【投資への第一歩!】リスク許容度とその計算方法がわからない人へ

日々の生活の中で不意に将来への不安に襲われることがあるように、資産運用の世界でも運用している株価の暴騰や暴落について日々頭を悩ませている人がいます。

将来自由な生活を手に入れるために資産運用をしているはずなのに、毎日チャートを眺めてはその推移に一喜一憂する縛られた生活を送るのは本末転倒です。

この記事では、毎日の株価の値動きに左右されないために、自分のリスク許容度とその計算方法を知り、暴騰・暴落時でも落ちついた生活できるようになるためのコツを解説します。

リスク許容度とは

Google検索で上位表示されるサイトには、以下のように表記されています。

資産運用において、「リスク」は「不確実性」という意味で使われています。 リスク許容度とは、中長期的な資産形成を目指すにあたり、どの程度の不確実性を受け入れるかを示したものです。 ... リターンを得るためにはリスクを受け入れる必要がありますが、その許容度はお客様の経済的な状況や資産運用に対する考え方などによって異なります。

WealthNavi

リスクとは収益(リターン)の振れ幅のことですが、収益(リターン)がマイナスに振れてしまった場合、どれくらいまでならマイナスになっても受け入れることができるか、という度合いのことを「リスク許容度」といいます。

リスク許容度とは、「どれくらい投資元本がマイナスとなっても生活に影響がないか」「どれくらいまでなら投資元本がマイナスとなっても気持ち的/気分的)に耐えられるか」というものです。

みずほ証券

僕の解釈では、

  • 年齢や家族構成、仕事の内容など、その人の経済状況によって異なる
  • 暴落時でも狼狽せずに、いつも通りの生活が送れる

というもので、上位サイトを合わせたような一般的な考え方だと思います。

なぜ、リスク許容度を知る必要があるのか?

先にも記したように、暴騰・暴落時に狼狽せず、いつも通りの生活を送ることは非常に困難です。

特に「人は得をするよりも損をしたがらない生き物」として行動経済学では定義されているため、暴騰・暴落時に損をしないように色々なことで頭を悩ませます。

暴騰・暴落時に狼狽して、手持ちの株を売ってしまうことを「狼狽売り」といい、これを繰り返しているとお金持ちになれません。

こうならないように必要なのが、「リスク許容度を知る」ということです。

暴落時において、いくらまで資産が減っても大丈夫なのか?しっかり理解しておくことで、心の平穏をできる限り高めておく必要があります。

リスク許容度の計算方法

リスク許容度は、インターネットのサイトで調べることができます。

試しに、僕のリスク許容度をテストしてみました。

一般法人 全国銀行協会

僕の診断はこんな感じです。

いきなりリスク許容度が68%と言われてもよくわからないですが、「金融資産の4割程度を上限」としているので、思ったよりリスク許容度は低いということがわかりました。

正直な感想は、4割程度を資産運用しても資産は増えないので、もう少しリスクをとってもいいかなと思っています。

リスク許容度は、その人の生活環境の変化によっても変わってきます。

ポートフォリオを見直したいとき、転職や結婚をして将来を見つめ直すときなどに参考するのもいいかと思います。

まとめ

資産運用を始めると自分が思っていたより、毎日の株価の値動きが気になります。

特に、コロナやアメリカ大統領選挙など株価に影響が出るような社会不安やイベントごとが起きると気になって仕方がなくなります。

仕事中にこっそり株価の値動きをチェックする、なんて人も多いはず。

仕事やプライベートで取り返しのつかないミスに発展するとも限りません。

将来の資産形成を考えながら、穏やかな毎日を過ごすために一度自分のリスク許容度を知ってみましょう。