので、正確には自作ではなくMG(1/100)パーツを1/144に落とし込む、プチミキシング工作です。
MGガンキャノンの基部を2つに分割し、1mmプラ板を両側に貼り付けてそれっぽいカバーに仕上げます。

これをポリキャップの前にセットして、ポリキャップが見えないようにするのですが、キャノンの隙間が狭いため、リューターやカッターナイフを使って適度に穴を広げます。
ダボとピンが取り除きにくので、隙間を広げるなら合わせ目消しの前にした方が断然楽でした。
隙間を広げたら、カバーが隙間に収まるかチェックしながら適度な大きさになるまで隙間を広げます。

カバーが隙間に収まったら、ポリキャップが見えないかキャノンを動かしてもカバーに干渉しないかなどの最終チェックをします。

カバーパーツが問題なく収まったら、肩とキャノンの接合部にカバーを引っ掛けられるようにフックを作ります。

取り付けるとこんな感じ。

腕部・胸部の可動を仕込む
幅増しやパーツの自作が終わったら、いよいよ可動を仕込んでいきます。
可動は上から行った方が良さそうなので、まずは腕部を加工します。
まず、腕部のピンを切り飛ばし、キャノンなどの接合部も大胆に切り飛ばします。
切り飛ばして開いたスペースに3mmのプラパイプを通して、腕部の受け口を作ります。

「少ししたすぎたかも?」と少し心配ですが、今はこれでいきます。
変更したくなったときのことを考えて、ボールジョイントの接着は胸部を閉じてからの最終調整で取り付けます。
次に腹部との接続部の製作です。
くり抜いた腹部との接合部に1mmプラ板を3枚貼り合わせてボールジョイントを貼り付ける土台を作ります。
プラ板を適当な長さに切り、サイズを微調整しながらプラ板をカットしたり削ったりします。
削り終えたら、ボールジョイントを瞬間接着剤で貼り付け。

胸部が動くことを確認し、今回の制作は終了です。
まとめと次回工程について
HGガンタンク製作の第2回はここまで。
パーツの幅増し、延長から始まり、MGガンキャノンの流用パーツを使ったポリキャップのカバー作りなど、今回のメイン工作である可動前の作業が多々ありましたが、模型のベースとしての加工はあらかた終わったように感じます。
次回は、残った腹部・腰部の可動仕込みからディテールアップなどをする予定です。