会社で出世するには、上から引き上げてくれる人の存在が必要です
能力が高いだけでは、出世できないからです
日本社会は調和も大切!
上から引き上げてもらうには、信頼できる人と仲良くなる必要があります
あなたの能力目当てだったり、保身のために足を引っ張るようなズルをする人もいるからです
しかし、多くの人は相手の道徳心で人柄を見ているため、信頼を不変なものと思い込み、いざというときに裏切られて失敗をします
信頼は不変なものではない
人には得て不得手があります。
親・兄弟など100%に近い信頼のおける相手でも、できないことを期待しても意味がありません
会社の上司も同じです
評価を出世という形あるものにできる人もいれば、できない人もいます
つまり、信頼できる人が常に信頼できるとは限らないということです
信頼は、状況や相手の感情などシチュエーションによって変わります
この記事では会社で出世したり、人間関係を良好にしたりするために、信頼できる人の見分け方について解説をします
人柄を信頼できる人の見分け方
他人に感謝を伝えることのできる人は、人柄を信頼できます
感謝の気持ちを持っている人は、感謝した相手のことも信頼しているからです
基本的に感謝を伝えるときはポジティブな感情を抱いているため、相手にもポジティブな印象を持ちます
感謝の気持ちを伝えながら、その相手を嫌うことは難しい
つまり、日頃から感謝の気持ちを抱いている人ほど、お互いの利益になる行動をとりやすいということです
もし会社内でチームを作ったり、味方を作りたいと思ったときは他人に感謝の言葉を伝えている人を探しましょう
感謝を伝える人は人柄が信頼できるため、あなたの利益のために一緒になって頑張ってくれる人です
ストレスが多いと他人の言いなりになる
ストレス過多のときほど、人は他人の言いなりなりやすいという研究結果があります
ストレスが多いと機嫌が悪くなり、他人の言うことを素直に聞けないのでは?
と思うかもしれませんが、その逆です
疲れているときほど脳は判断することを拒否するため、よく考えずに他人の言うことを信頼しがちになります
相手の忙しいときに、ややこしい仕事を依頼したり、デートに誘ったりするとOKをもらいやすいのは、脳が疲れて正しい判断を下せないからだ
ストレスは忙しさや疲れ以外にも、社会的な不安からも感じることがあります
- 会社をクビになったらどうしよう
- この人に嫌われたどうしよう
など、社会的立場を脅かすものにも人はストレスを感じます
つまり、嫌われたくないが故に人は他人に対して協力的になります
同調圧力もその一種
会社内で立場が不安定な人は、仲間に引き込みやすく、不安からあなたに協力的になります
漫画やアニメに出てくる一匹狼のアウトローな登場人物が、一度仲間に引き入れると仲間のために精一杯頑張ってくれるのは、社会的立場に不安を感じて協力的になるからです
社内で孤立している人を見つけて、声をかけてみましょう
その人の不安を解消してあげれば、その人はあなたの信頼できる味方になってくれます
直感や衝動をコントロールできる人
行動を抑制できる人は信頼のできる人です
自分の直感や衝動に従って行動する人は、一度相手を疑ったら、それを決めつけて行動や考えを改めないため、手がつけられません
こちらが信頼しても、その信頼を勝手な思い込みであっさり裏切ってきます
反対に、行動を自分の感情や衝動と分けて考えることのできる人は、相手の意見を聞いたり、状況を分析してから答えを出します
そのため勝手な思い込みで、暴走することはありません
付き合う相手としては適切
他人の意見を聞かないワンマン社長が優秀であれば問題ありませんが、優秀ではない場合は、付き合っても裏切られる可能性があります
注意しましょう
地位の高い人は他人を信用するのか?
会社員が会社で成り上がるには、社内で地位の高い人に引き上げてもらう必要があります
地位の高い人は、会社の人事権を持っているからです
しかし、そもそも地位の高い人は低い人をどれくらい信用するものなのか?
答えを言うと、人は地位が高くなればなるほど他人を裏切りやすくなります
自力本願になり、他人を頼らなくなる
地位の高い人は、相対的に自分の能力の高さに自信を持っています
そして地位が低いと自分より劣っていると考えます
そのため、他人を信用することの意欲が低くなり、自分本位な行動が目立つようになります
しかし、人は群れをなす生き物であるため、地位が高くなると群れで地位の低いものを保護したり、協力しようという意欲が高まります
地位の高い人は、自分より地位の低い相手を信用はしていませんが、協力して保護すべき対象として見ています
自分が会社で出世するためには、社会的地位の高い人の庇護下に入り、協力を仰いで地位を高めていくしかありません
自分の地位を高めたのちに、能力の高さで相手を圧倒できれば、その相手と立場を逆転することができるようになります
不誠実を見抜く4つの仕草
最後に、不誠実な人を見抜く4つの仕草について紹介します
4つすべて仕草として出ることはありませんが、2つ3つと重ねって出たときは注意しましょう
話をしているときに
- 腕を組む
- 体を逸らす
- 顔に触れる
- 手に触れる
無意識に出てしまう行動にも意味がある
こういった仕草が複数出ているときは、
- 自信がない
- 話を聞いていない
- 実行する気がない
といったネガティブな感情を抱いています
人の信用度は状況や場面によって変わるため、上記の仕草が出たときは別の人に依頼をしましょう
頼るべき相手は、依頼する内容に変更する必要があります
自信のな人やそもそもやる気のない人に頼んで、後で裏切られたと後悔するだけになります
注意しましょう
まとめ
社会で成り上がるために、信頼できる人の見分け方について解説をしました
以下のような人たちは、その人柄を信頼できます
- 他人に感謝を伝えることのできる人
- 社会的立場の不安定な人
- 直感や衝動を抑制できる人
ただし、会社で出世するためには上から引き上げてもらう必要があります
社会的地位の高い人は、他人に頼らず裏切りがちですが、その庇護下に入ることで協力的になります
社会的地位の高い人に信頼されるように
- 直感や衝動を抑制
- 相手に感謝を伝える
などを行い、相手にも信頼されるようになりましょう