HGガンダムパーフェクトストライクフリーダムが完成しました。
今回製作したパーフェクトストライクフリーダムのカラーリングは、パーフェクトストライクガンダムをベースとしています。パーフェクトストライクガンダムの持つ全部載せ感のあるカラーリングもいいのですが、一体感のあるカラーリングを目標にフリーダムガンダム風のカラーリングに落ち着くよう製作しました。
製作ポイントは、スジボリと塗装です。パーツ分割を意識した部分塗装に力を入れています。
それでは完成したキットをご覧ください。
HG パーフェクトストライクフリーダムガンダム
Amazon公式サイトプロポーションチェック
まずは、キットのプロポーションを確認していきます。
フロントビュー
アサルトストライカーを外した状態のフロントビュー。SEED系らしいスタイリッシュで引き締まったプロポーションをしています。
機体にアサルトストライカーを装備。シンプルな機体に、豊富な武装と巨大なバックパックを装備することで、凶悪な機体性能を感じさせるキットになります。
こちらは素組状態のパーフェクトストライクフリーダム 。筋彫りの彫り直しだけでなく、機体各所にスジボリとモールドを追加しています。
このキットは武装の関係から肩や腕周りに情報の多いキットなので、その情報量に負けないように肩や腕を中心に脚部にも少しスジボリでディテールを追加しました。
今回は、基本工作の要「モールドの追加」による各部ディテールアップを施します。 モールドの追加手順 モールドの掘り直し スジボリの追加 モールド(丸・マイナス)の追加をします。
初心者が失敗しやすいマイナスモールドの彫り方について解説します。マイナスモールドは工具を揃えて手順を守れば、誰でも失敗せずに追加できるプラモデルのディテールアップ術です。ガンプラの完成度を高める手法の一つとして、ぜひ参考としてください。
リアビュー
アサルトストラカーを解除した状態の後ろ姿。背中のダボ穴は、SEED系MSと共通の大きさです。そのため、好みに合わせて、他のSEED系MSのストライカーと交換することができます。
本キット最大の特徴であるスーパーマルチプルアサルトスライカーを装備したリアビュー。腰部の保持力がしっかりしているので、重さで仰け反ることはありません。ただし、支えなしで立たせるのは難しく、ポージングする際はアクションベースを必要とします。
アクションベース5
アニメ「ガンダムブレイカー バトローグ」に登場した奏海高校ガンプラ部に所属するミヤマ・サナのガンプラ「パーフェクトストライクフリーダムガンダム」をレビュー。ストライクフリーダムガンダムをベースに、パーフェクトストライクガンダムの要素を加えた作りごたえバグツンの最新キットです。
本キットはHGなので、パチ組時のドラグーンは至ってシンプルな造形をしています。
せっかく豪華なバックパックなので、ここはスジボリと塗り分けを頑張りました。
パーツに部分塗装をして、パーツの分割表現をします。白いパーツをグレーで塗り分けたり、金属表現をするためにパーツの一部をゴールドに塗り分けたりします。部分塗装が終わったらスミ入れるなど、プラモデルの完成度を高める工程です。
今回のパーフェクトストライクフリーダムは、ストライクフリーダム風になるよう関節部をゴールドに塗装しています。そのため、ドラグーンに追加したスジボリにも内部のゴールドフレームが露出しているように見せるため、部分塗装にゴールドを採用しています。
各部のチェック
それでは、各部の詳細をチェックしていきましょう。
頭部周り
歴代ガンダムでも屈指のイケメン顔のストライクフリーダムを元に作られているだけあり、男前の面構えをしています。
頭部はディテールも豊富なので一部にスジボリを追加したのみで、スミを流すにとどめています。
あとでレッドチップでも貼ろうかと思って掘っておいたマイナスモールドですが、見事に貼り忘れてそのままになってしまいました。
ツインアイは、アンテナと同色のイエローに統一しています。アンテナをゴールドにしようかと悩みましたが、色調が増えすぎると気がしたので、あえて同色で統一しました。
胸部周り
ディテールが豊富な胸部は、ストライクガンダムをベースに作られています。そのため成形色には明るいブルーが使用されていました。今回はストライクフリーダム風の塗装にしたかったので、明るさを抑えたネイビーを採用して塗装しています。
胸部から突き出している胸部の排気口は、関節部と同じゴールドを塗装していますが、奥まっているのでゴールドに見えなくなってしまいました。
このほか胸部には、一部スジボリやプラ板を貼りディテールをアップし、腰部にはデカールを数枚貼り付けてアクセントをつけています。
背部のアサルトストライカーは全体的に明度を抑え、落ち着いた雰囲気にまとめました。
腕周り
パーフェクトストライクフリーダムといえば、肩部の武装です。
ソードストライクやバスターストライクを合わせた、まさにパーフェクトなストライクガンダムという雰囲気の期待ですが、期待としての統一感を出すために、こちらも色調を胸部と同じネイビーで統一しています。
こうすることで全部盛りというイメージから、一つの完成したモビルスーツとしての雰囲気が出るようになったと思います。
肩部と腕部にはそれぞれ派手にスジボリを追加し、グレーとゴールドで部分塗装をしています。
ストライクフリーダムガンダムは、上半身に情報の多いキットなので、スジボリと部分塗装も比較的上半身に集中するように、視線誘導も兼ねて追加しています。
脚周り
脚部は大腿部のみ腕部と同様のスジボリと部分塗装を追加しています。ただし、間違えて同じ方向でスジボリを掘ってしまっており、少し間抜けな出来栄えになってしまいました。
足元のパーツにはスジボリは行わず、部分塗装を一部施したのみとなっています。そのため、情報量の多い上半身に対して、足元の情報量が少ないので、全体的にスッキリした印象になっていると思います。
武器類
パーフェクトストライクフリーダムの手持ち武装であるレーザー対艦刃「シュゲルトゲベール」と超高インパルス砲「アグニ」を装備。それぞれ白とグレーの単色で仕上げました。
武装状態
武器を構えた姿がこちらになります。
本キットの武装は合体パターンがいくつかあります。
今回は単色で仕上げているので、カッコ良さが伝わりにくくなっていますが、武装状態でディスプレイするなら部分塗装や核武装のカラーを変えるなど工夫が必要そうです。
ポージング
背部のストライカーが大きいため派手なアクションは取れませんが、武装が豊富なので色々なポージングが可能です。
劇中のようにドラグーンを飛ばすことはできませんが、シュゲルトゲベールとアグニがいい仕事をしてくれます。
まとめ
HGガンダムパーフェクトストライクフリーダムの完成レビューでした。
2022年発売のビルド系ガンプラだけであって、合わせ目もなくパーツ分割も細かくされているため、素組・塗装派など関係なく楽しめるキットになっています。
人気のキットなので、あまり模型店で見かけることはありませんが、見かけた時は手にされることをオススメします。
HG パーフェクトストライクフリーダムガンダム
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