

人と話すのってめんどくさいなぁ。話をしなくても適当にやり過ごすコツってありませんか?

コミュニケーションで大切なのは、話すことより聞くことだ。話をよく聞く人は、ビジネスでも私生活でも成功するぞ
異性を問わず人に好かれるのは、話し上手ではなく聞き上手な人です
聞き上手になれば
- 異性にモテる
- 仕事で成功する
- 人間関係が広がる
など、リア充になれること間違いなしです
リア充にならなくても聞き上手になりさえすれば、能力以上の仕事がいつ間にかできるようになったり、労力に対してメリットは満載です
ほどほどに仕事を頑張って、適度に評価にされたい人には「聞き上手」は必須のスキルといえます
この記事では、会社や私生活で適度に評価をされて、舐められない地位を手に入れるための聞き上手な人の特徴と聞き上手になるためのコツについて解説します
聞き上手な人の特徴①会話をリードする
聞き上手と聞くと、「黙って話を聞くこと」と思っている人がいますが、話を聞いてリアクションを取ることが聞き上手ではありません
聞き上手な人が自ら話をしなくても存在感を醸し出せるのは、会話をリードしているからです
相手の話した内容に対し、自尊心を高めるような反応を返したり、話が広がるように提案や質問をしたりすることで相手の話しやすい環境を作っています

テレビ番組でいうところの「MC(司会者)」だな
会話の中心で持論を捲し立てるのではなく、相手の持論をサポートすることで場を盛り上げます
そうすることで自ら話をしなくても、周囲に存在感を示し、頼られるようになります
聞き上手な人の特徴②協力的な会話をする
会話のMCがむずかしいと感じる人は、相手の会話に協力的な発言をするように心がけると相手から信頼され、好かれます
人は無意識のうちに、他人に対して競争や対抗意識を燃やしています
会話も同様で、話している人の内容を聞きながら
「自分ならこうする」
「いや、それはちがうでしょ」
と、相手の言葉の謝りを探したり、間違いを指摘してしまいます
聞き上手になるためには、相手の言葉を否定するのではなく、協力者としてサポートしてあげることが大切です
だれでも自分の意見に好意的な人に好意を抱きます

「イエスマン」になれというわけではない
大切なことは、話をしている人に競争意識を持たないということです
相手の話ている内容を受け入れて、周囲にわかりやすいにフィードバックしたり、質問をして深掘りしてあげることで、話し手は安心して話をすることができます
そうすることで、話のわかるやつ=聞き上手と認識されるようになります
聞き上手な人の特徴③提案する
聞き上手が好かれるもっと大きな理由は、話し手の持論に対して提案を行うことで着地点やこれからの指標を示す=提案する点です
話し手の多くは、自分の話に酔いしれたり、何を話しているのかわからなくなったりします
そうなると、話を聞いている側は
- 最終的に何がいいたいのか
- 何をしたらいいのか
わからなくなります
聞き上手な人は話の最後に話をまとめたり、今後の方向性に対して提案をします
話し手が話した内容に対して、持論を押し付けるのではなく、相手の言い分を聞いた上で提案をしているため、話し手も素直に提案を飲み込んでくれます

要約と提案さえできれば、長々と話さなくてもいい
聞き上手な人は
- 会話をリードする
- 会話に協力する
- 話をまとめて、提案をする
というような特徴を備えています
聞き上手になるためのコツ① オープンに話せる環境を作る
昨今では、話し上手より聞き上手な人の方が得をすることが多くの人が知っています
そのため、みんな話をするより話を聞こうとするため、誰も自ら話をしようとしないことも多々あります
つまり、聞き上手になるためには、相手に話をしてもらわないといけないということです
相手に話をして欲しいときは、自分から先に話をして、オープンに話ができる環境を作りましょう
話をするきっかけを作ることで
「自分も話をしていいんだ」
と思わせて、相手に話をしてもらいましょう

いきなり話することが難しいと感じる人は、日頃から課題や問題を周囲とシェアしておこう
定期的に問題をシェアすることで、話題にしにくい話や感情的な話もしやすくなります
聞き上手になるためのコツ② 話に集中できる環境を作る
不意に訪れた沈黙のために、白熱した議論が一気に冷めるときがあります
携帯電話が鳴ったり、外から声をかけられたりしたときなどです
ボクたちは些細なことで集中力が途切れてしまいます
途切れた集中力や白熱した議論を再開するのは、意外とむずかしいものです
そうならないようにするためには、邪魔が入らないように環境を作ることが大切です
そのためには
- 携帯の通知は切っておく
- 会議スペースを確保する
- 周囲に予定を知らせておく
など、お互いに会話に集中できる環境を作りましょう
聞き上手になるためのコツ③ 相手の話に興味を持ち、質問する
聞き上手になるために最も大切なことは、相手の話に興味を持つことです
相手の話に興味を持つことで、相手の考え方と本質を理解するための質問をしましょう
そうすることで、相手は自分に興味を持ってくれたあなたに好意を抱いてくれます
反対に興味がない、もしくは自分の考えを正当化する質問をすると意地悪い印象を相手に持たれてしまいます
悪い印象を持たれないように相手の話に興味を持つためには
- なぜそう考えたのか?
- その根拠や根幹はなに?
- どこからその自信が来るのか?
など、相手の言葉を頭の中で反芻しながら相手の考えと本質を見極めましょう
もし本質がズレているようなら、優しく質問をし間違いに気づかせてあげることも大切です
聞き上手になるためのコツ④ 相手を観察する
相手の目を見て話をすることは大切ですが、本当に大切なことは話してる人の目や動作を視界に入れることです
話をしているときに、横や下を向いて話している人を視界に入れない人がいますが、話を聞いていなくても話し手を視界に入れておくことをおすすめします
人は相手の全体的な印象で感情を推定しています
ずっと目を合わせていると気まずいと思い、顔を横や下に向けていると
会話に興味がない
と、勘違いされてしまいます
話をしている人は話に夢中になりながらも、相手の反応や動作には敏感に反応します
話をきちんと聞いていることをアピールするためには、視界から相手を外さないようにしましょう
ずっと目を合わしていることがむずかしいと感じる人は、相手の身振りや手振りに視界におさめるようにすれば大丈夫です
目を合わせていなくても、話を聞いているように思わせることができます
聞き上手になるためのコツ⑤ 話し手の感情に共感する
聞き上手になるためには、話し手の話を批判したり、ジャッジしてはいけません
認識していいのは、相手の感情です
相手の感情が昂っているのか、下がっているのか
これらを判定し、その感情に寄り添うことで相手はあなたに好意を持ってくれるようになります
異性に対する感情の共感を上手に伝えることのできる人は、モテます
人は自分の理解してくれる人を好きになるからです
モテたい人は、話し手の内容を批判もジャッジもせず、その感情を判定してただその感情に寄り添うように共感を示しましょう
聞き上手になるためのコツ⑥ 認め上手になる
聞き上手になるためには、黙って聞いているだけではいけません
自分の意見を挟まないと存在感と聞いていることがアピールできないからです
しかし、多くの人は存在感をアピールしようとするあまり相手の話を批判したり、会話を乗っ取ってしまいます
そうならないようにするには、相手の話の内容を肯定してまとめたりしながら、質問をすることです
つまり、相手の話を認めることです
そうすることで自分の意見をはさむけれど、会話を乗っ取らずに会話をスムーズに続けることができます
まとめ
聞き上手は話し上手に勝る効果を発揮するコミュニケーションスキルです
しかし、多くの人は聞くことに集中するあまり黙って相手の話を聞くだけのマネキンと化しています
そのため、ただの大人しい人となり、評価を落としてしまいがちです
聞き上手として周囲から評価をされるためには、話を聞きながらも質問や提案をすることで存在をアピールすることができます
ただし、相手の話を否定したり、ジャッジしたり、会話を乗っ取っていけません
相手の話を素直に承認し、感情に共感することで相手から好意を持たれることができるようになります
まずは、相手をリスペクトして話の内容を傾聴するところから始めましょう