
こんな人におすすめ
- スタンディングデスクの購入を考えている
- 仕事が捗る環境を作りたい
こんにちは、ツクルカです。
姿勢の悪さからくる肩こり&偏頭痛を治すために、スタンディングデスクを導入しました。
今回は、
- 座り続けることは、ホントに体に悪いのか?
- スタンディングデスクにすると、肩こり&偏頭痛は治るのか?
を検証するために、スタンディングデスクを導入して1年が経過したボクの経験をもとに、スタンディングデスクを導入して気づいたメリットをご紹介します。

記事の最後には、スタンディングデスクの選び方も紹介しています!
スタンディングデスクとは?
スタンディングデスクは、「立って仕事をする」ための机です。
日本企業のオフィスでは、座ったまま仕事をすることが一般的ですが、北欧のデンマークやスウェーデンなどの海外では「立って働く」スタイルが人気となっています。
そうしたことが話題となり、日本の企業でも「立って打ち合わせ」をしたり、「立って仕事」ができる環境を用意したり、スタンディングデスクを採用する企業も増えています。
座り続けることの体への影響について
スタンディングデスクを採用する背景には、長時間座り続けて作業をするデスクワークの体への悪影響が関係しています。
座って仕事をすることにより、長時間労働することが可能となる一方、同じ体勢を続けることにより、以下のような悪影響を体に及ぼす恐れがあります。
- 血流の悪化(むくみ)
- 肩こり
- 腰痛
- エネルギー消費の減少(肥満)
- 集中力の低下(眠気)
平日に仕事をしている日本人の成人は、平均7時間以上座っているという研究結果があり、座り続けることによりリスクが世界的にも高いという報告もされています。
スタンディングデスクのメリット
では、立つことには、どんなメリットがあるのか?
1年間スタンディングデスクを使用し続けて感じたボクなりのメリットを、5つにまとめました。
動きまわる
座って仕事をしていると、気がついたら1時間も同じ姿勢で集中して仕事をしているときがありますが、立って仕事をすると1時間同じ姿勢で仕事をし続けているということはありません。
その場で足踏みをしたり、肩や首を回したり、考えごとをするときには歩き回ったりと、意外と動きます。
そのため、座って仕事をし続けるよりは、自然とストレッチもしているので、体が強ばったり、肩や腰痛に悩まされにくくなると思います。
姿勢がよくなる
座って仕事をすると、どうしても猫背になりがちです。
立って仕事をすると、猫背より少し背中をそらして仕事をする方が楽なので、自然と姿勢がよくなります。
ポイントは、机の高さを調節して、肘を机につくなど体勢をくずして仕事をしないことです。
立ったまま肘をついて仕事をすると、肘や肩に負担がかかるので、ボクの場合は四十肩のように痛みで肩が上がらなくなりました。
立って仕事をするときも姿勢には十分に注意をして、作業するよう心がけてください。
眠くなりにくい
1日中デスクワークをしていると、昼食後などには大体眠たくなります。
立って仕事をすると食事の後の眠気には、あまり襲われません。
立っていることと、動き回ることが原因かと考えられます。
しかし、まったく眠たくならないかというとそんなこともありません。
1日中立っていると、疲れが溜まってくるので疲労から眠たくなります。
立って仕事をするときも適度に座って休憩をいれるなど、疲労から体を守ることが大切です。
短時間で集中して仕事を終わらせる
立って仕事をすると、集中力と生産性が上がるという話をよく聞きます。
ボクの感覚では、集中力が上がるというより、立って仕事をしているのでネットサーフィンやSNSなど仕事中の遊びが減るという方が正しいと思います。
しかも、同じ姿勢で立ち続けるのは座っているより負荷がかかるので、早く終わらせようと思い、作業スピードも上がります。
そのため立って仕事をすると結果的として、集中力と生産性が上がるのだと思います。
目が疲れにくい
立って仕事をすると、座っているよりもパソコンの画面からの距離がとおくなります。
また、ごそごそ動き回るので、長時間パソコンの画面を見続けるということもなくなります。
そのため、目の疲労はたまりにくいと感じます。
ボクは在宅勤務中はスタンディングで業務をしていますが、たまに出社するときは座ってデスクワークをしています。
たまに1日中デスクワークをすると、めちゃめちゃ目が疲れて、頭痛に悩まされます。
立って仕事をすると足への疲労は溜まりますが、胸から上への負担は軽減されます。
スタンディングデスクのタイプと選び方
スタンディングデスクには3つのタイプがあります。
高さ固定タイプ
他のタイプと異なり、はじめから高さが固定され、調整できないタイプです。
販売価格が安価であるという特徴はありますが、高さがあっていないと疲れやすくなり、肩や腰への負担もかかります。
高さ固定タイプを選ぶときは、実店舗で使用感を確かめた上で購入することをお勧めします。
昇降式タイプ
自分の身長や体勢にあわせて、天板の高さを調整できるのが昇降式タイプです。
昇降式タイプには、高さを調整する機能として「レバー式」「ネジ式」「手動ハンドル式」「電動式」などがあり、価格にも違いがあります。
立ったり、座ったり、または複数人でデスクを共有する場合は、販売価格の高い電動式を選ぶなど、使用する用途によって購入するデスクを選ぶのがポイントです。
卓上タイプ
既存のデスクの上に置いて利用するスタンディングデスクです。
他のデスクと異なり、コンパクトで折り畳みで持ち運びも可能なことが特徴です。
すでにデスクを持っているスタンディングデスク初心者向けのアイテムです。
まとめ
体への負担を減らしつつ、快適に仕事をする環境づくりとして「スタンディングデスク」の解説をしました。
スタンディングデスクは、座りながら仕事をするよりも自然と体を動かすため、体への負担が減少する可能性があります。
また、長時間おなじ姿勢で仕事を続けることがむずかしいため、ムダな遊びや作業が減り、集中して短時間で業務を終わらせることもできます。
在宅勤務などでたまに気分を変えて仕事をしたいときには、よい気分転換になると思います。
参考になればうれしいです。