
成功する人ほど失敗が多いというのは嘘です。
「挑戦する数が普通の人より多いため、失敗が多い」と言われていますが、失敗をする数の多さ=成功する確率が上がるわけではありません。
失敗から学び、それを活かせるから成功するのです。

当たり前と言えば当たり前だけど、同じ失敗って結構するよね。

そう。多くの人は同じ失敗を繰り返す。
失敗から学ぶことは、意外と難しい。
やむ雲に挑戦しても同じような失敗を繰り返すため、いつまで経っても成功しません。
この記事では、挑戦しても成功しない人の特徴として、失敗から学べない理由について解説をします。
失敗する人の特徴
多くの人は失敗をすると、次のような行動を取ります。
- 引きずる
- 人のせいにする
- 気にしない
超ネガティブか、超ポジティブかのどちらかです。
失敗を引きずると、失敗することにばかり意識が向いてしまい、失敗に失敗を重ねてしまいます。
失敗を人のせいにすると、一時的な言い逃れができますが、信用を失い、いずれ誰も一緒に仕事をしてくれなくなります。
失敗を気にしない人は、失敗をしても何も学ばないため、同じような種類の失敗を繰り返します。
成功する人の特徴!?
成功する人は、自分の失敗も他人の失敗も観察して活かします。
自分と他人の失敗を分析し、
何がいけなかったのか?
どうすればよかったのか?
次の行動に活かします。
特に他人の失敗を活かせる人は、傍目から見て失敗が少ないため信頼度が高くなります。
自分の失敗は次の失敗につながりますが、他人の失敗は自分の成功につながるからです。
社内で信用を得たいのであれば、他人の失敗を記録して、自分が似たような業務を行うときの参考とすると、新しい挑戦をしつつ失敗する確率を下げることができます。
失敗する人が失敗を繰り返すのと同じように、成功する人は成功を繰り返します。
成功体験を元に次の仕事も行うため、成功する確率が高くなります。
人は自分に都合のいいように考える!?
失敗をする人は、失敗の原因を外部に求め、成功は内部に求めます。
外部とは自分以外の環境や他人のことで、内部とは自分の才能や頑張りなどのことです。
自分の失敗は自分ではなく、他に理由があると考えるため、多くの人は失敗から何も学べません。
失敗を直視できないため、分析・改善を試みることもありません。
失敗から学ぶためには!?
失敗から学ぶためには、他人の失敗を観察することです。
他人の失敗は自分に関係がないため、失敗した原因を内外に求めることができます。
客観的に分析ができるため、細部までよく見ることができます。
他人が失敗している姿を見て、
こうすればいいのに・・・
と思ったことはありませんか?
それを記録に取り、自分が失敗しそうになったときに思い出すことが大切です。
成功する人は、他人の失敗から多くのことを学んでいます。
自分の失敗から学べるようにするには?
他人の失敗から学べるようになれば、次に自分の失敗から学びましょう。
他人の失敗は隠されるため、容易に観察できないからです。
自分の失敗から学ぶために大切なことは、失敗をして凹まないことです。
失敗から学ぶためには、ネガティブ・ポジティブの両方から役立つポイントを見つける必要があります。
そのためには、失敗と自分の人格を結び付けないことです。
失敗を自分の人格と結びつけると、失敗を恐れて行動ができなくなります。
失敗から学べる人は、
自分の外側に失敗の意味を探す
必要な情報を取り出す
必要なモノ以外は無視
つまり、失敗と人格を切り離し、失敗を観察対象として自分を成長させる要素として客観的に観察を行い、分析をします。
失敗を人格と結び付けずに観察するためは、迅速に行動することが大切です。
迅速に行動することで、余計な考えを振り払い、失敗と人格を切り離せます。
失敗と人格を切り離すことで、プレッシャーを感じずに失敗と向き合い、客観的に観察することができます。
また、失敗はデータのように受け入れやすいものを見ると事実を直視することができます。
数字やデータは他人の批判と関係がないため、感情を切り離して向き合うことができます。
成功をするために失敗はつきものですが、無闇に失敗を繰り返しても意味はありません。
他人や自分の失敗を顧みて、分析・改善をしなければ意味がありません。
失敗したときは、
失敗を受け入れる
受け入れやすいようにする
など、自分自身で工夫をして失敗を糧にして成功を掴み取りましょう。
まとめ
- 成功する人=失敗の多い人ではない
- 多くの人は失敗から何も学べていない
- 失敗する人は、失敗を繰り返す
- 成功する人は、他人の失敗も糧にする
- 失敗から学ぶためには、人格と切り離す
- 迅速に振り返り、データなどの事実とだけ向き合う