
プラモデルの箱を開ける瞬間って、何度経験してもワクワクしますよね。
でも、いざ作業に入ったら「あれ、パーツが足りない!?」「この部品、曲がってない!?」なんてこと、ありませんか?
そんな“模型あるある”を防ぐために大事なのが、最初のステップ「内容物のチェック」なんです。
ちょっと地味な作業かもしれませんが、これをしておくだけで後々のトラブルがぐんと減りますよ。
なぜ「内容物チェック」が大事なの?
まずは理由から。
一言でいうと、スムーズな製作のための土台作りです。
- 説明書通りに進めていったのにパーツが足りなかった
- 途中で破損パーツを見つけて作業が中断してしまった
- 塗装の準備をしたのに必要なパーツがなかった
こういった「せっかくのやる気がしぼむ事件」は、事前のチェックでほとんど防げるんです。
何より、後から気づくより「最初にまとめて確認」しておくほうが精神的にもラクですよ!
開封前に準備しておきたいもの
開封する前に、ちょっとだけ準備を。
- 机の上を片付けて、ランナーが広げられるスペースを作る
- 小さいパーツ用にトレイや箱を用意(飛んでいくことがあるので…)
- 説明書をすぐ見られるように開いておく
このひと手間で、パーツ紛失や確認漏れが減ります。
チェックすべきポイントはここ!
では実際に、箱を開けていきましょう!
- ランナーの枚数と内容を説明書と照らし合わせる
説明書の最初のほうには「Aランナー」「Bランナー」など一覧が書かれています。
同じ名前でも「1枚目」「2枚目」と複数あることもあるので、枚数も要確認。
- 小袋に入ったパーツの確認も忘れずに
ポリキャップ、デカール、クリアパーツなどは、ランナーと別に袋に入っていることがあります。
うっかりゴミと一緒に捨ててしまわないよう注意!
- パーツの破損や変形がないかをざっと確認
パーツがランナーから外れていることもあるので、バラがないかもチェック。
ヒケや欠け、変形がある場合は、早めに対応したいところです。
チェック中にやっておくと便利なこと
チェックしたランナーは説明書にマークをつけておくと進行がラクになります。
- 不良パーツや不足があったらすぐ写真を撮っておく(メーカーに問い合わせする際に便利)
- 部品請求の方法を説明書や公式サイトで確認しておく
メーカーによってはオンラインフォームでの申請が可能です。
よくあるトラブル&実例
- 仮組みまで進めて「B6パーツがない」と気づき、テンションダウン…
- 飛ばした小パーツが見つからず、そのままキットが積みプラに
- 初期不良があるのに気づかず塗装してしまい、交換対応不可に…
こんな悲しい事件、できれば避けたいですよね。
「チェックしておけば…」という後悔をしないためにも、最初の確認が大切なんです。
まとめ:内容物チェックは“楽しい模型ライフ”のスタートライン
内容物のチェックは、模型製作の“準備運動”みたいなもの。
パーツが揃っているとわかったときの安心感と、「これから作るぞ!」というワクワク感が、いっそう高まりますよ。
たった10分の確認で、製作中のストレスを大きく減らせると思えば、やらない手はありません。
さあ、あなたのキットにも、ぜひ愛情チェックをしてあげてくださいね!