
ニュースを見ると人生の質が下がります。
自信過剰とバイアスの罠にハマり、時間の浪費に繋がるからです。
人より多くの知っているという自信過剰になり、悪い情報をむやみに信じやすくなり、人生にとって重要ではない情報に時間を取られています。

社会人になったら、新聞ぐらい読めないとまずいんじゃないの!?

新聞やテレビで報じられる情報が、重要とは限らない。本当に重要な情報は、後になってからわかることが多いからな。
新聞やテレビで流れる情報は、多くの人が興味を持ちやすい情報を流しています。
そのため、後から振り返ってみると本当に大切な情報が流されることはありません。
この記事では、ニュースを見なくても人生に影響のない理由について解説をします。
毎日1時間無駄にしている!?
人はお金に関しては節約家になりますが、時間に対しては浪費家になりがちです。
時間が無限にあるものと思い違いをしているからです。
そのためお金を節約するために、時間を使って解決しようとします。
情報にも同じことがいえ、多くの人が1日あたり60分〜90分ほど時間をかけてニュースをチェックしています。
学歴の高い人ほどニュースチェックにかける時間が長いと言われています。
重要なニュースはない!?
ニュースは必ずしもチェックする必要はありません。
報じられるニュースが重要なものと限らないからです。
また、ニュースは多くの人に見られたり、記事を量産することで売り上げやPVを稼ぐ必要があるため、本当に大事な予防策をニュースで報じることはありません。
そんため新聞やニュースのオリジナル性は低く、ネットニュースに至っては半分以上がフェイクニュースを取り上げています。
ニュースを見ないからといって、時代に取り残されたり、経済的な判断が遅れることもありません。
自信過剰を促進する
新聞を読んで得られるのは、世の中を理解しているという自己満足に過ぎません。
ニュースを過剰にチェックすると、自信による錯覚を起こすからです。
世間に流れている情報で、質の高い情報は少数しかありません。
また質の高い情報は、新聞やテレビなどで流れてくるものではなく、知人や人づてなど人を介して流れてくるものです。
ニュースをチェックして自信過剰になるくらいであれば、読まない方がマシといえます。
不安に苛まれる!?
人には損失回避という、利益よりも損を回避するという傾向があります。
ニュースにもおいても同じことが言え、良いニュースよりも悪いニュースの方を重要に捉えがちになります。
そのためニュースの見出しは、ショッキングなタイトルをつけることが多く、こちらの不安を煽って情報を見るように仕向けてきます。
ニュースをチェックする量に対して、メンタルが悪化する可能性もあるため、余計な不安を抱えたくない人はある程度情報を遮断することをおすすめします。
意見が一致する情報を集める!?
新聞やニュース、YouTubeなどのSNSでも言えることですが、人は自分と同じ意見を持っている人の情報を探して見ようとする傾向があります。
意見の合わない人の情報を仕入れることを心理的に拒否しているからです。
しかし、情報は多角的に複数の意見に触れることが大切です。
複数の意見の中から本当に大切なことを考えて、行動に移していくためにボクたちは情報を集めています。
意見が一致する情報だけを集めるだけなら、情報を集める必要はありません。
流れてくる情報には、まず反論する癖をつけておきましょう。
信じやすい情報を信じる!?
ニュースに触れたとき、人は自分が理解しやすいものを信じる傾向にあります。
みんなが信じている理解しやすいモノを正しいものと理解するからです。
しかし、みんなが信じているものが正しいとは限りません。
宗教の正しさが証明できないことと同じことです。
流れてくるニュースを間に受けて思考停止するのではなく、自分にとって本当に重要な情報は何か?を自分で考えるようにしましょう。
まとめ
- ニュースを見るのは時間の無駄
- 毎日1時間無駄に消費している
- 流れてくるニュースに重要なものはない
- 情報に多く触れるだけで、自信過剰になる
- ネガティブな情報は遮断する
- 同意見のニュースしか見ない
- 信じやすいモノを信じる
- 思考停止ではなく、疑い・考えることが大切