

人の多いところで会話に入っていくのが苦手です。コミュニケーションスキルを高めるにはどうすればいいですか?
こんな人のための記事です。
飲み会やセミナー後の懇親会などの社交の場で、人とコミュニケーションをとることが苦手な人は、社交のルールがわかっていません。
そのため、普段は出向かないような場所に出向いたにもかかわらず、浅い雑談しかできず、つまらない人と思われたかもと落ち込んでしまいます。
この記事では、人が集まる社交の場で楽しくコミュニケーションを取る方法について解説をします。

コミュニケーションが苦手な人は、他人に親切をしよう!
社交の場にはホームとアウェイがある
会社の飲み会が嫌いといっても、すべての飲み会が楽しめない人はいないと思います。
楽しかった飲み会もあれば、まったく楽しめない飲み会もあります。
この違いはなんなのか?
人には、自然と落ち着けたり、楽しめたりするパーソナルスペースがあります。
社交の場も同様です。
自然と人と打ち解けて楽しめる場所もあれば、緊張してしまう場所もあります。
秋葉原はホーム感があって落ち着けど、渋谷はアウェイ感があって緊張するといった感じです。
旅行先から自宅に帰ってきた時の安心感が近いかもしれません。
そういった感じで楽しめる場所もあれば、楽しめない場所もあります。
社交の場に出かけていくときは、これまでに経験した楽しかった社交の経験を思い出して、こういうところなら落ち着いて楽しめるというシチュエーションや空間を選んで参加するようにしましょう。
MCを探して、盛り上がっているところに行く
飲み会などでコミュニケーションが苦手な人ほど、会場の入り口や壁際、トイレなどコミュニケーションの取りにくいところにポジションを取りがちです。
入り口付近やトイレなどは人の出入りが多く、壁際などは人が近寄らないので、そもそも飲み会に参加する意味がありません。
コミュニケーションが苦手な人は、会話を回してくれるバラエティ番組のMCのようなコミュニケーションをサポートしてくれる人を探して、会話の盛り上がっているところに顔を出しましょう。
そういった人は上手に人の話を振って、こちらが話す時はスッと引いてくれます。
飲み会などの社交の場に参加した時は、会場の中央あたりで盛り上がっているMCのできる人の近くにいるようにしましょう。
親切は自分を助ける
社交の場で他人の親切を断る人はあまりいません。
ドリンクや食事をとってあげたのに、いらないと断られることはないと思います。
そのため、会話のきっかけとして人に親切をしてから話しかけるとすんなり会話や人の輪に入ることができます。
飲み会などの社交の場が得意なコミュニケーション能力の高い人を見ると、だいたい食事や飲み物をもってきて会話に入ってきます。
反対にコミュニケーション能力の低い人は、会話が苦手にもかかわらず、手ぶらでいきなり会話に割って入ろうとします。
コミュニケーションが苦手であれば、苦手なことを武器に会話に入るのではなく、親切という武器を片手に会話に入るようにしましょう。
ありがた迷惑でもそれをその場で断る人はいません。
むしろ、空気の読めないおじさんのように、いきなり会話に割って入ってくる人ほど嫌われます。
ご注意ください。
迷っている人=つまらない人
社交の場で最も嫌われるのは、つまらない人です。
つまらない人の特徴は、ありきたりな質問や回答しかできない人です。
本人としては、場の空気を壊さないように気を使っているのかもしれませんが、「何を話したらいいのか?」という迷いが、他の人を不愉快にさせ、つまらない人と誤解されてしまいます。
上司や好意のある異性と話す時は、好かれようとしてご機嫌を伺うように迷いながら話すよりは、相手に迷っているという誤解をさせないために、話のルールを作るか素直に話をしましょう。
話せば意外といい奴と思われる可能性があるので、誤解されるぐらいなら自分をさらけ出すことをおすすめします。
まとめ
飲み会やイベント後の懇親会などの社交の場でのコミュニケーションが苦手な人に向けて、社交の場で楽しくコミュニケーションを取る方法について解説をしました。
社交の場で楽しくコミュニケーションを取るには、場所による優位性とコミュニケーションをサポートしてくれる人が必要です。
人の助けを借りられないような時は、人に親切をするようにして、会話に入っていくようにしましょう。
大切なことは、迷いを捨てることです。
迷うと他人から「つまらない人」とレッテルを貼られ、2度と誘われることがなくなります。
そうならないように、自然と素直に自分をさらけ出せるような環境や空間を用意するよう心がけましょう。