なぜ、人間関係の関係の誤解は起こるのか？
答えは、人間関係のトラブルの原因に気が付いていないからです
多くの人が相手が気にしているところを
謝れていない
直せていない
ため、誤解を与え続けて誤解を解けないでいます
ノリトモ 相手の誤解を解くのは難しい
人間は、常に楽をしたがっています
重要な決断をするときも、決断に至るルートを考えることを面倒くさがって簡単な結論に飛びついてしまいます
そのため、相手の気にしているところを見て見ぬふりをしてしまい、相手が嫌がっていることをいつまでも気付けないでいます
この記事では、他人に誤解されやすい人に向けて、誤解を解いて新しい印象にすり替える方法について解説をします
印象は反射的判断で決まる
人は、相手の印象を２通りの方法で判断しています
- 反射的判断
- 思考的判断
反射的判断は、第一印象でなんとなく直感で相手の印象を決めつけてしまうことです
思考的判断は、直感ではなく相手の言動から印象を判断することです
多くの人は思考的判断で人の良し悪しを判断していると思いがちですが、大体の人は反射的判断で人の印象を決めています
特に理由もなく嫌われる人は、反射的判断で相手から嫌われています
ノリトモ 他人からの印象は、相手に考え直す余地（思考的判断）を与えなければ変わらない
しかし、相手が再解釈することは滅多にありません
では、どうすればいいのか？
相手に自分の印象を再解釈させるには、第一印象でついたイメージと反対の行動を取り続けることで再解釈する余地が生まれます
怖いというイメージがついている場合は、他人に優しいところを見せ続けると印象が変わります
街の不良が他人に親切をしている姿を見ると、本当はいい人なのかも？と印象が良くなるのはそのためです
他人からの印象は、勝手な決めつけて誤解をされています
決めつけによる誤解を解くには、相手の印象と異なる行動を取りましょう
以下で、他人の誤解を解くための実践的な手順について解説をします
他人の誤解を解く方法1 自分の印象を調査する
他人の誤解を解くためには、相手の印象と異なる行動を取る必要があります
そのためには、まず相手が自分に感じている誤解（思い込みや決めつけ）を知る必要があります
自分と相手とのギャップを確かめなければ、相手の印象と異なる行動を取ることができません
ノリトモ 間違った解釈で印象を覆そうとすると失敗する
DVをする男性に対して、相手に優しくないことが原因だと思い優しくすると、相手はさらに調子に乗ってひどいことをしてきます
そういったときは、周囲に自分の印象を聞きましょう
周りの人に意見を聞けば、「相手の男に舐められているよ」と客観的にあなたが周りに与えている印象を教えてくれます
そうすることで、「舐められない行動を取る」という相手の印象と異なる行動を取ることができ、DVをする男性の関係を切ることができます
他人の誤解を解こうとして失敗する人は、相手と自分が考える印象にギャップがあります
印象を覆せない人は、周囲の人に自分の印象を確認して見ましょう
他人の誤解を解く方法2 親切と有能をセットでPRする
人は、自分のことを理解してくれない人を「敵」と認識します
そして理解してくれない人が有能であれば、「強大な敵」と認識を拡大します
ノリトモ 優秀な人ほど叩かれるのは、「強大な敵」が出現したと思われているから
「優秀な人＝出る杭」だと思われると、叩かれます
敵じゃないアピールをしても、相手が印象を変えないのは、敵という認識を覆せないからです
つまり、思考的判断＝再解釈しないからです
再解釈させるには、相手の理解と反対の行動をとることです
つまり、相手のことを「理解しようとしているアピール」をすることが大切です
理解しようとしているアピールで最も有効なのは、「傾聴」です
人は、自分の話を聞いてくれる人に好印象を抱きます
相手が話をしているときは、批判や反論はせずに相手の話す内容も評価しない
そして、「なるほど」とあいづちなどを打ち、興味を持って話を聞き入ることです
そうすることで、相手に「あなたのために能力を使う準備がある」とアピールすることができます
他人の誤解を解く方法3 あいまいさを無くす
味方かどうか判別できない人は、信頼が置けません
そのため周囲の意見に同調してすぐに意見を変える人は、印象悪く映ります
ノリトモ 疑心暗鬼は誤解の第一歩だ
相手に誤解されたくなければ、
- どっちの味方なのか
- どう言う意見を持っているのか
など、自分の立ち位置や意見を明確に伝えることが大切です
仮に反対の意見であったとしても、明確に意見を伝えておけば「敵」とは認識されません
「意見の違う人」ぐらいの認識にとどまります
また、意見や立場が違っていても印象と異なり、仲良くすることはできます
まずは、相手に誤解されないことが大切です
他人の誤解を解く方法4 共通点を見つける
相手の話を傾聴し、お互いの考えをリスペクトできれば仲間になれます
また、意見や立場が違っても意外な共通点を見つければ、仲間になれます
対立する立場であっても、意外な趣味などの共通点を通して仲良くなれるのはそのためです
ノリトモ 経営者の多くは、ゴルフを通じて友達になる
趣味が合わない人には、
- 失敗談
- 後悔をした話
- 不安
など、自己開示を相手に対してすると効果的です
失敗や不安を抱えていない人間はいないからです
趣味だけでなく、これまでの経験など人との共通点は意外と簡単に転がっています
ただし、苦労話（自分語り）や庶民派アピールをすると共感されないため、失敗します
注意しましょう
まとめ
相手の誤解を解くには、原因を探り印象を再解釈させる必要があります
人は楽をしたがる生き物なので、こちらの印象を勝手に決めつけて誤解をします
相手に再解釈させるには、相手の印象と反対の行動を取り、印象を再考させなければいけません
再考させるには、
相手からの印象を調査し
相手の話を傾聴して好印象を与え
味方であることをアピール
しなければいません
たとえ対立する立場であっても共通点を見つけることができれば、仲良くなることができます
一度ついた印象をすり替えることは難しいですが、繰り返し印象と異なる行動を取り続けることが大切です
