

ブログのリライトは何位の記事をリライトしたらいいですか?そもそもリライトってやらないとダメですか?
こんなお悩みを解決します。
記事の内容
- ブログ記事のリライトをする意味
- リライトをしてアクセス数をふやす方法
- 収益をふやすためのリライト
こんにちは。ツクルカです。
月間300万PVを超えるウェブメディアの編集担当をしています。
そんなわたしが年数回かならず行う作業が、記事のリライトです。
「リライトしても検索順位やアクセス数は、そんなに変わらないんじゃないかな」
と思っている方もいると思いますが、リライトはかなり大切です。
この記事では、
ブログのリライトをするにあたって、これだけは抑えておいた方がいい!
と思ったことをまとめました。
ある程度の記事を更新した人向けの内容ですが、初級者の方も将来きっと役に立つので、ぜひ読んでみてください。

リライトは、目的を考えて効率的に!
リライトとは?
リライトは、自分の書いた記事の内容を見なおす作業のことです。
書いたブログの記事は、Googleのアルゴリズムに従って解析され、検索ランキングに反映されます。
どれだけ力作の記事であっても、公開後すぐに想定した検索キーワードで上位10位内に入ることはありません。
そのため公開2〜3ヶ月後に、記事がどのような評価をGoogleの検索エンジンからうけているのか、解析ツール(Google Search ConsoleやAnalytics)を使って調べる必要があります。
そして一般的にリライトは、検索エンジンに評価をされていない記事を対象として行なうといわれています。
リライト対象の記事とは?
リライトの目的は、以下の3つです。
- 検索順位をあげる
- 誘導したい記事への遷移率をあげる
- ふるい情報を更新する
この中でもっとも効果の高いリライトは、「誘導したい記事への遷移率をあげる」です。
「えっ!検索エンジンに評価をされていない記事をリライトして、順位をあげるんじゃないの?」
と、思うかもしれませんが、検索順位の操作はプロのライターでも不可能です。
ブログやYouTubeなどで「リライトをして検索順位をあげた」といっている方を見かけますが、それは「ただの偶然の産物」か、記事のクライアント(大企業)の評価に乗っかっているだけで、その人だけの成果ではありません。
誤解を恐れずにいうと、
検索順位をあげるためのリライトは、ほぼ無駄(不可能)です。
そのためこの記事では、検索順位をあげるためのリライトより、評価されなかった記事のキーワードで新たに切り口のことなる記事の書きおこしをおすすめします。
そして、リライトの必要な記事として、以下の記事をご紹介します。
検索上位でアクセス数はおおいが、収益性の低い記事
この記事をリライトすることで、アクセス数(PV)と収益を増やします。
アクセス数(PV)と収益をあげるリライト!
アクセス数には、PVとUUの2つの指標があります。
PVとはページビューの略で、1セッション内でのページ閲覧数のことです。
UUとはユニークユーザー数のことで、訪問客をかぞえます。
たとえば「1UU/2PV」であれば、1回の訪問内で2ページ閲覧したことになります。
検索上位でアクセス数はおおいが、収益性の低い記事のリライト
収益性の低い記事の課題は、2つです。
- クリック率の改善
- 収益の構造化
クリック率の改善
クリック率は、以下の2つを目的にリライトを行います。
- アフィリエイト広告の収益をふやす
- アクセス数のすくない記事への遷移
アフィリエイト広告をリライトして収益をふやす
アフィリエイトのクリック率が低い場合は、商品や商品紹介のコピーライトのリライト、掲載位置などの見なおしを行います。
アクセス数のすくない記事への遷移
アクセス数のおおい記事からアクセス数がすくない関連記事へのリンクや紹介文のリライトを行なうことで、遷移率(クリック率)をあげます。
PVをふやすことで、ユーザー体験(UX)の高い記事と検索エンジンに判断される可能性も高くなります。
そのため、サイト全体の評価が高まり、その他の記事の評価も高まります。
収益の構造化
記事の中には検索エンジンに評価はされていないが、収益性の高いページがあります。
こうした記事をみつけたら、アクセス数のおおいページから収益性の高いページへリンクを貼ることで、収益率(CVR)をあげることができます。
ブログの運営では、アクセス数を集客できる記事を作成するかたら、収益を目的とした記事の作成も大切です。
集客もできて、収益化もできる記事が最強ですが、どちら一方だけの特徴を持った記事がある場合は、アクセス数のおおいページから収益性の高いページに積極的にリンクを貼って、収益を構造化できる仕組みをつくりましょう。
まとめ
検索順位をあげるリライトは無意味!アクセス数のおおい記事をリライトすべき理由について解説をしました。
リライトというと、検索エンジンに評価されていない記事を書きなおすことをイメージしがちですが、評価されていない記事を書きなおして評価されるようにするのは非常にむずかしく、手間もかかります。
それならばいっそ、切り口の違う記事をあたらしく書きおこし、すでに検索エンジンに評価されてアクセス数のある記事を有効利用した方が効率よくPVと収益をふやすことができます。
サイト全体の構造を見なおし、効率的にPVと収益をふやしていきましょう。