ガンダムアーティファクトのダブルオーライザー

こんな人に向けた記事です。

  • 購入を迷っている人
  • キットの内容が気になる人
  • 商品を購入できなかった人

この記事では、2022年12月19日に発売されたガンダムアーティファクト第3弾に封入されているダブルオーライザーについて紹介します。

この記事を読めば、ガンダムアーティファクトシリーズの魅力を知ることができます。

ガンダムアーティファクト第3弾 (10個入)

モビルスーツに工業的解釈を加えた食玩シリーズ第3弾!

ガンダムアーティファクトは、ガンダムに登場するモビルスーツに工業製品的解釈を加えた食玩のコレクションシリーズです。メーカー希望小売価格500円で、全国の一部コンビニと大型家電量販店で発売発売されています。

過去に2度シリーズ展開されており、これまで15体のモビルスーツがキット化されました。

  • 第1弾:2021年1月25日
  • 第2弾:2022年1月17日
  • 第3弾:2022年12月19日

ガンダムアーティファクト第1弾のラインナップ

ガンダムアーティファクト第1弾
  1. Hi-νガンダム
  2. ナイチンゲール
  3. Ex-Sガンダム
  4. バイアラン・カスタム
  5. リック・ディアス

ガンダムアーティファクト第2弾のラインナップ

ガンダムアーティファクト第2弾
  1. V2アサルトバスターガンダム
  2. フルアーマーガンダム
  3. ジム(サンダーボルト版)
  4. ザクIII
  5. ドム・トローペン

ガンダムアーティファクト第3弾のラインナップ

ガンダムアーティファクト第3弾
  1. Zガンダム
  2. スタークジェガン
  3. ダブルオーライザー
  4. グフ・フライトタイプ
  5. キュベレイ

ガンダムアーティファクトは、プラモデルでも人気の高いモビルスーツばかりがラインナップされており、発売後すぐに完売する店舗の多い人気シリーズとなっています。店頭で見かけた方は、迷わず購入することをオススメします。

Zガンダムが目印!?

ガンダムアーティファクト第3弾

パッケージイラストに採用されているのは、メインモビルスーツのZガンダムです。

パッケージアートを手がけるのは、数々のガンプラパッケージのメカデザインをつとめるイラストレーターの木本ともたけ氏。

パッケージにはZガンダムの胸像の前に、見本キットとしてガレージキット風のキュベレイが飾られています。

ガンダムアーティファクトの外箱

外箱の裏面には、第3弾にラインナップされている5体のモビルスーツが掲載されています。

パッケージの見本キットは各キット共通です。

封入されているキットの確認は、外箱の上蓋を確認します。

ガンダムアーティファクトの上蓋

おみくじ形式の食玩のオマケではないので、お目当てのキットを選んで購入することができます。
お間違いのないように。

外箱の大きさは、長さ約140(mm)×幅約98(mm)×深さ約40(mm)です。
コンビニなどで販売されている食玩の中でも目に入りやすく、見つけやすい大きさとなっています。

ガンダムアーティファクトの内容物

ガンダムアーティファクトの内容物

内容物は、ガム1個と説明書、ランナーが4枚梱包されています。

大型の重モビルスーツの割には、少ないランナー数です。

組み立て1時間の極小キット!?

ガンダムアーティファクトの説明書

説明書には、各パーツの組み立て方が各部位毎に掲載されています。

  1. 左腕の組み立て
  2. 右腕の組み立て
  3. バックパックの組み立て
  4. オーライザーの組み立て
  5. 左脚の組み立て
  6. 右脚の組み立て
  7. 胴体の組み立て
  8. 全パーツの組み立て

ガンダムアーティファクトシリーズのキットは、全長55mm程度の大きさで、説明書通りに組み立てれば1時間程度で組み立てられます。パーツが非常に小さいのでパーツを紛失に注意してください。

ランナー数4枚!全59パーツのボリューム!

ガンダムアーティファクトのランナーは、A-Dの計4枚のABS素材で作られています。

ガンダムアーティファクトのランナーA

頭部と胸部パーツ中心のAパーツ。

ガンダムアーティファクトのランナーB

肩部とウィングのBパーツ。

ガンダムアーティファクトのランナーC

オーライザーとGNソードIIIのCパーツ。

ガンダムアーティファクトのランナーD

脚部のDパーツ。

パーツは部位毎や番号順に分かれているわけではなく、ボリュームが少ない割に組み立てるときに説明書に記載された番号のパーツを探すことになります。

パーツを全て切り出して組み立てたくなりますが、パーツが非常に小さいため、パッと見ると何のパーツかわからないパーツもあります。パーツ紛失のリスクも高いので、説明書通りにパーツを探しながら組むことをオススメします。

55mmの極小キットに詰め込まれた繊細なモールド

ガンダムアーティファクトのダブルオーライザー

こちらが組み上げたキットのフロントビューです。

ガンダムアーティファクトのダブルオーライザー

55mmの小さいキットながら、ダブルオー系特有の流線型のデザインが見事に再現されています。

支え棒いらずの安定感のある機体バランス!

ダブルオーライザーのリアビューです。

ダブルオーライザーのリアビュー

背面に背負っているのは、機体名の由来となっているオーライザー。ガンダムアーティファクトはガレージキット風のキットなので、コックピットの中までは再現されていません。

ダブルオーライザーのリアビュー

支え棒なしで安定自立するキット。

背面に大型のオーライザーを装備しているダブルオーライザーは、自立の難しいキットです。

本キットには転倒防止用の支え棒がついていますが、このダブルオーライザーは2本足で自立できので支え棒は不要です。

ガンダムアーティファクトのキットは、稼働が死んでいます。動かして楽しむことはできませんが、飾って楽しむことのできる仕様になっています。

工業製品的解釈をした各部パーツのチェック

それではダブルオーライザーの各部を見ていきます。

4分割された頭部・センサー類

小さい頭部は、以下の4つのパーツに分割されています。

  • アンテナ
  • カメラアイ・マスク
  • 右頭部
  • 左頭部

ダブルオーライザーの頭部
直径約10mmの頭部。

アンテナはピンピンに尖っているので、折らないように注意が必要です。

塗り分けるとなると大変そうですが、頭部だけでも完成度の高さが伺えます。

ギミック盛りだくさんの上半身!

ダブルオーライザーの胸部
複雑なデザインの胸部もしっかり再現。目を見張るほどのモールドが細かく掘り込まれています。

ダブルオーライザーの腕部とGNソードIII右腕にはダブルオーライザーのメイン武装であるGNソードIIIも装備しています。GNソードIIIは右手と一体化されているため、着脱できません。

オーライザー
背面にはダブルオー特有の2つの太陽炉とオーライザー、2枚のウィングが付属します。

上半身の合わせ目チェック

ダブルオーライザーの腕部合わせ目

目立つ合わせ目が腰部と腕部、GNソードIIIに発生します。

GNソードIIIの合わせ目は、段落ちモールドと呼べなくもないような作りになっています。消す合わせ目と残す合わせ目を見極めながら、合わせ目を消しましょう。

スラリと伸びた細くしなやかな下半身

ダブルオーライザーの脚部
流線型の脚部と自立できるように少し角度のついた足首。

立ち姿が美しいダブルオーライザー

立ち姿の美しいダブルオーライザー。

下半身の合わせ目チェック

ダブルオーライザーの脚部
膝関節の曲がらない下半身はモナカ構造。

塗装をするなら、後ハメ加工が必須です。

購入するなら、EDIONがオススメ!

店頭に並んでいるダブルオーライザー

ガンダムアーティファクトってどこで買えるの?という方に、販売店の案内をします。

ガンダムアーティファクトは食玩です。ガンプラと同じ売り場では販売されていません。

確認できている販売店舗は、以下となります。

  • セブンイレブン
  • EDION
  • 全国のスーパーマーケット

オススメの購入店舗は、EDIONです。スーパーやコンビニは店舗は、店舗次第で販売していない所も多いため、確実に購入したいなら家電量販店のEDIONがオススメです。

ガンダムアーティファクトの全種類購入を考えている人は、バンダイ公式のガンダム食玩ポータルで買うことができます。大人買いしたい人は、公式サイトの情報をチェックしてください。

アーティファクト難民の声

第3弾発売の当初は、ガンプラ転売問題などもあり、本キットも発売早々に店頭から姿を消しました。買い逃すことのないように、購入できなかった人の声を掲載します。

一度買い逃すと次に出会えないキットなので、お買い求めはお早めに。

ガレージキット風のキットを片刃ニッパーで切断

ガンダムアーティファクトは、とても小さなキットです。塗装することが難しく、ヤスリがけも手間がかかります。

そのため、ランナーからパーツを切り離すときは、なるべく切断面が残らず、また白化しないように片刃ニッパーで慎重に切断してください。

オススメのニッパーは、アルティメットニッパーです。アルティメットニッパーは切断能力が高く、一般のニッパーに比べると切断跡をキレイにできます。

アルティメットニッパー

価格は他のニッパーより高価になりますが、プラモデル作りに時短にぜひ一本持っておきたいニッパーです。

ゲート跡の比較

一般のニッパーで切断したゲート跡

一般のニッパーで切断したゲート跡。ゲート跡が少し白化しています。

アルティメットニッパーで切断したゲート跡

アルティメットニッパーで切断したゲート跡。ゲート跡の白化があまり見られません。

まとめ

工業製品的解釈をしたガレージキット風のガンダムアーティファクトシリーズから、ダブルオーライザーを紹介しました。

55mmの小さいキットの中に、特徴的な機体のギミックが緻密に再現されたキットになっています。

ダブルオーライザー特有の自立しない問題も解決されているので、ディスプレイ用としても最適です。

店頭で見かけることの少ないシリーズなので、気になっている方は見かけたときに購入しておくことをオススメします。

ガンダムアーティファクト第3弾 (10個入)