こんな人に向けた記事です。
- まだキットを購入できていない人
- 購入を迷っている人
- ガンプラ以外のRGシリーズのキットに興味のある人
この記事では、RGシリーズ特有の精密なランナーとガンプラとは一味違うバンダイのプラモデルの魅力を楽しむことができます。
RGガオガイガー
大人気のプラモデルRGガオガイガーの再販情報です。公式の発表はなく、ネットなどの情報を元に作成しているので、参考程度にお楽しみください。
眺めるだけで楽しいパッケージとボリューム
パッケージアートは、RGガオガイガーの全身像と頭部を写した3Dアートです。ファンならずともキットの完成度の高さにワクワクさせられるパッケージアートになっています。
パッケージの側面には、ファイナルフュージョン承認前と承認後のキットの特徴を記載。
ガオーマシン(支援マシンの総称)の紹介では、ギャレオンをはじめステルスガオー、ライナーがおー、ドリルガオー単体の写真が掲載されています。
ファイナルフュージョンを承認して合体したガオガイガーの説明では、懐かしのディバイディングドライバーをセットした姿やヘル・アンド・ヘブンを再現したポージングを拝むことができます。
箱のサイズは、長さ39(cm)×幅31(cm)×深さ8(cm)で、RG Hi-νガンダムやHG クスイーガンダムと同じくらいのサイズとなっています。
RG Hi-νガンダムは、長さ39(cm)×幅31(cm)×深さ9(cm)。
HG クスイーガンダムは、長さ39(cm)×幅31(cm)×深さ10.7(cm)。
組み立てる以外の楽しみのある説明書
大ボリュームの説明書は34ページ。一部カラーイラストが採用されており、複雑なキットの組み立てを優しくサポートしてくれます。
RG Hi-νガンダムの説明書は24ページ。
HG クスイーガンダムの説明書は20ページ。
説明書には外箱に掲載されている写真に加えて、詳しい注釈が掲載されています。
さらに、ブロウクンマグナムやヘル・アンド・ヘブン、プロテクトシェードなど劇中の一幕も掲載されているので、説明書としてだけでなく読んでも楽しい説明書になっています。作品への愛を感じる19枚のランナー
ランナー枚数は19枚。これにディバイディングドライバー用の金属パーツやリアリスティックデカールなどが付属します。
RG特有の精密なディテールが施されたランナー。HGならスジボリでディテールの追加が必要なところにもモールドがびっしり入っています。
手首の複雑なパーツはワンパーツになっています。墨入れをしてパーツが分かれているように見せるなら、スジボリの彫り直しが必要です。
頭のアンテナやギャレオンの特徴的な獅子の顔、そして膝のドリルなどの成形色は微妙に色分けされており、メーカーの作品への愛を感じます。
特徴的な肩部のガオライナーは青味のあるグレーの成形色が使われています。
パーツの大きさは手のひらに収まるサイズということもあり、ガンプラのHGとRG並の大きさです。精密なキットであるため、少し作りにくい面もありますが、小さいながらもこだわりのランナーは組み立てる前から完成度の高さと組み立てる楽しみを掻き立てるキットになっています。
素組派にやさしいアンダーゲート設計
RGガオガイガーのゲートは、切断面が表から見えないようにアンダーゲート化されています。多くのパーツがアンダーゲート化されているので、ゲートを切断した後のヤスリがけの負担が軽減されています。
普段、プラモデルを塗装せず素組で楽しんでいるモデラーにオススメのキットになっています。
水転写式デカールがない
RGガオガイガーの唯一の残念な点は、デカールとシールです。
RGガオガイガーのデカールは、他のRGシリーズにも採用されているリアリスティックデカールです。
リアリスティックデカールは、テトロンシールという名の「シール」で、シールとしては薄く水転写式デカールに比べると厚みが出るという特徴があります。
水転写式デカールより厚みが出るため、パーツとシールの間に段差ができてしまいます。
段差が気になるモデラーの方は、デカールを貼らずに完成させるか、他のデカールで代用、もしくは段差を消すなどの作業が必要になります。
また、RGガオガイガーのライナーガオーの窓は、パーツ分割ではなくシールを貼る仕様になっています。塗装で塗り分けるか、シールで代用するか迷うところです。
ライナーガオーはガオガイガーの肩部にあたる非常に目立つ位置にあります。できれば塗り分けたいところですが、作業量や作業内容の細かさを考えるとシールで終わらせたほうが良いように思います。
まとめ
売り切れ店続出の人気キットRGガオガイガーの開封レビューをしました。
RGガオガイガーはガンプラ以外の初のRGシリーズということもあり、ファンならずとも組み立てるのが楽しみになるキットになっています。
バンダイの最新キットの進化を楽しみたい人や勇者シリーズのファンなら、店頭で見かけたらパッケージだけでも眺めてください。
パッケージを眺めるだけでも組み立てる楽しみを感じられ、時間を忘れられるキットになっています。
人気のキットなので、再販後すぐに売り切れる可能性があります。プラモデルとの出会いは一期一会なので、興味のある方はぜひ購入してみてください。