【本の要約】「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」お金の知識を身につける方法!
YoshinoriYoshinori

世界標準のお金の教養が身につく「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」を独自の会社でサラッと解説します。

こんな人におすすめ

  1. お金の知識がない人
  2. 仕事に悩んでいる人
  3. 詐欺に引っかかりたくない人

本書の内容はこんな感じです。

  • アメリカの平均勤続年数は4年半
  • 業界と職業の両方を変える転職は危険
  • 稼いだお金は常に狙われている
  • リターンの高い儲け話は詐欺
  • お金は生活に必要な金額だけあればいい
アシのMちゃんアシのMちゃん

さすがアメリカ。高校生でこんなにお金のことや将来のことを考えているだね。

YoshinoriYoshinori

そうだな。日本人は高校生どころか社会人もお金の知識がなさすぎる。

マネーリテラシーの低い日本の会社員は、手取りの給与しか気にしていないため、「給与ー手取り=税金」ぐらいのことしかお金を理解していません。

お金は、稼ぐことはもちろん、守ることや増やすことも必要です。

YoshinoriYoshinori

考えたことがあるか?社会に出たらどうやってキャリアを作り、お金を稼ぐのか?転職や独立、起業は必要か?

アシのMちゃんアシのMちゃん

う〜ん・・・ないです。仕事はやめたいけど、本気で転職や副業をしようとは思っていないし。

この記事では、人生の選択するために必要なお金の知識「稼ぐ」「守る」「増やす」について、基本的なことを解説します。

正しいお金の知識を身につけて、資本主義社会の勝者となろう。

アメリカの平均勤続年数は4年半

1つ目のポイントは、「アメリカのへ勤続年数は4年半」です。

アメリカではキャリア初期の20代のうちに転職する回数が多い傾向にあり、年齢に重ねるにつれ転職回数が少なくなります。

一方、終身雇用制度が崩壊した日本の平均勤続年数は12.4年です。25〜29歳の転職をピークに転職回数は下がり、60歳を過ぎると再び上昇します。

アシのMちゃんアシのMちゃん

勤続年数ながっ!意外とみんな転職しないね。

YoshinoriYoshinori

そうだな。終身雇用制度が崩壊したといっても、率先して転職しようとする人はまだまだ少ない。

アシのMちゃんアシのMちゃん

日本人はなんで転職しないの?

日本人に限らず、人間は変化に備えることが苦手です。

それは「いまの生活がずっと続く」という根拠のない思い込み(現状維持バイアス)に、脳が支配されているためです。

特別なことをしなければ未来はこのまま変わらないと思い込んでいるため、自ら仕事や環境を変化させるような行動を取ろうとしなくなります。

結果、外的要因により仕事や環境の変化が訪れてから対応をするため、万全の状態で変化に対応できなくなります。

特に、古来より海に囲まれて外的な要因が訪れることの少ない日本では保守的な傾向が強く、さらに現状維持バイアスに脳が支配されているため、積極的な転職活動をしなくなります。

しかし、これから訪れる日本の未来は少子高齢化や経済の国際化の波を受けて、転職や副業を余儀なくされる社会となるため、それら社会の変化に対応をしていく必要があります。

今の会社に安穏としていられる日は短いかもしれません。

業界と職業の両方を変える転職は危険

2つ目のポイントは、「業界と職業の両方を変える転職は危険」です。

転職は4人に1人は後悔したと感じるほど、失敗する確率の高い活動です。

アシのMちゃんアシのMちゃん

どんな時に失敗したと感じるの?

YoshinoriYoshinori

全世代で共通している転職失敗の理由は、「ミスマッチ」だ。

転職をすると、自分の思い描いていた理想と現実の間で苦しむことが多々あります。

それは仕事内容であったり、会社の風土や雰囲気であったり理由は様々ですが、転職してから「思っていた職場と違う」と思い、転職を後悔する人は後をたちません。

なぜ、転職は失敗するのか?

原因の多くは「リサーチ不足」です。

自分の転職活動にも関わらず、ボクたちは業界のことや職業のことをよく知らずに、なんとなく勘で転職先を選んでしまいます。

その中でも最も危険なのは、業界と職業の両方を変える転職をする人です。

業界か職業のどちらか一つが同じであれば、ある程度転職先のことを理解しているのでミスマッチはおこりにくいのですが、両方を同時に変え、リサーチ不足のまま転職をすると高い確率でミスマッチが発生し、転職を公開することになります。

転職をするときは、同業種や同じ業界に転職して、転職先の会社をよく調べてから転職をするようにしましょう。

稼いだお金は常に狙われている

3つ目のポイントは、「稼いだお金は常に狙われている」です。

しかも狙っているのは、犯罪者や詐欺師だけでなく、保険やリボ払いなど親切なふりをした普通の商品や税金までもあなたの大切なお金を狙っています。

資本主義社会の日本では、無知であることは貧乏になることを意味します。

テクノロジーが進歩するにつれ、犯罪や商品も進歩しています。

あの手この手であなたのお金を狙ってきているので、十分に注意しましょう。

リターンの高い儲け話は詐欺

4つ目のポイントは、「リターンの高い儲け話は詐欺」です。

アシのMちゃんアシのMちゃん

それはまぁ、騙される方もわるいよねぇ。

YoshinoriYoshinori

というが、本当の詐欺はかなり巧妙で騙された当人も騙されたとわかっていないケースが多い。

2008年史上最大級の巨額詐欺事件 バーナード・ローレンス・マドフ <Wikipedia参照>

そもそも本当の儲け話というのは、一部の金持ちか特権階級の間にしか出回っていません。

少なくともボクたちの身近には転がっていない話なので、美味しい話には十分に気をつけるようにしましょう。

お金は生活に必要な金額だけあればいい

5つ目のポイントは、「お金は生活に必要な金額だけあればいい」です。

人間の欲望にはキリがないので、闇雲に稼ぎ続けても意味がありません。

お金を稼ぐことは大切なことですが、1年間に400万円しか必要がないのに1,000万円を稼ぐ必要はありません。

老後の貯蓄のためと考える人もいますが、老後の貯蓄は投資で作ればいいだけです。

老後の資金が1年で240万円必要であれば、たとえば6,000万円を投資に回して出る4%の利回りで生活することもできます。

そうすれば、無駄に苦労をして働く必要もなくなります。

くわしくは、FIREの記事を読んでください。

まとめ

  • アメリカの平均勤続年数は4年半
  • 業界と職業の両方を変える転職は危険
  • 稼いだお金は常に狙われている
  • リターンの高い儲け話は詐欺
  • お金は生活に必要な金額だけあればいい