

他人と自分を比べると自信がなくなります。どうすればいいですか?
こんな人のための記事です。
失敗をしたときやふとした瞬間に、「自分はなんてダメなやつなんだ」と落ち込むことはありませんか?
それは自己肯定感-つまり、自分を認める能力が低いときに経験する自責の念です。
しかし、ネガティブな自分の感情に対し、「なんとなる」や「もっと頑張らないと!」と自分にたいして「甘さ」や「厳しさ」だけで乗り越えようとするのは危険です。
さらに失敗し、落ち込む危険があります。
気分が落ち込んだときに自分を認めて前に進むためには、「大切なパートナーや親しい友人を慰めるように自分を励まし、認めてあげること」です。
この記事では、自分を無駄に責めて前に進めない人にむけて、現実から目を逸らさず前に進むための方法を解説します。

自分を責めないで現実を受け入れて、しっかり対策をしよう!
自分を責める理由
真面目でやさしい人ほど、人を傷つけたことや仕事で迷惑をかけたことをいつまでも引きずる傾向があります。
自分のことを責める背景にはいくつか理由がありますが、多くの場合は自分のことを守ろうとする「自己防衛規制」に依存しています。
誤解を恐れずにいうと、自分を責める理由は、うまくいっていないことの言い訳に過ぎません。
言い訳をしているだけなので、自分を責めている間は人生が良い方向に進みません。
とはいえ、ボクも同じなのですが、ついつい自分を責めてしまう人や嫌なことをずっと引きずってしまう人はいると思います。
そういう方に向けて、落ち込みやすいボクが調べて実践をしている「自分のことを責め過ぎずに、前に進む」ための方法を以下にまとめました。
自分を責め過ぎないで前に進む方法
失敗は学習するチャンス!
失敗は学習するチャンスで、成功は報酬を獲得するチャンスです。
そのため成功に学びはありませんが、失敗には学ぶことがたくさんあります。
なぜなら、成功したことはそれを続けるのみで成長がなく、失敗は2度と繰り返さないようにするために、失敗した原因を調べたり、対策を考えたりします。
そのため、人は失敗を繰り返すたびに成長をします。
失敗をしたときは、自分はダメなやつだと落ち込み過ぎず、失敗した事実を静かに受け入れて、自分を励まし、対策をしっかり考える学びのチャンスとしましょう。
ネガティブな感情は挑戦するチャンス!
新しいことへの挑戦は、ポジティブな感情のときにより、ネガティブな感情をいただいているときの方が長続きし、成功する可能性は高まります。
ダイエットなどを例に挙げると、3ヶ月後に痩せている自分を想像してダイエットを始めるより、恋人にフラれたときや他人から傷つくようなことをいわれて見返してやろうとおもい始めたダイエットの方が成功する確率の方が高くなります。
その理由は、ポジティブな感情より嫌なことの記憶の方が、短中期的に人間の脳に強烈に残るためです。
また怒りやつらいなどのネガティブな感情は、そこから脱却するためにこれまで行動していなかったことへ挑戦する意欲(パワー)にもなります。
ネガティブな感情に苛まれたときは、そのエネルギーを新しいことを始めるパワーに切り替えて、これまでできなかった新しいことに挑戦してください。
新しいことを始めるとクヨクヨしていることも忘れるので、おすすめです。
ライバルは過去の自分
人は他人と自分を比べると、必ず不幸になります。
他人の持っているものや成功、お金、容姿などが、ボクらはうらやましてく仕方ありません。
しかし、いくら他人をうらやましがっても意味はありません。
ボクらはその人ではないからです。
そもそも比べる対象としても妥当ではありません。
いまの自分と比べられるのは、過去の自分だけです。
「過去の自分と比べて、いまの自分はどうだろうか?」と自問自答してください。
一年前の自分は、できないことすら知らなかったなどの事実に気がつけるようになります。
努力を続けた人は、必ず過去の自分より成長しています。
その成長を糧に、未来を切り開いていきましょう。
自分自身を支持する
他人の信じているものを支持しても、ボクたちは幸せにはなりません。
他人がいいとすすめるものを自分もいいと思えれば別ですが、そうでなければいくら批判をされても自分が信じているものを貫く方が、たとえ失敗したとしてもボクたちはその失敗に納得ができます。
最終的に自分の取った行動の結果は、自分で責任を追わなければいけないからです。
他人は無責任にすすめてくるだけなので、最終的な責任は取ってくれません。
自分自身の頭で考えて、本当に良いと信じられるものだけを支持しましょう。
他人を認めて、その成功を喜ぶ
他人と自分を比べることは良い行為ではありませんが、他人の能力などを認めて、その成功を素直に喜ぶことは大切です。
他人の成功を認められない人は、自分自身も認めることができないからです。
すべての人の成功を喜ぶ必要はありませんが、身近な大切な人や友人の成功は素直に喜んであげましょう。
そうすることで、あなたの周りにはあなたの成功を喜んでくれる仲間が増えます。
良い人間関係とは、誰にも依存せず、しかしお互いに存在を認めて、その成功を喜びあえる関係をきずけることです。
こうした関係を作るためには、まず身近な人の成功を自ら喜んであげましょう。
疲れることもありますが、長く続けることで効果は絶大なものになります。
まとめ
自分を無駄に責めて前に進めない人に向けて、自分を認めて前に進む方法を解説しました。
自責の念は、誰もが抱えている自分を守ろうとする「自己防衛規制」です。
そのため居心地は良いのですが、それだけでは人生は好転せず、前に進みません。
自分の人生を少しでも良い方向に転がすためには、さまざまな新たしいことに挑戦をして、失敗を繰り返すことです。
ときには辛いときもありますが、そうしたときは自分を責め過ぎず、でも甘やかさず、自分を大切なパートナーや友人のように優しく扱い、叱咤激励をしてあげてください。
そうすることで前に進むパワーが生まれます。
自分を信じて、他人を認める強さがあれば、自分自身を認めることもできるようになります。
参考になれば、うれしいです。