
いまより幸せになりたいと思っていませんか?
人は、幸せになろうとすると不幸になります
幸せを求めると、不幸から逃れようとするからです

不幸から逃れることで、幸せになれるんじゃないの?

違うな。幸せは不幸の先にあるんだよ

???
ボクたちは不幸を感じることで幸せを認識することができます
辛い試験勉強の先に、合格した喜びがあり、また試験勉強をしなくてもいい日常に喜びを見出すこともできます
試験勉強もなく高校や大学、就職試験に合格をすると、そこには喜びも感謝もありません
また、辛い試験を乗り越えるという経験をしていないため、試験を経験した人と比べると圧倒的に経験と成長が不足してしまいます
感動もなく成長もない状態では、人生の中で幸福を感じることもできず、困難に打ち勝つためのメンタルも養えません
こうした状態で幸せを追い求めると、失敗ばかりする自分に嫌気が差し、最終的に不幸になってしまいます
しかもその不幸から抜け出すための力量がないため、幸福な状態に辿り着くこともできなくなります
この記事では、幸せになる方法ではなく苦しいことに向き合うことで幸せになる方法について解説をします
幸せは結果として手に入るもの
幸せを
- 誰かから与えてもらうもの
- 自分で掴み取るもの
と考えていませんか?
幸せは、苦しいことと向き合った結果として手に入るものです
- 新しいことや難しいことに挑戦をしたり
- 誰かのために一生懸命になったり
困難な状況と向き合い行動を続けることで、幸せは手に入れることができます
幸せは追い求めず、目の前の困難に向き合うことが大切です

困難なことの先に幸せはある
心と感情はコントロールできない
困難に打ち勝つ自信のない方もいると思います
困難に打ち勝つ自信がないのは、心と感情をコントロールできないからです
困難を目の前にすると
- 自分には無理
- 結局失敗するから意味がない
と、ネガティブな感情にとらわれてしまいます
しかし、ネガティブな感情を無理に引き剥がそうと
- 自分にはできる
- 失敗にも意味がある
と考えても、ネガティブな考えや感情は無意識に湧き上がってくるため、いつまでたっても感情を引き剥がせなくなります
そうして
- やっぱり自分には無理だった
と、自分に絶望して鬱や嫌な気分に苛まれることになります

人は心と感情をコントロールできない
人がコントロールできるのは行動のみです
人は目の前の困難に向き合い、行動することでしかネガティブな感情や不幸を振り払えません
では、どうすれば行動をコントロールできるのか?
以下の項目で、解説を続けます
感情と自分を切り離す
人の心や感情には
- 頭の中で思考する自己
- それを観察する自己
の2つの自己が存在しています
多くの人は、頭の中で鳴り響く自分の思考に注目しがちになります
頭の中の声は際限なく、呟き続けるからです
行動をコントロールするには、思考する自己の影響を少なくする必要があります
- 運動するのがめんどくさいなぁ
- お菓子やアイスが食べたいなあ
などの声に耳を傾けると、誘惑に負けて運動やダイエットなどの習慣化を続けることが難しくなります
自分の頭の中に流れる思考や感情は、頭の中で判断や処理をせずに、観察して受け入れることが大切です
- 自分には、運動をめんどくさいと感じる心がある
- いま、お菓子やアイスを食べたいという欲求を感じている
など、心や感情をただ眺めて、そういう自分がいるということを受け入れましょう
心や感情を受け入れることで
- 運動を始める
- お菓子やアイスを食べない
など、自分にとって意味のある行動に移すことができるようになります

行動をコントロールしたければ、感情と行動を切り離して考える
第3の選択肢を用意しておく
しかし感情と行動を切り離したくても、つい心の声や誘惑に負けてしまうのが人です
そうしたときは、第3の選択を用意しておくと自分にとって良い行動を続けることができます
- 運動をする or しない
- お菓子を食べる or 食べない
という、やる・やらないの2択で行動をコントロールするのではなく
- 運動をする or しない、それとも軽いウォーキングをする
- お菓子を食べる or 食べない、それともガムを噛む
など、第3の選択肢を用意することで、やらないという一番悪い選択肢を選択しなくなります
第3の選択肢を選択することで、自分のための行動を途切れさせることなくコントロールし続けることができるようになります
まとめ
人は幸せを求めると不幸になります
不幸にならないためには、自分の行動をコントロールすることが大切です
自分の行動をコントロールするためには、心や感情に目を向けず、ネガティブな感情などをコントロールしようとしないことです
頭の中の声=心や感情に目を向けると、コントロールの聞かないネガティブな感情に流されて、最良の判断ができなくなります
心や感情はただ観察して受け入れ、行動のみをコントロールするように心がけましょう
行動をコントロールすることの難しい人は、やる・やらないの2択ではなくやらないよりマシという第3の選択肢を用意しましょう
そうすることで、自分にとっての良い行動を続けることができます