買い物依存症の治し方!物欲をコントロールする方法!
アシのMちゃんアシのMちゃん

無駄遣いばかりしてお金がたまらない。変なものにお金を使わないためには、どうしたらいいですか?

お金は、モノや体験と交換するための「引換券」です。

貯めたり、増やしたりするだけでは意味がありません。
お金は使うことに意味があります。

しかし、お金を貯めたり増やしたりする以上に、使うことにむずかしさを感じる人も多くいます。

アシのMちゃんアシのMちゃん

お金はたくさん欲しいけど、何に使ったらいいかわからないよね。

ノリトモノリトモ

お金の無駄遣いは、「何に使うか」と「お金を使いやすいタイミング」を理解しないと治らないぞ。

お金を無駄遣いしないためには、2つのことを意識する必要があります。

人生にとって意味のあるモノに引き換える
思わずお金を使ってしまう罠を避ける

これらのことに注意を向けないと、物欲がコントロールできずに、

変なものにお金を使う
見栄のためにお金を使う

という、無駄遣いのループにハマってしまいます。

この記事では、無駄遣いを治すために、ついお金を使ってしまうタイミングや罠を避けるための方法について解説をします。

ノリトモノリトモ

自分の価値観に沿ったお金の使い方を知ることが大切!

財布のヒモが緩むタイミング

普段から節約を心がけている人でも、つい財布のヒモが緩み、衝動買いなどをしてしまうタイミングがあります。

それは、自尊心が傷ついたときです。

自尊心とは、自分のことを誇らしく思う気持ちのことです。
似たような言葉には、「自己肯定感」や「プライド」があります。

自尊心が傷つくと、自分に自信が無くなったり、自暴自棄になったりします。

「自分なんて・・・」という、自分で自分を攻めてしまう心理状態のことです。

このように自尊心が傷つくと自信がなくなり、やけっぱちになり、これまで我慢していたものが一気に吹き出し、衝動的な買い物が増えます。

アシのMちゃんアシのMちゃん

お金とかどうでもよくなるよね。

ノリトモノリトモ

自尊心の低い人の特徴には、「衝動買いをしやすいこと」と「無駄なものを買いやすい」というものがある。

定期的に自分へのご褒美を買う人がいます。
これは自尊心の低さの表れです。

自分へのご褒美を買うことで、自分に自信をつけようとする心理的な衝動買いです。

自信をつけるための心理的な衝動買いであるため、

高級品(ブランド物)を買う
ホストやキャバクラに通う

など、人生にとって意味のないモノにお金を使いがちになります。

そのときの感情に流されなければ、無駄遣いはしません。

感情に流されないメンタルを作りましょう。

物欲をコントロールする方法

お金は、人生に意味のあるモノと引き換える「交換券」です。

そのためお金を使うときは、「それが自分の人生にどんな影響を与えるのか?」など、お金を使う意味を自分に問いかければ無駄遣いはなくなります。

実用性はあるのか?
長く使えるか?
どんな体験ができるのか?

など、「欲しい」という欲求に目を向けずに、買った後の未来を想像することをおすすめします。

「欲しい」という欲求にだけ目を向けると、財布のヒモが緩くなりますが、機能や体験に目を向けると、ボクたちはモノに対する評価が厳しくなります。

損や無駄な時間を使いたくないからです。

ノリトモノリトモ

過去の体験に目を向けるのもいい。

過去の体験に目を向けると、さらに財布の紐がかたくなります。

過去に似たようなモノを使った経験があれば、無駄なモノがわかるからです。

買ったけど、あまり使わなかったモノは「じゃあ、いいか」となります。

物欲をコントロールするには、現在の感情ではなく未来に目を向けましょう。

マーケティングの罠を打ち破る

街中には無駄遣いをするための罠が張り巡らされています。

商品を売るために、お店側もさまざまな工夫を凝らしているからです。

商品の値札を小さくして、値段ではなく商品に目を向かせる
インフルエンサーを使って、商品価値と安心感を高める

など、その方法はさまざまです。

そうしたマーケティングの中で、無駄遣いをしがちな人が陥りやすい罠が「ゴルディロックス効果」と「デコイ効果」です。

ゴルディロックス効果とは?

ゴルディロックス効果は、通称「松竹梅の法則」と呼ばれています。

松竹梅の法則は、ちょうどいい真ん中を選ぼうとする購買心理のことです。

商品を3つの価格帯に分けると、多くの人が真ん中を選びます。

そのためお店側は、顧客単価を上げるために売れなくてもいい高額商品(松)をあえて売りたい商品(竹)の横に並べます。

そうすると、梅と竹だけを並べたときより竹の商品が売れる確率が高くなります。

少しの無駄もなくしたければ、自分が本当に必要な商品の質や量を見極めて余計な情報に惑わされないようにしましょう。

反対に、困ったことがあれば真ん中のものを選ぶと後悔は少ないという心理現象もあります。

優柔不断で選ぶことが苦手な人は、損することを覚悟の上で後悔しないように真ん中を選ぶのも良いかと思います。

デコイ効果

商品を3つ用意しなくても、売りたい商品を売る方法もあります。

それが「デコイ効果」です。

デコイ効果は、明らかに劣っているを囮(デコイ)に使い、他の商品などを魅力的に見せる手法のことです。

こうすることにより、売り込みたい商品に人の物欲をコントロールすることができます。

外国産の食品の隣に少し高額の国産の食品を並べると、国産の食品の売り上げが伸びます。

同じ食品ですが、外国産を買うより品質と味の良い国産の食品に魅力を感じるからです。

しかし、外国産の食品を避けたところで、インスタント食品や冷凍食品、外食などでは外国産の食品が使用されている可能性が高いため、スーパーなどで国産の食品だけを購入する意味はありません。

デコイ効果を破るためには、広い視野で選択を増やし、必要について考える必要があります。

外食などで国外の産地のモノを摂取している可能性
インスタントやレトルト食品などで摂取する可能性

同じ条件で同じモノを比べると、高いものほど良いモノと判断しがちになります。

友人や家族と外食することの価値
時間を節約するためにレトルト食品を食べる価値

など、違う条件のモノを比較して、重要度の高いモノや意味のあるモノにお金を出せるようにすると、無駄遣いはなくなります。

まとめ

  • お金は幸せの引換券
  • お金を使うことは難しい
  • 自信がなくなると、衝動買いが増える
  • 購入した後の未来に目を向ける
  • 過去の体験と比較する
  • 無駄遣い罠をくぐり抜ける
  • 自分の価値観に照らし合わせる
  • 簡単な比較でモノの良し悪しを判断しない