

やらなければいけない仕事ほど後回しにしてやりたくなくなります。目の前の仕事に集中する方法はありませんか?
こんな人のための記事です。
ボクたちは勉強や仕事など、やらなければ必ず後悔するようなものほど後回しにして、集中力を発揮できません。
- 勉強が捗らずにゲームをしてしまう。
- 会議資料が完成していないのに、メールばかりみてしまう。
など、誘惑に打ち負けて、問題を先送りしています。
ボクたちは、なぜ目の前のやらなければいけないことに集中できないのか?
それは「誘惑」や「退屈」という魔王レベルの強敵に打ち勝つのためのメンタルが、必要なレベルに達していないためです。
この記事では、チートな能力をもっていないボクたち低レベル冒険者が、魔王クラスの強敵「誘惑」や「退屈」を倒すためのメンタルレベルの上げ方について解説をします。

敵を倒すには、まず装備(環境)を整えよう!
誘惑や退屈が強い理由!
ボクたちが誘惑や退屈といった敵にいともたやすく負けてしまうのは、メンタルレベルが低いからです。
しかし、残念なことにボクたちのメンタルは、鍛えてレベルアップすることができません。
人生は、成功するために必要なメンタルをレベルアップできないという無理ゲーです。
レベルアップをしないで魔王を倒す方法は、1つだけです。
「装備を整える」ことです。
集中するための装備を整える!
集中するために必要な装備とは何かというと、「環境」と「モチベーション」という名の防具と武器です。
メンタルレベルが低くても、どんな攻撃も防ぐことのできる防具と的確に相手を打ち砕く武器さえあれば、敵に勝つことができます。
誘惑から身を守るための環境!?
ボクたちのメンタルはゴミくず並に低い割りに、脳のレベルは賢者並に優れています。
そのため目や耳、鼻などを通して入ってきた大量の情報が、常に脳で処理されてしまいます。
この処理された情報の中には「誘惑」という名のウイルスが混在しており、ボクたちは目の前のやらなければいけないことから目を背けて、ゲームや漫画、エロ動画に興じてしまいます。
ここでメンタルレベルが高ければ、誘惑というウイルスに打ち勝つことができるのですが、先述したようにボクたちのメンタルはゴミくず並に低く、またレベルアップもできません。
では、どうしたらいいのか?
優秀な賢者(脳)が、ウイルス混ざった無駄な情報をキャッチしなければいいんです。
つまり、勉強や仕事をする机や部屋に誘惑となるものを排除することです。
勉強や仕事しかできないような環境に身を置けば、ボクたちは勉強と仕事をします。
それは賢者がウイルス混じりの情報をキャッチしていないため、目の前のことに集中しているからです。
誘惑から身を守るためには、まずは環境を整えましょう。
退屈に打ち勝つためのモチベーション!?
ボクたちの肉体は、虚弱です。
強力なモンスター(仕事)を1時間もノンストップで狩れるほど、頑強にはできていません。
そのため、少し集中するとすぐに疲れてやる気がなくなり、トイレに隠れてゲームをしたり、漫画を読んだりします。
どうすれば、目の前のことに集中し続けることができるのか?
答えは、モチベーションという名の武器、もしくは一時的な癒しとなるヒール魔法を唱えることです。
モチベーションを保つ方法①:武器の手入れをする
強力な武器も切れ味が悪くなれば、意味を成しません。
人間も同様で、いくらその人が優秀でも疲れていては本来の力を発揮できません。
必要なときに使い物になるように、休憩はこまめに入れて武器の鋭さを一定に保つように注意しましょう。
モチベーションを保つ方法②:ヒールを唱える
武器を研いでばかりいても敵は倒せません。
むしろ、武器を研ぐこと(休憩)に意識を取られることもあります。
そうした状況にならないようにするためには、休憩ではなく一時的な癒しとなるヒール魔法を唱えることをおすすめします。
ヒール魔法とは、「ルーティーン」のことです。
ヒールを唱えることで、5分〜10分の休憩を挟まなくても集中力を維持することはできます。
では、どういうルーティーンをすれば、休憩を挟まず高い集中力を維持できるのか?
答えは、10秒くらいでできる簡単な動作をすることです。
たとえば、部屋の中を意味もなく1周するとか、立ち上がってストレッチをするなどでも大丈夫です。
これだけのことで、再び新しい気持ちで目の前のタスクに挑むことができます。
ポイントは、簡単に達成できる行動目標を設定することです。
ボクたちのモチベーションは、達成感という報酬を得ることで維持することができます。
部屋を一周するなど、誰にすぐに達成できることを目標とすることで、成功体験を自信に繋げることができます。
自信によって一時的に回復したモチベーションを使って、目の前のタスクに挑めば、10分程度の休憩を取らずとも長時間集中することができます。
しかし、これは休憩をとりすぎるというリスクを回避するためやどうしても集中しなければいけない状況に陥ったときのための一時的な回復方法なので、多用や過信は禁物です。
休めるときにはしっかり休憩をとり、必要なときに適切な回数のヒールを使いましょう。
真の敵は不安!?
誘惑や退屈という名の魔王と戦う方法を教えてきましたが、ボクたちの真の敵は「不安」です。
理由は、何度もいってきましたが、ボクたちのメンタルレベルがゴミくずレベルで低いからです。
そのため嫌なことや不確実な未来に直面すると、ボクたちはメタルなあいつ並に逃げてしまいます。
不安と立ち向かうためには、不安の正体と向き合うことです。
実は、この不安は先の2つのほど強くありません。
正体がわかれば、蚊のように瞬殺できます。
つまり、勇気があればゴミくず並に低いボクたちのメンタルでも立ち向かえる敵だということです。
数の多い敵はコマンドで自動化する!
不安は至るところにあり、エンチャントする確率は非常に高い敵です。
また、どうしても立ち向かえないという人もいると思います。
そうした場合は、あらかじめコマンドを用意しておくと楽に対処できます。
例えば、左手にはめた腕時計を右腕にはめなおすなど、不安と対峙したときに立ち向かうためのスイッチのようなものを用意しておくだけで、不安と立ち向かえるようになります。
また、習慣化することも一つの方法かと思います。
一瞬の気分転換、気持ちの切り替えができるようなものを用意しておくことで、自動的に不安という敵を倒すことができます。
まとめ
目の前のタスクを終わらせるために、誘惑や退屈という敵を倒す方法について解説をしました。
ボクたちのメンタルレベルはゴミくずレベルで低い割に、レベルアップをすることができません。
そのため、環境やモチベーションといった防具や武器、魔法で強化をする必要があります。
防具で環境を整え、武器を使ってモチベーションを鋭く保ちます。
ときにはヒールの魔法で、一時的に集中力を回復させることも必要です。
自らのタスク完了と目指すべきゴール(エンディング)に辿り着けるように、習慣化などのルールを作ってできるだけ簡単にゲームをクリアできるように工夫をしましょう。