

人前で話すことが苦手です。緊張しない方法はありませんか?
こんな人のための記事です。
人前で話すときに緊張をするのは、自然なことです。
むしろ、緊張をしない凡人が一番ヤバいともいえます。
この記事では、人前で話すときに緊張をしすぎて
- 頭が真っ白になる
- 声が震えて恥ずかしい
- 失敗をする
という人に向けて、緊張する自分を受け入れて、前に進む方法について解説します。

ほどよい緊張状態は、あなたのポテンシャルを引き出します!
緊張の原因は、考えすぎによる不安
緊張することは自然なことと言いましたが、できれば緊張はしたくないものです。
でも、ボクたちは面接やプレゼンなどのプレッシャーのかかる場面では、緊張を感じてあせります。
この緊張の正体は何かというと、将来のことや余計なことを考えすぎるためにおこる不安です。
そのため、準備不足のときには失敗する未来を考えすぎて緊張し、前もって準備をしたときは頭の中でリハーサルをしすぎて緊張をします。
では、どうすればいいのか?
答えは、準備をしつつ、本番前には余計なことを考えないです。
本番の前には、別のことに集中する
別のことに集中すると言っても、むずかしいことをする必要はありません。
スポーツ選手のように音楽を聴きながら鼻歌を歌ったり、深呼吸をするだけで十分です。
そうすることで、緊張するときに感じる不安やプレッシャーから意識を逸らすことができます。
100%の成果は出せないかもしれませんが、60%〜70%ぐらいの成果が出せればOKぐらいの気持ちで望めば、結果は出なくてもこれまでのプロセスに満足できるようになります。
結果を出したい人の緊張対策トレーニング
緊張しても失敗しても問題ないと言いましたが、やっぱりボクたちは人前で緊張せずに堂々と話す人にあこがれます。
どうすれば、彼らのようになれるのか?
この方法について、プレゼンのうまい友人に話を伺うと以下の回答をもらいました。
- 練習風景を撮影する
大企業の営業やコンサルのロールプレイングでよく行われている方法らしいですが、プレゼンや商品説明をしているところを撮影するだけで、ボクたちは人前で緊張せずに話せるようになります。
撮影をして驚くのは、ボクたちは自分が思っている以上にうまく話せていないことに気づきます。
顔は緊張で強ばり、不安から手足や体をムダに動かし、目線も定まっていません。
自分自身の醜態を見るのは恥ずかしいですが、一度自分が話しているところを撮影すると「周りからはこういう風に見えているんだな」ということがわかり、むしろ落ち着きます。
これを繰り返すことで、身振りや話し方などを強制することもでき、緊張していたとしても人前で堂々と話すことができます。
いまの時代であれば、スマホ一台あれば部屋で自分一人で確認できるので、面接やプレゼン前に原稿を読み上げる練習をする自分を撮影してみてください。
緊張するほどのポテンシャルが自分にないことがわかり、失敗の想像もつきます。
不安は、不確定の未来を想像するためにおこるものです。
たとえ失敗するとしても失敗の範囲がわかっていれば、案外怖くなくなります。
ぜひ、試してみてください。
まとめ
人前で緊張する理由と対策について解説をしました。
人前で話すときに緊張をするのは、自然なことです。
緊張をしないと何も対策を講じないため、緊張しない人は緊張をする人より大きな失敗をして損をしがちです
そのため、緊張をすることは悪いことばかりではありません。
しかし、なるべくなら緊張は抑えたいもの。
そのためには、本番前に人前で話す練習風景を撮影し、人からどのように見られているかをチェックすることをおすすめします。
そして、本番前には不安やプレッシャーから意識を離す工夫を行い、練習の7割ぐらいの成果を目標に頑張ってみましょう。
そうすれば、緊張や不安をプラスの材料にして、人前で話せるようになります。