【面接対策】逆質問の仕方!自分の理解と質問の意図を伝える!
アシのMちゃんアシのMちゃん

面接ので質問したいことがありません。逆質問をしないと面接で落ちますか?

こんな人のための記事です。

結論からいうと、逆質問をしない求職者は面接で落とされます。

理由は、あなた以外に熱意のある質問をする求職者が内定を獲得するからです。

面接で内定を勝ち取るためには、面接官に他の求職者より良い印象を持たれる必要があります。

そのため、面接の最後に聞かれる逆質問は、あなたの入社したいという熱意を企業側に伝える絶好の機会です。その機会を使わないというのは、面接において大変不利な立場となります。

この記事では、面接の逆質問が苦手な人に向けてどのような内容の質問をしたらいいのか?また、こんな質問はしていけないという面接における質問のタブーについても解説をします。

YoshinoriYoshinori

質問は、自分ファーストで考える!

面接官の心を動かす逆質問

面接において企業側に良い印象を植えつけるには、面接官の印象を良い方向に動かす必要があります。

そのために使えるコミュニケーションのテクニックの一つが質問です。

しかし、どういった質問をしたらいいのかわからない。という方も多いと思います。

あなたはなぜ、どんな質問をしたらいいのかわからないのか。

それは、自分の知りたいことや聞きたいことを真面目に考えて、聞こうとしているからです。

とても素直で誠実な姿勢ですが、ビジネスの現場ではそういった素直や誠実な態度は場合によってはマイナスに働くこともあります。

家族や友人とのコミュニケーション以外の社会で何か質問をするときは、「あなたが聞きたいことを質問するのではなく、相手の話したいことを質問をする」ことです。

なぜなら、多くの人は人の話を聞くより自分の話がしたいからです。

自分の話をしているときに人は興奮し、脳内には快楽物質と呼ばれるドーパミンが分泌され、楽しい気分になります。

そういった効果を利用することで、面接官に良い印象を植えつけ、面接に通ることができます。

誤解を恐れにいうと、ずっと質問をし続けるだけでも面接に通るときがあります。

ボクはこの方法で数社内定を獲得しました。

もちろん、まったく相手にされなかった会社もたくさんあるので注意は必要ですが、ボクのように話をするのが苦手という人は、質問ばかりを繰り返すというのも戦略の一つといえると思います。

面接官の心を動かすためには、あなたの聞きたいことではなく相手の話したい内容を考えて質問し、面接官に気持ちよく話してもらいましょう。

面接官に気持ちよく話してもらう質問のコツ

担当(専門)領域を調べる

面接に限らず、あなたがなにか質問をしたいときは、相手のパーソナル情報を知っておく必要があります。

目的地を知らない人に道順を聞いても意味はありません。

転職エージェントなどを利用するときは、面接官の肩書きや社内での立場などを前もって教えてくれるので、面接を受ける企業のホームページなどを確認して、面接官の業務内容や担当領域を前もって確認しておきましょう。

そうするだけでも、「よく調べてきたな」と前向きな姿勢で質問に答えてくれるようになります。

武勇伝を聞く

人がもっとも話をしたい内容は、自分の武勇伝(成功や苦労話)です。

過去に自分がどれだけ凄いことをしたか
どんな困難なことを乗り越えてきたのか

というような、飲み屋で聞かされるような話をしたくて仕方がありません。

あなたが飲み屋で上司に同じ武勇伝を聞かされ続けた経験があるなら、同じような感じで面接官に話を聞き出せば、過去の武勇伝や苦労話をしてくれます。

飲み屋で武勇伝を語る上司があなたを気に入ってくれるのと同じように、面接で武勇伝や苦労話を聞いてくれるあなたを面接は気に入ってくれます

面接は飲み屋ではないので、聞き方には注意は必要ですが、ぜひ面接官の武勇伝や苦労話を飲み屋で聞くような感じで聞いてみてください。

会社の危機やチャレンジ、立身出世の苦労話を聞く

一次面接では気軽に武勇伝を聞いても大丈夫ですが、2次面接以上で登場する役職者や役員に武勇伝をいきなり聞くのは失礼にあたります。

相手の立場を理解した上で、これまで経験した会社の危機、創業当時の苦労(会社の歴史)、苦難の時にあえて行ったチャレンジ、または現在の地位に至ったきっかけ(立身出世の成功話)を聞くようにしましょう。

そういった話を通して会社の理念や社員に求めるスピリッツを知ることができます。

また入社する意欲や熱意を伝えることもできるので、なお好感を持たれます。

コミュニケーションで関係をこじらせない質問の仕方

ビジネスのシーンでは以下のような質問するとコミュニケーションがうまく取れなくなります。

  • どうしたらいいですか?
  • 考えがあっているか教えてください。
  • もう少し具体的に教えてください

このような聞き方をすると、社内外に限らず知りたいことが知れません。

最悪の場合、質問に質問を重ねて「話のわからないやつ」「絡みにくい人」とお互いの評価が下がり、関係が悪くなります

質問によるコミュニケーションで相手との関係をこじらせたくないときは、質問をするときに以下の2つを意識する必要があります。

  • 自分がどうしたいのか=意図を伝える
  • 自分の理解を伝える

この2つの前提条件を相手に伝えないと、質問によるコミュニケーションは円滑にはかれません。

また、質問とは上記の前提条件の間にある部分の不明点を明確にする行為です。

質問をするときは、まず自分の置かれている前提条件やこうなりたいという意図を伝えるようにしましょう。

まとめ

面接における逆質問で何を聞いたらいいわからない人に向けて、逆質問をするときのコツと質問の仕方について解説をしました。

面接に限らず、人は自分の話を聞いてもらいたい傾向があります。

特に、過去の武勇伝や苦労話を熱心に聞いてくれる人に好感を持ちます。

面接では入社志望の会社で活躍するためのポイントやマインドを知るために、このような話をうまく聞き出すようにしましょう。

話を聞くだけで、あなたは他の求職者よりも面接官に良い印象を与えることができます。