最終面接で受かる人が気をつけているポイント4つ
YoshinoriYoshinori

時間内に採用されるかを判断される最終面接で気をつけないといけないポイントを独自の経験を元にサラッと解説します。

こんな人におすすめ

  1. 最終面接が苦手な人
  2. 最終面接でコケる人
  3. あした最終面接を受ける人

これまでの社会人経験やスキルを見られる1次・2次面接では、経験・ポテンシャルをベースにあなたのことを知ることが目的に行われます。

そのため入社後に現場の上司となる方が面接官になることが多く、スキルを確認する質問がよくされます。

1次や2次面接を通過するポイントは、経験や実績を端的にわかりやすく伝えることで、特に数値を添えて答えられるとベストです。

一方、最終面接に登場する面接官は、その会社の役員か社長であるため、「うちの会社と合っているか?」や「社員と馴染めるか?」「仕事に対する熱量は?」など、長く誠実に働くことができるかを見られています。

アシのMちゃんアシのMちゃん

入社する熱意を伝えるとか、苦手なんだよね〜。

YoshinoriYoshinori

そうか。「御社が第一志望です」と胸を張って目を見て言えばいいだけなんだが、下手くそな奴はそこで恥ずかしがったりするから嘘っぽく聞こえるんだ。

この記事では、最終面接を受かるために自分の言葉を熱量を持って伝える方法を解説します。

最終面接は顔合わせだけじゃない

YoshinoriYoshinori

1つ目のポイントは、「最終面接は顔合わせだけじゃない」です。

求人募集には、一人採用につき最低でも100万円以上のお金がかかっていることも少なくありません。

そのため、役員や社長と面談する最終面接では、入社後にあなたがすぐに辞めてしまうことがないかなど、入社に対する熱量や会社とのマッチ度を見られています。

アシのMちゃんアシのMちゃん

最終面接って、ほぼ受かってるわけじゃないの?

YoshinoriYoshinori

最終面接の時点で入社させるかどうかは、全然決まっていない。気を抜くな。

1次もしくは2次試験を通過して、入社が半分以上確定していると思われがちな最終面接ですが、実際のところはほぼ決まっていません。

3次面接まであるような大企業の面接であれば、最終面接が社長との顔合わせだけとなる場合もありますが、多くの企業の最終面接は役員か社長がその場で最終判断を下します。

最終面接前はこれまでしてきた企業調査の復習をしっかりして、想定される質問を考慮して準備して挑みましょう。

最終面接でよくされる質問

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2つ目のポイントは、「最終面接でよくされる質問」です。

最終面接では、その企業への入社の熱量を問われます。

そのため、以下のような2つの質問をよくされます。

  • 前職で一番苦労したこと
  • 入社してからやりたいこと

これらを通して仕事に対する興味や姿勢、困難にぶつかったときなどのマインドなど「うちの会社と合っているか?」「長く働いてくれるか?」などを見極めます。

アシのMちゃんアシのMちゃん

苦労したこととか、入社してからやりたいことなんて特にないんだけど。。。

YoshinoriYoshinori

だろうな。毎日仕事で大変な思いをしていたり、愚痴は言うけど、面接という畏まった場で聞かれると答えられることは少ない。だから、本当のことを言う必要はない。

アシのMちゃんアシのMちゃん

よくある答えや嘘でいいってこと?

YoshinoriYoshinori

違う。自らの経験と照らし合わせて、相手の会社に合わせた答えを返せばいいんだよ。

入社したい企業の熱量に合わせて答える

YoshinoriYoshinori

3つ目のポイントは、「入社したい企業の熱量に合わせて答える」です。

会社にはその会社独特の風土があります。

スピード重視なのか、仕事の質を重視しているのか、または1つ1つの仕事を丁寧に誠実にすることを心がけているのか、会社によって仕事に対する向き合い方は異なります。

これらの会社の風土は1次や2次面接で面接官から聞くことができるので、最終面接に備えて事前に確認しておきましょう。

会社の風土がわかれば、あとはその風土に合った働き方を想定して自分の経験を通したオリジナルの回答や思いを伝えましょう。

YoshinoriYoshinori

テンプレートと嘘はダメだ。バレるぞ。

アシのMちゃんアシのMちゃん

うっ!?

たとえば、「指示を待たずに自分から率先しなければいけない」など仕事に対する向き合い方を教えてもらっていたのなら、「お客様の満足度をアップするために、サービス改善の提案を数多く行ったことが大変だった」など、苦労する局面でも自ら率先して行動できることをアピールしよう。

また、入社してからやりたいことも「与えられた業務だけでなく、新しいサービスを提案してサービスの幅を広げるような提案をしたい」など、長く会社で活躍したいことをアピールすれば大丈夫です。

仕事に対する考え方が異なると、「会社に合いそうにない」と思われるため、話すスピードなどにも気をつけて自分の思いを素直に伝えましょう。

その企業の社員に雰囲気を合わせる

YoshinoriYoshinori

4つ目のポイントは、「その企業の社員に雰囲気を合わせる」です。

意外と大切なのが、その会社の人に雰囲気を合わせることです。

最近ではスーツではなく、私服やジャケパンなどゆるカジで仕事をする企業が増えてきました。

そのため、あなたの個性が会社に合っているかどうかも大事なポイントとなります。

キレイ目なカジュアルウェアを着ている人が多い職場に、パーティーピープルなハデ目の格好した人が面接に行ってもまず受かりません。

新卒の面接とは異なるため就活スーツで面接に挑む必要はありませんが、服装や髪型はその会社に合わせた格好で挑むことをおすすめします。

YoshinoriYoshinori

特に服装やメイクで男性より印象が変わることの多い女性は、気をつけたほうがいい。

ホームページやインタビュー記事、SNSなどを見て、その会社の人が着ている服装や小物をチェックして、なるべく浮かないように雰囲気に合わせて面接に参加しよう。

礼儀正しく接する

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5つ目のポイントは、「礼儀正しく接する」です。

何度も言っていることですが、最終面接はその場で合否を判断される場です。

まだ内定は確定していないので、気を抜かず、誠実に礼儀正しく接しましょう。

最終面接では、「この人に会社の将来を任せたい」と思わせるための信頼を得ることが大切です。

最後まで気を抜かず、礼儀正しく振る舞い、最後に「御社が第一志望です」と熱意を持って伝えましょう。

まとめ

  • 最終面接は顔合わせではない
  • 会社の熱量に合わせた業務への向き合い方を伝える
  • 入社する会社の雰囲気に合わせる
  • 最後まで気を抜かず、礼儀正しくする