前回に引き続き、ハセガワ製川崎T-4のプラモデルを製作します。
コックピットが完成したので、今回から機体の組み立てに移ります。
機種やキットの特徴次第で組み立て順序が変わる飛行機モデル。
その辺りを考慮しつつ、できる限り簡単に模型を組み立てられるようスケジュールを立てて組み立てようと思います。
ハセガワ 1/72 川崎 T-4 航空自衛隊
Amazon公式サイト塗り忘れとコックピット周辺の塗装
コックピット周辺の塗装をするついでに、前回塗り忘れた座席の後ろも塗装。
コックピットを機体に組み入れてから塗装するのは大変なので、コックピット周辺を先に塗っておきます。
合わせ目消しなどで塗装の剥げるところも出てきますが、気にせず塗装。
使用するカラーはコックピット内部のカラーと同じクレオスのFS36231 米海軍標準塗装色。
ウェザリング効果を期待して、コックピット周辺も黒立ち上げのグラデーション塗装します。
後々塗り重ねるので、塗装はざっくりで大丈夫です。
コックピットを機体に組み込む
コックピットを機体に組み込み、機体を貼り合わせていきます。
機体を貼り合わせやすいようにコックピットを接着剤で仮止めし、流し込み接着剤で機体を貼り合わせ。
パーツの歪みやズレは、貼り合わせるときに力を加えて強引にパーツ合いを調整します。
調整するときは、なるべく
ような気がするので、外側からではなく内側から貼り合わせるようにします。とはいえ、貼り合わせている途中でしょっちゅう剥がれるので、あまり順番にはこだわらなくても大丈夫だと思います。
合わせ目に接着剤が流れていることを目視で確認しつつ、流れていないところは追い接着を流し込む。
接着剤が少しはみ出してしまいましたが、ここは気にせず乾燥を待ちます。
下手に触ると被害が大きくなるので、我慢です。
機体の組み立て その1
接着が乾く間に、細かいパーツを組み立てておきます。
組み立てたパーツ
- 主翼
- 弾頭
主翼下のパーツは向きを間違えないように慎重に接着。
小さいパーツをピンセットで挟み、ポロポロさせつつ無事接着完了。
弾頭は簡単に貼り合わせ。
乾燥後にヤスっておきます。
合わせ目とヒケの処理
胴体部の接着剤が乾燥したので、細かい隙間やヒケを処理します。
川崎T-4は古いキットにも関わらず、パーツの合いがいいので、接着後の隙間はなし。
パーツの合いより所々にヒケがあるので、ヒケ処理のためエキシポシパテで埋めて消します。
ヒケのあった箇所。
- 機首
- 機首下の合わせ目
- ジェットエンジン
ヒケっているのか合わせが悪いのか、ジェットエンジン合わせが気持ち悪い。
パテで埋めるとモールドが消えてしまいますが、ここはパテで埋めて平滑にならすことを選択。
機首と機首下の合わせ目も同様に処理。
コックピットの合わせ目の仕上げ
合わせ目処理の際に剥がれた塗装を塗り直し。
塗り直しついでに、機体全体の塗装で消えないようにコックピットとコックピット周辺をマスキングしておきます。
剥がれた部分だけを露出させてマスキング完成。
周辺の色と馴染むように、黒立ち上げで塗装します。
インテーク周りの組み立て
主翼などを取り付ける前に、インテークの処理を先に行います。
インテークの内部をガイアノーツのピュアホワイトで塗装し、貼り合わせ。
乾燥を待っている間に、インテークで隠れる部分を先に塗装します。
機体を塗装するカラーは、クレオスのFS36375 米海軍標準塗装色。
コックピット内部より少し明るめのグレーです。
機体はパネルシェーディングで影を演出しつつ塗装。
インテークの内部をマスキングし、インテークの外装も塗装します。
機体の組み立て その2
主翼とインテークを機体に取り付け。
尾翼は塗装後に取り付けます。
主翼とインテーク間に隙間ができるので、パテで埋めて消してあげます。
まとめ
コックピット周辺の組み立てと塗装の完了と大まかなパーツを組み立てました。
ので、歪みやズレに困ることはありません。
古いキットなのでヒケが目立ちますが、モールドを優先させるか形状を優先するかはモデラーの判断次第です。今回はモールドより形状を優先するため、パテで埋めてヒケを処理しました。
次回は機体全体の塗装と細かなパーツの塗装と組み立てです。
先は長いので、のんびり組み立てていきます。
ハセガワ 1/72 川崎 T-4 航空自衛隊
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