今回は、ハセガワのエアモデル「1/72 川崎 T-4 航空自衛隊」を初めて購入してみたので、早速その中身をレビューしたいと思います。
ハセガワから発売されている1/72 T-4 航空自衛隊機を作ります。 ブルーインパルスではなく、なぜ自衛隊機を作るのか?というと、プロモデラーの野本憲一さんの著書「NOMOKEN2」に作り方の作例が載っていたからです。 …
川崎 T-4とは?
T-4は、航空自衛隊が使用する国産の中等練習機(亜音速ジェット機)です。
航空自衛隊では、プロペラ機による初等訓練を終えたパイロットが、F15-JやF-2といったジェット戦闘機の訓練をするための中等練習機として用いられていたほか、緊急連絡などにも使われていました。
有川 浩 先生の「空飛ぶ広報室(小説・ドラマ)」「ラブコメ今昔(小説)」や「超次元ゲイム ネプテューヌ(アニメ・第3話)に登場。ブルーインパルスにも配属されている。
「ティーよん」「ティーフォー」と呼ばれることの多い期待ですが、ほかの航空機と比べて丸みを帯びていることから「ドルフイン(イルカ)」の愛称(非公認)でも呼ばれています。
川崎 T-4を開封しよう
中身はこんな感じ。
デカールは多く、配属先のマーキングが用意されています。
外箱のイラストは、第1航空団第32飛行隊ものもらしい。
1/72スケールなので、パーツ数も少なく、それほど複雑な構造ではないような感じ。
初心者でも安心して組めそうなキットです。
ランナー紹介
では、ランナーを見ていきます。
A、Bランナー:機体胴体
1/72スケールなので、そんなに大きくない機体胴体部分のパーツが入っています。
初心者には手頃なサイズ感で安心できます。
パーツには、ハセガワの特徴である細いスジボリが機体の胴体部分にビッシリ細かく入っており、所々に凸モールドもあるので、切り飛ばしたり、やすりがけで消してしまわないように注意が必要。
スジボリが浅い。合わせ目を消すと消えるかも・・・
C、Dパーツ:主翼、尾翼部分
古い金型の割には大きなヒケもなく、良さげな感じの翼です。
主翼も思ったより小さくて可愛い。
けど、スケール的に小さいので、小さいパーツはほんとに小さい。
無くさないように注意が必要。
Eパーツ:胴体下部
胴体株にはスジボリと凸モールドがビッシリ。
芸が細かい。
この値段で、まじパネー
Fパーツ:エアインテーク、コックピット
ちょっとヒケが目立つのが、エアインテークです。
※エアインテークは、空気を取り入れる入口のこと。
ヒケを埋めたり、消したりするとスジボリが消えます。
初心者は手出ししない方がいいかも。
デカールはって誤魔化すか?
Gパーツ:ドロップタンク、主脚
値段の割に主脚も丁寧に作られています。
ボクは駐機状態の飛行機の方が好きなので、足回りを丁寧に作られているとうれしい。
パイロットがいないけど、駐機状態にしておくから問題ない
Jパーツ:キャノピー(クリアパーツ)
エアモデル難関のキャノピー。
作例を見る限り、細く塗るんだよね・・・
うまくできる気がしない・・・
どうやって処理をするかは調べつつ、とりあえず挑戦してみよう。
まとめ
ということで今回は、「ハセガワ 1/72 川崎 T-4 航空自衛隊機」の開封レビューをしました。
ビッシリ入った筋彫りと凸モールドは、さすがエアモデルのハセガワといった感じの模型です。
練習機ということなので、こちらもエアモデルの練習として作って行きたいと思います。