

仕事で失敗すると、すべてに嫌気がさしてしまいます。失敗を乗り越える方法はありませんか?
こんな人のための記事です。
失敗とは、挑戦をやめることです。
なので、失敗を乗り越えるためには逆境に立ち向かい、挑戦し続ける力が必要です。
「挑戦してもどうせ失敗するから」とはじめから諦めてしまうのは、逆境を乗り越えられない人の特徴です。
この記事では、失敗をしても挑戦をやめないために、逆境でも挑戦し続ける人の特徴について解説をします。

乗り越えられない逆境なんてない!
逆境とは?
逆境とは、仕事や普段の生活で苦労が多く、自分の思うように物事が進まない状態のことをさします。
仕事でたまに失敗して落ち込むだけなら良いですが、人生には時として苦難が連続して起こるスランプや挽回できない苦境に立たされる時があります。
しかし、こうした状況下でも逆境を跳ね返し、大きな転機とできるメンタルの強い人もいれば、すぐに諦めて逆境に飲み込まれてしまう人もいます。
逆境を跳ね返すようになるには、どうすればいいのか?
逆境に飲み込まれる原因について解説をします。
学習は逆境の敵!?
逆境に飲み込まれる大きな原因の一つが、「学習」です。
ボクたちは成功体験から多くを学べるように、失敗からも多くのことを学べます。
しかし、成功と失敗を積み重ねると思わぬ副作用が、ボクたちを襲います。
それは、失敗を予測して行動できなくなる=挑戦しなくなることです。
ボクたちの人生は、新しいことに挑戦し続けることで、より楽しく魅力的なものになります。
しかし、成功と失敗を積み重ねるにつれて、その挑戦をやめてしまいます。
そして、それは逆境に立たされた時も同じです。
がんばっても無駄に終わることがわかっているため、逆境に陥ると無力感に苛まれ、逆境を跳ね返すだけのパワーがなくなります。
逆境から無力感に苛まれる人には、以下のような特徴があります。
逆境を乗り越えられない人の特徴
人が逆境を乗り越えられない時には、以下の4つような精神的・心理的な状態に陥っています。
逆境をコントロールできない
逆境を乗り越えられない人は、いま自分の置かれている状況を自分の力だけではどうすることもできない、コントロールできないものと捉えてしまいがちです。
コントロールの効かないものは、逆境であれ、なんであれ、操作することも乗り越えることもできません。
そうして、少しずつ無力感に苛まれていきます。
責任の全部が自分にあると思う
失敗や逆境の原因が、すべて自分の責任だと受け止めてしまう人がいます。
そうした人は、一つのことがダメになるとすべてダメになると思い込む傾向にあるため、逆境に陥るとすぐに諦めてしまいます。
自分の責任がどこまでなのか、全ての責任が自分にあると攻めてしまう前に、自分と他人の責任の範囲を明確にしましょう。
結果を拡大解釈し過ぎている
悲観的な人は、逆境が永続的に続き、かつ個人的な解釈で大きく捉える傾向にあります。
自分はいつまで経っても幸せになれない。
死ぬまで自分は孤独かもしれない。
自分のミスが会社に大きな迷惑をかけるかもしれない。
など、悲劇のヒロインのように逆境を悲観的に捉えます。
逆境は一時的で広い世界で見れば、小さい出来事に過ぎません。
物事を悲観的に見るのではなく、逆境は一時的なもので、責任は自分以外にもあると考えられるだけで、逆境を乗り越えられるきっかけとなります。
逆境を乗り超え、挑戦し続ける方法
ボクたちは具体的に逆境を乗り越えるにはどうすればいいのか?
結論からいうと、逆境を乗り越えられない人と反対の精神状態を作ることができれば、逆境は乗り越えられます。
- 自分の人生をコントロールできていると感じる
- 失敗の原因を考え、自分と他人の責任の範囲を明確にする
- 逆境による結果をしっかり捉え、逆境を拡大解釈せす、自分の人生にどれくらい影響するかを考える
- そして、その逆境はいつまで続くのか?一時的なものであると考える
まとめ
失敗や逆境を乗り越えられない人と乗り越えられる人の違いについて、解説をしました。
人は成功と失敗を繰り返すことにより、経験から失敗すると予測できることを避けるようになります。
こうすることで、少しずつ挑戦することをやめてしまいます。
逆境時にも同じことが言え、がんばっても今の逆境から抜け出すことはできないと飽きられてしまいます。
逆境を乗り越えるためには、自分の人生をコントロールできている感覚や自分の責任だと考え、悲観し過ぎないことです。
逆境による結果や影響の範囲をしっかり捉え、目の前の課題を少しずつクリアしていきましょう。