

仕事にやる気が出ないのは、ワークスタイルと自分の欲求を理解していないからだ。

ワークスタイルと欲求?

そう。やる気スイッチが入るタイミングと条件は、人それぞれ違うということだ。
仕事へのやる気=モチベーションは、高めようと思っても今すぐ高まるものではありません。
やる気スイッチのonとoffを自由に切り替えることが難しいからです。
しかし、普段の仕事で仕事へのモチベーションが高まるタイミングを覚えておけば、スイッチが入るタイミングを見計らって仕事のスケジュールを立てるなど対策を打つことができます。
この記事では、自分のやる気タイプと欲求を理解して、なんとなくやる気が出ないを脱出する方法を解説します。
自分のワークスタイルを知る
人がやる気になるタイミングは、それぞれ異なります。
やる気のすぐに湧く人
締切間近にならないとやる気の出ない人
計画を立てないと動けない人
やる気スイッチの入る条件を把握しておけば、それに合わせたスケジュールを組むことができます。
以下に、代表的なワークスタイル4つを紹介します。
先延ばしタイプ
仕事を後に伸ばし、中途半端に終わってしまうタイプです。
仕事を後に伸ばしてしまうのは、感情のアップダウンが激しく集中力が維持することができないからです。
つい仕事を先延ばししてしまうタイプは、瞑想など感情のアップダウンを抑えるトレーニングをして、強いメンタルと維持できる集中力を鍛えましょう。
締切タイプ
仕事を後に伸ばすが、最終的にはギリギリ間に合わせるタイプです。
このタイプは一度エンジンがかかれば、一気に仕事を終わらせることができ、質の高い仕事をします。
ただし、集中するゾーンに入るまでの時間が長いため、細かい締切を設定して、自分で自分を追い込むスモールゴールを作ると、自らやる気を引き出すことができます。
計画実行タイプ
仕事のスケジュールを綿密に計画し、目標達成に向けて戦略を立てるのが好きなタイプです。
計画を立てることによりモチベーションが上がるため、戦略が完成すれば、すぐにでもそれを実行するための行動に移ります。
計画倒れしない計画の作り方などを学び、自分の思い通りに計画を進めることで、さらにやる気を高めることができます。
環境依存タイプ
仕事の期限や質ではなく、仕事をする環境を第一とするタイプです。
自分が集中できる環境に身を置くことで、やる気スイッチが入ります。
このタイプは自分の落ち着く場所や場所を点々をして気分転換することで、集中力を維持することができます。
自分の欲求を意識する
やる気スイッチが入るタイミングの次に大切なのは、スイッチを入れる条件を知ることです。
やる気スイッチを入れる条件とは、欲求=モチベーションです。
やる気スイッチを入れるモチベーションを高めるためには、欲求を満たしてあげることが大切です。
人がモチベーションを上げるために必要な要素は、大きく4つあります。
物欲
人は仕事をすることで、お金や社会的地位、時間などを様々なモノを手に入れることができます。
物欲は他人との比較で満たされているかどうか決まるため、その欲望には限界がありません。
そのため物欲センサーが強すぎる人は、強すぎる欲に目が眩み、仕事に集中できなくなります。
そうならないためには、他人ではなく過去の自分と比較することです。
そうすることで、過去の自分より成長していることを実感でき、仕事に対するモチベーションも上げることができます。
集団への帰属
人は会社やコミュニティーとの結びつきを意識することで、やる気を出すことができます。
所属している会社やコミュニティの規模や評価を、自分のステータスに変換できるからです。
また、付き合う人によってもモチベーションを高めることができます。
仕事のできる人の隣にいると、仕事の効率やモチベーションが自然と上がります。
仕事は内容で選ぶのではなく、環境や人で選ぶと失敗することはありません。
理解の追求
仕事への理解を追求しゴールと結びつけることで、やる気を出すことができます。
試したいことや知りたいことなど、好奇心を満たし行動した結果がビジネスになります。
好奇心を満たすために行動した結果を売上などの数値でわかりやすくすることで、自分の成長を目で見て感じられるようになります。
守るべきもの
人は守るべきものがあると、やる気を出します。
お金や家族、友人、恋人、評判、時間など守る対象は、なんでも大丈夫です。
守るべきものを意識できると、それに対応した行動を取るようになります。
自分の価値観に基づいて守るべきものを明確にし、守れる力を養っていきましょう。
まとめ
- やる気を出すには、やる気スイッチが入るタイミングと条件を知る必要がある
- やる気の入るタイミングは、人それぞれ異なる
- やる気スイッチを入れるには、欲望を満たす必要がある