
前日にパチンコをやめようと決意しても、翌朝には無性にパチンコに行きたくなる。。。
こういったパチンコをやめたいけどやめられない人に向けて、パチンコがやめられない理由とやめる(一定の距離を置く)方法について解説をします。
ぼくは大学生の頃からパチンコを始め、休止期間を除いても20年近くパチンコをしています。
一時は、パチンコだけで生活できるのでは?と思ったこともあるほどのパチンコ依存症です。
現在は、パチンコをやめて日々穏やかに生活をしています。
そんなぼくの経験談をもとに、以下をご紹介します。
- パチンコやスロットが絶対にやめられない理由
- パチンコを一定期間やめる方法
パチンコ依存症は治らない!?
「パチンコをやめる方法」をブログやYouTubeでよく紹介されていますが、パチンコ依存症は経験上治りません。
理由は、「パチンコ脳」と呼ばれる脳が変化することによる健康被害であるためです。
その症状については専門家に相談した方が良いので、深刻なパチンコ依存症に悩んでいる方は早めに医療機関にご相談ください。
経験されている方も多いと思いますが、一定期間パチンコをやめることに成功しても何らかのきっかけがあれば、パチンコ依存症は再発します。
ぼくは10年前に一念発起してパチンコをやめました。
その時のやめた方法は、以下の通りです。
- お小遣い手帳をつける
- 月に使う分のお金を決める
- 財布にお金や銀行のカードを入れない
- 仕事や趣味に打ち込む
こういったよくある方法で、パチンコをやめることに成功しました。
些細なきっかけで、パチンコ依存症は再発する
パチンコをやめて7年ほど経過した時、会社の同僚(パチンコ素人)に誘われて嫌々ながらパチンコをすることになりました。
3,000円だけという話でしたが、運悪く3,000円で20万円近く大勝ちしてしまいました。
当初は、パチンコに対する依存はなく、一人で行こうとは思わなかったのですが、その日を境に同僚からことあるごとにパチンコに誘われるようになり、2,000円・3,000円と負ける日々が続きました。
3,000円ほど使ってもパチンコは大当たりしないので、執拗にパチンコに誘ってくる同僚へのイラ立ち、お金を無駄にしているというイラ立ちと負けることに対するイラ立ちで頭に血が上ってきていました。
小額でも負け続けると大きな額になり、また同僚に邪魔をされることなくパチンコをしたくなったおで、とりあえず負けを取り返すべく一人で休日にパチンコ屋に行くようになりました。
※初回の勝ちを含めると、合計で勝っていたのにも関わらず負けを計算していました。
こうして、ぼくのパチンコ依存症は再発し、仕事終わりや週末にパチンコに出向くようになりました。
パチンコ依存症を治療(2回目)
パチンコ依存症が再発して2年が経過し、とあることがきっかけで会社を辞めることになりました。
40歳を過ぎての転職活動に、その合間を縫ってパチンコに勤しんでいました。
そんなぼくの二度目のパチンコ依存症対策が以下です。
- 仕事を再開する
- 人間関係を切る
- 情報を遮断する
仕事を再開する
40歳での転職に失敗し、二度目の転職で失敗できないというプレッシャーから、真面目に仕事と勉強に打ち込みました。
流石にパチンコのことを考える余裕と資金がありません。
ぼくはパチンコ依存症ですが、借金をしたことがありません。
銀行の預金がゼロになるまでやったことは何度かありますが。。。
軽度のパチンコ依存症であったため、仕事に勤しみ時間的に余裕がなくなればパチンコをやめられるようです。
人間関係を切る
パチンコを始めた時も再開した時もきっかけは、友人からの何気ない誘いでした。
友人とパチンコをすると話題のネタにパチンコが上がることが多く、パチンコをしていない時にも頭の中にはパチンコをしている自分を想像していました。
想像の中での自分は、大体パチンコに勝っているので、友人と話すとパチンコに行きたくなります。
こうした人間関係を断ち切ると、パチンコしていないときにパチンコを考えることがなくなります。
パチンコ依存症は無意識にパチンコのことが頭に思い浮かぶので、思い描かないことが大切です。
情報を遮断する
インターネットが普及した現代で、パチンコ依存症からの脱却で最も必要なことがパチンコの情報を遮断することです。
YouTubeなどで見られるパチンコの動画も見ることをおすすめしません。
見るだけならタダなのですが、パチンコ依存症の人は見た後に必ず行きたくなります。
どうしても見てしまうという方は、アプリを削除してできる限りパチンコから遠ざかる努力が必要です。
まとめ:環境を変えて、パチンコを遠ざける
パチンコ依存症は治らないということを経験談から解説しました。
再度、パチンコをやめて2年ほど経過しました。
この2年ほどパチンコのことを考えていませんでしたが、この記事を執筆している最中に心臓がドキドキし始めています。
パチンコに行きたくはなりませんが、胸の辺りがドキドキして気持ち悪いです。
このことからも分かる通り、パチンコ依存症は治りません。
大切なことは治らないという現実を受け入れ、それに対処する努力を諦めないということだと考えています。
パチンコ依存症までにはなっていない人は、今すぐパチンコやギャンブルから手を引くことをお勧めします。
ぼくと同じようにパチンコ依存症の方は、その現実を受け入れてパチンコから距離置く方法を考えること大切です。
一番大切なことはパチンコのことを考えないような状態を作ることです。
ぼくもしばらくパチンコ関係の記事は書きません。
参考になれば幸いです。